後悔してももう遅い!|ネット炎上で大問題になった実例《5選》
こんにちは、逆SEOペンギンです。
今日は何の事実もないのに
ネットの心無い誹謗中傷によって警察沙汰になった、ネット炎上の事例を5つ解説していきたいと思います。
1、苗字が同じなだけで大炎上
関東の高速道路で2017年6月に、大型トラックが車に追突し、2人が死亡した事故がありました。
この事故が起きるまえ、追突された車は、別の車に煽り運転を受け、高速道路で無理やり停車させられていたのです。
煽り運転をし、追突事故を引き起こした人物として石橋容疑者が逮捕されました。
ネットでは、痛ましい交通事故として多くの人が悲しみの気持ちを寄せていました。この事件が起きたあと、大手ネット掲示板である5ちゃんねる(旧2ch)に匿名で次のような書き込みがありました。
■逮捕された石橋容疑者の情報
[住所]福岡県中間市○○○
[勤務先]石橋建設工業株式会社
[勤務先代表者]石橋○○(※実父)
[勤務先住所]福岡県○○○
逮捕された石橋容疑者の個人情報や、勤務先がまとめられた書き込みです。
この情報がでまわると、事件に関わったとされる石橋容疑者を良く思っていない人々が、こぞって「石橋建設工業株式会社」に嫌がらせを始めました。
しかし、5ちゃんねるに書き込まれた情報はすべて間違っており、「実父」と書かれた代表者の名前や、会社名は、石橋容疑者とはまったく関係の無い情報だったのです。
一般人に間違った情報を流され、無関係な企業が大きな損害をうけたケース
電話番号の情報は特に広がりやすいです。
間違った情報とは知らずに、多くの人がネット上に石橋建設工業株式会社を
誹謗中傷する書き込みをしました。
また、被害はネット上だけではなく、石橋建設工業株式会社に直接嫌がらせの電話をかける人も出てきました。
1日に100件近くかかってくることもあったようです。
石橋建設工業株式会社は、一時業務が行えない状況にまで追い込まれました。
2、嫌がらせで200万円
掲示板にデマ情報を書かれた不動産があります。
2010年ある暴行事件の犯人として逮捕された男と同姓の不動産業者が、インターネット上で「容疑者の実家」と事実無根のデマ情報をかかれたことで、誹謗中傷に合う事件がありました。
また、不動産会社に、暴行事件への抗議電話や、嫌がらせ電話などの営業妨害行為をする人もいました。
不動産会社は、約200万円をかけて10万枚の打ち消しチラシを配布したり、業界団体に文書を出したりすることで、炎上を鎮火させました。
事実無根だったのにもかかわらず誹謗中傷を受けていた期間の損失を誰も保証してくれませんし、打ち消すための費用も保証されません。
3、芸能出没のデマ情報
2010年Twitterにかかれた有名芸能人出没情報をうけて多くの人が押し寄せたことで多くの負傷者を出す事件がありました。
Twitterにかかれた芸能人出没情報はデマ情報だったのにも関わらず、小さな空間に何万人もの人が押し寄せました。
警察や救急の出動もよぎなくされ負傷者も多くでました。1つのインターネットの書き込みが大混乱を招いたとして、記憶に残る事件となりました。
国民の税金で働いている警察や救急まで巻き込んでいる点やケガ人がいる点でどれだけの人が迷惑をうけて、損害を被ったか計り知れません。
4、スマホ通信速度解除「裏技」デマ情報
2013年 「裏技」と題して、スマホ通信速度を解除する方法がTwitterに書き込まれました。キーパッドで『1』を2回、『0』を1回押して、03秒以内に通話ボタンを押して15秒くらい待つとピーと音が鳴って通信制限が解除される
しかし、この「裏技」はデマ情報であり、「110」の警察に電話がつながってしまうものでした。
当時スマホの通信速度が遅くなることに多くのひとが困っていたため、よく考えずに「裏技」を試したことで、警察に電話をかけてしまった人は少なくないようです。
警察が注意喚起するほど話題となりました。
笑い事ではなく、このデマのせいで
警察の業務が滞ってしまったのは日本国民全てに関わる損失です。
5「ライオン脱走」のデマ情報で逮捕者
2015年Twitterに「地震のせいでA動物園からライオンが放たれた」などと投稿し、多くのひとが混乱した事件がありました。
しかし、A動物園に事実を確認したところ、ライオンが脱走した事実などはなくデマ情報であることがわかりました。
A動物園には、100件以上の問い合わせが寄せられました。Twitterにデマ情報を流した犯人は、偽計業務妨害の疑いで逮捕されました。
本当に無責任な人たちのせいで何度も何件もあってはならない事件が起きています。
ネットの恐ろしさは、問題の甚大さを1人1人が理解して動かないといけないのです。
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