人生リブート指南(55)何が悪いって「食べ物を粗末にする」のが一番悪い
進駐軍の残飯を食って生き延びて「究極のV字回復」を遂げた日本人なのに、いまや食べられるモノを平気で捨てられる飽食民族です。
これは例の五輪がらみの話だけでなく、街を見回してもザラに見つかります。
恥ずかしながら私も高度成長期の子供でしたので、結構食べ物を無駄にしてきました。
同世代には「おまけのカード欲しさに『仮面ライダースナック』を大量買いし、カードだけ取ってお菓子は捨てる」といった金満キッドもいましたが、さすがにあそこまでひどくはなかった(私は「いらない」という友達の分までちゃんと全部食べてました)。
とはいえ「無駄を憎んできたか?」と訊かれたら、ハッキリ「うん」とは言い難い・・・。
その罪滅ぼしじゃないですが、今は自分なりに「フードロス対策」をしています。
スーパーやドラッグストアの賞味期限間近コーナーは必ず覗き、できるだけ買うようにしてるんです。
日本の食品は梱包がキチンとしてるからちょっと古くなってても問題ないし、野菜だって少しくらいしなびてたって味に大差はない。
まぁ、そういうものには「値引きされてる」という大きな魅力もありますが、それはあくまで「フードロス対策への協力ボーナス」ということで。
あくまでも第一の目的は「無駄を減らす」なんだからね!
画題「これは言い訳じゃないんだってば!」
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