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ネットショップへの集客【Yahoo!広告の出稿方法】

こんにちは、NETSHOP FACTORYの仲谷です。

こんな方はぜひご覧ください!
・ECショップを始めたばかりの方
・アクセス数を増やしたい方
・広告について情報収集をしている方

このnoteでわかること
・Yahoo!広告の種類と出稿方法
・Yahoo!広告とGoogle広告のユーザー層の違い


Yahoo!広告とは

Yahoo!広告とは、Yahoo! JAPANに広告を配信できるサービスのことです。

2021年現在、「検索広告」と「ディスプレイ広告(YDN)」の2種類があります。
広告の掲載場所は、Yahoo!の検索結果と提携先サイト(Excite、So-net、Amebaなど)です。
費用は1クリック毎に課金されるクリック課金制です。

①検索広告

検索結果の最上部に表示されるテキスト型の広告です。

自社商品やサービスに関連するキーワードを設定し、そのキーワードを検索したユーザーへ広告を表示します。

キーワードごとに設定した「上限クリック単価(支払い上限額)」と「広告の品質」に応じて、同じキーワードを設定している競合とオークションが行われ、広告の表示有無や掲載順位が決まります。


▼メリット
・検索キーワードがマッチした際に表示されるので、購買意欲の高いユーザーにアプローチができる

▼デメリット
・テキスト表示なのでブランディングには適していない
・文章力が必要

②ディスプレイ広告(YDN)

Yahoo!ニュースなどに、イラストや写真などの画像または動画を使って訴求できるポスター形式の広告です。


バナー広告と呼ばれることもあります。表示の仕組みは①の検索広告と同じです。


▼メリット
・視覚的効果により潜在的な顧客にアプローチができる
・自社商品やサービスのブランディングに適している

▼デメリット
・検索広告に比べコンバージョン(成果)が低いことが多い
・クリエイティブ制作のスキルが必要


Yahoo!広告を考える上で欠かせない要素が、Google広告とのユーザー層の違いです。
現在、検索エンジンといえばGoogle検索が一般的ですが、’90年代の日本ではYahoo! JAPAN検索の方が有名でした。

その背景からYahoo!広告のユーザーは40代以上のミドルシニア、及び主婦層が多いと言われています。
また、スマホよりもPCユーザーが多めというデータがあります。

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Yahoo!広告の出稿方法

Yahoo!広告の種類と概要を理解したら、次は出稿方法を見ていきましょう。基本的な流れは、お申し込み→広告管理ツールでの設定の2ステップです。


・お申し込み

Yahoo!広告の公式ページ「無料でアカウント開設」から申し込みをします。

まずは会社情報やID・パスワードの設定を行います。
運営サイトURLには会社情報を記載する必要があります。情報漏れがあると、アカウント開設の審査を通りませんので注意しましょう。

・広告管理ツールでの設定

アカウント作成が完了したら、管理画面にログインし広告作成に進みます。

ログイン後「簡単広告作成」を勧められますが、今回は各種設定を自分で行う方法で開設します。「簡単広告作成機能をスキップして広告管理ツールで設定を行う」に進んでください。

①キャンペーン作成

キャンペーンとはYahoo!広告の単位です。「キャンペーン作成」からガイドに沿って進み以下の項目を設定していきます。

・基本情報(キャンペーンタイプとキャンペーン名)
・予算と掲載条件
・ターゲティング設定(配信するデバイス、地域、曜日と時間帯)

基本情報のキャンペーン名、及び予算と掲載条件は広告出稿後にも変更が可能です。

②広告グループ設定

広告グループとはキャンペーンの下に登録されるグループのことで、キーワードと広告で構成されています。広告グループ名と入札価格を入力します。

③キーワード作成

広告で出稿したい商品やサービスと関連性のありそうな語句(もしくは語句の組み合わせ)や、ユーザーが検索するであろうキーワードを入力します。
キーワードは複数登録できます。

④広告作成

検索結果に表示される見出しと説明文、サイトURLを入力します。

見出しは半角30文字(全角15文字)を3つまで設定できます。
この見出しは、出稿する広告文になるので、ユーザーがクリックしたくなるような魅力的なテキストを作りましょう。

以上で広告出稿の準備は完了です。

⑤配信設定

続いて配信設定を行います。広告の露出拡大を防ぎ、見込み客にしっかりリーチするために重要な作業です。

▼除外キーワードの設定

「ツール」→「対象外キーワードツール」で関連性の低いキーワードを設定しましょう。

「関連性の低いキーワード」とは、設定したキーワードとの組み合わせが想定されるものの、自社製品やサービスには関連しない語句のことを指します。

例えば、自社商品がインポート(外国製)の子供服だった場合、入札キーワードを「インポート服」に設定したとします。検索ユーザーの中には、大人用やペット用の服を探している層も考えられますので、「大人」「ペット」を除外設定しておくことで、見込み違いユーザーへの出稿を予防できます。

▼地域と配信日時

主に店舗集客の際に設定する項目です。「ターゲティング」から広告を配信する都道府県(東京は市区町村まで)と曜日・時間帯を選択しましょう。

▼コンバージョンタグ発行

コンバージョンとは、広告を見たユーザーがどのくらい購買(アクション)したかという
広告成果のことで、広告の効果を測る大切な指標です。

「ツール」→「コンバージョン測定」→「+コンバージョン測定の新規設定」からタグを作成します。

設定したコンバージョンタグをコピーし、コンバージョンページ(サクセスページ)の「コンバージョン測定タグ」に貼り付けます。

⑥入金設定

広告料の入金情報は「資金管理」で行います。支払い方法はクレジットカード又は銀行振り込みの2種類から選べます。

以上で配信設定は完了です!

広告の入稿後、Yahooが広告掲載ガイドラインに沿って事前審査(3営業日程度)します。これをクリアすると広告配信がスタートします。

まとめ


①Yahoo!広告は2つのタイプがある
②Yahoo!広告の作成は専用の管理画面から行う
③Yahoo!広告のユーザー層はミドルシニア&主婦層が多い


Yahoo!広告の出稿方法について、流れをつかめたでしょうか?

大半の設定は選択肢の中から選ぶ形式です。初めて設定する時は戸惑うかもしれませんが、まずは登録し実際に触れてみることをオススメします。


ただ、コンバージョンタグの設定は難易度が高いので、アドバイスが欲しいという方も多いと思います。
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