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セージの耳打ち#256 だから私は「歩く」のです

私は自動車が好きではない。
ぶっちゃけて言うなら「嫌い」なんです。
だから極力「歩く」ようにしています。

車は「物流手段」とか「公共交通」のために必要最低限走っていればいいと思うし、ドラレコの普及で明るみに出た「あおり運転の横行」を考えると、自動車免許の交付は猟銃免許並に厳しくすべきだとも考えます。

これまでに「自動車によって奪われた命」の数を考えると、特にそう思うんです。
東京にいた頃、近くの公共施設で「みなさんにかわいがっていただいていた地域猫の⚫⚫ちゃんが、⚫月⚫日に交通事故で天に召されました。注意深い子だったんですが、その日はうっかりしたのかもしれません」という貼り紙を見たときは、その場で卒倒しそうになりましたよ。

こないだの雨の日、道を歩いていたら、真ん中にカタツムリがいました。
このままだと誰かに踏みつぶされてしまうのは必定なんで、つまみ上げてブロック塀の上に乗せときました。

もしも私が車で通っていたらカタツムリの存在には気づけなかっただろうし、踏みつぶしていた可能性も高い。
それを考えた私は「あー、歩きで良かった」と安堵すると同時に、「これからものんびり歩き続けよう」と誓ったのでした。

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