Kimie

旅の途中でゲーテアヌムと出会いシュタイナーに興味を持ち始める。帰国後、日本シュタイナー…

Kimie

旅の途中でゲーテアヌムと出会いシュタイナーに興味を持ち始める。帰国後、日本シュタイナー学校教員養成講座を受講・修了。Eurythmieに惹かれ、今秋スイス留学🇨🇭

マガジン

  • オイリュトミー日記 〜魂のこよみと共に~

  • 四季の祝祭に集う

    四季の祝祭を一緒にお祝いしましょう。 祝祭に込められた想いを知り・考え・感じてみましょう。

  • Journey 2020

最近の記事

マクロビオティックとシュタイナー。

私みずからは 宇宙の光に魅了されて 身を隠そうとしている。 だから予感よ、現れよ。 そして感覚の仮像の中で 自分を失いかけている 思考の力の代わりに 力強く働け。 マクロビオティックと出会ってかれこれ15年以上になる。そして、理想の女性の一人でもある師と出会えたから、マクロビオティックを続けることができている、思う。 留学出発前にどうしても会いたくて、久々に彼女のクラスに参加してきた。 その日の参加者は私ともうお一人。偶然にも、いや、すべては必然。その方はシュタイナー幼稚

    • 父との山歩き。

      自分の内部から 私自身が甦った。 そして みずからが時間と空間の働きの中で 宇宙を開示するものとなった。 宇宙が いたるところで みずからの姿の真実を その神的原像を 私に現している  日本では春の大型連休GW。久しぶりに山登りをした。往復3時間。 父いつ振りだろう、父と2人で山登りをしたのは。父はいつも1人でふらっと山に行くから、前日になって「一緒に行っていい?」ということになった。 父はいつも私の後ろを歩いてくれる。後ろから守ってくれる。「枯れ木や草木には掴

      • ラウトオイリュトミー

        光は 霊の深みから現れ 空間の中で 実りゆたかに働きながら 神々の創造行為を 明らかにする。 その光の中で 魂の本質は  宇宙存在まで拡がりつつ 狭い みずからの内なる強制を脱して 今 新たに甦ろうとする。 4月のオイリュトミーで初めて宿題が。 「次回は、それぞれラウトオイリュトミーを作ってきましょう。短いもので良いので…短歌や俳句など…。」 それを聴いて心がワクワクした。その詩から、ひとつひとつの音からどんなイメージや感情が湧き上がるか。それを発する言葉ではなく、動きでど

        • 恐れを手放す。

          「私は自分であることの本質を感じる。」そう語る感情は 陽光の明るい世界の中で 光の流れと ひとつになる。 そして思考の明るさに熱を贈り 人間と世界を かたく ひとつに結びつけようとする。 やっと航空券を買った。つまり、出発日を決めた。やっと、というくらい、あれこれ迷って決めるまで時間かかかったんな 私の場合、会社に属している訳でもなく、転勤でもないし、大学生の留学でもないし、家族などの同行者がいる訳でもないし、本当に私個人の意志で行くから、ほぼすべてが自由であり、その分ひと

        マクロビオティックとシュタイナー。

        マガジン

        • オイリュトミー日記 〜魂のこよみと共に~
          7本
        • 四季の祝祭に集う
          2本
        • Journey 2020
          29本

        記事

          私のオイリュトミーの先生。

          自分自身を忘れ しかも 自分の根源を忘れりことなく 人間の成長する自我が 宇宙の万象に語りかける。 「個我の呪縛から私を 解放するお前の中でこそ 私はみずからの真実をきわめたい。」 毎月、先生のところにオイリュトミーを習いに行っている。 自宅から少し遠い。でも、毎月とてもたのしみにしている。 彼女に出会えたことが私のオイリュトミーを変えた。私の人生を変えたと言っても過言ではない。まさに留学のきっかけをつくってくれたのは彼女だ。 私は彼女のオイリュトミーが好きだ。 何にお

          私のオイリュトミーの先生。

          春、留学前のデトックス合宿。

          思考の力が 果てしない 外なる感覚世界の中に 自分を見失うとき、 霊界が 人間の萌芽を ふたたび見つけ出す。 人間の萌芽は おのれの種を 霊界の中に見出し、 そして おのれの魂の実を みずからの中に 実らせねばならない。 マクロビオティックに出会ったのは大学生のころ。お気に入りのパン屋さんに『無双原理』という本が置いてあったのがきっかけだった。その頃、体調を崩してお肉お魚などをとらない生活をしていたが、『マクロビオティック』という思想というか生き方に出会えたことは、私にとっ

          春、留学前のデトックス合宿。

          オイリュトミストになることを決めたこと。

          太陽が 宇宙の彼方から 感覚に語りかけると 視ることの喜びが 魂の奥底から湧き上がり 陽光と一つになる。 その時 想いが 自分のからだから 遠く空間の果てにまで流れ 暗く不確かに 人間の本性は霊なのだと感じ始める。 オイリュトミー学校へ入学することを意識し始めたのは、昨年は春。ちょうど今頃だった。その頃私は、これからどのでどのようにオイリュトミーを深めていくのか模索していた。何人かの先生のレッスンを受けてみたり、本を読んだり。オイリュトミーを通して何を求めているのだろうかと

          オイリュトミストになることを決めたこと。

          Pentecostes 聖霊降臨祭

          キリストの昇天を経験した使徒たちは孤独感を味わいました。 しかし、聖霊降臨祭の日曜日に集まったとき、使徒たちは自分たちのところに聖霊が下りてきたことを感じたのです。 ○聖霊降臨祭とは イエス・キリストが復活(イースター)して50日後、昇天して10日後に, 祈りを捧げていた使徒たちの元に聖霊が下りてきて、聖霊に満たされたことを祝うお祭りです。収穫感謝祭の「五旬祭」の日でした。 ギリシャ語で50日目を意味する「Pentecostes ペンテコステ」を語源としています。2022年

          Pentecostes 聖霊降臨祭

          Easter イースター

          ○イースターとは 3月21日春分の日を境に、太陽は月よりも強くなり、太陽の描く日周軌道は広がり高くなります。春分後の満月後の日曜日(つまり、日が長くなり始めるとき)イースターをお祝いします。 イースターは復活祭と訳されているキリスト教の祝祭です。イエス・キリストがなくなって3日目に復活したことを祝うお祭りです。 Easter(英)Ostern(独)の名前の由来は、ゲルマン神話の春の女神「eostre エオストレ」や、この女神の名前を冠した春の月名「Epstremonat

          Easter イースター

          +++ 07.10.2020

          お家に帰ったら、金木犀の香りがした。 柿やアケビが実り、 初めて育てた菊芋の花が咲いていた。 久しぶりにいただいたお味噌汁や煮物、うるち米。 この空気や食物、人々の感覚。 日本は水の国だと、今改めて感じる。 旅から持ち帰ったもの。 聖ヤコブの象徴、ヤタゴ貝。 リクヴァレで惹かれた陶器のカップ。 マルセイユには行ってないけど、マルセイユの石鹸。 ルルドの泉のお水。 ルドルフ・シュタイナーの魂の暦。オイリュトミーフィギュアのカード。 目の前に天から落ちてき

          +++ 07.10.2020

          Day 28-29. 05-06.10.2020

          とうとう、帰る日になりました。 帰りたかった、のか、名残惜しいのか。よくわからない。 私が本当にやりたいことをすることが、いつか必ず家族や友人や見知らぬ人の手助けとなって恩返しできるはず。 私がこれまでも、この旅でも、そういう人々に助けられてきたから。 人は一人では生きていけない。 心から尊敬できる人に出会えたことが何よりの私の財産。 覚え書き ・直感 Inspiration ・愉しみ Be pleasure ・ステンドグラスのワンピース ・ルチファーとアーリマ

          Day 28-29. 05-06.10.2020

          Day 27 04.10.2020

          今日は木枯らしが吹くような1日。晴れたり曇ったり雨が降ったり。季節が変わろうとしている。 モンマルトルの丘へ。 ムーラン・ルージュ。 アメリが働いていたカフェ。 丘の上のサクレ・クール聖堂。 まだ行けてなかったセーヌののシテ島へ。 ノートルダム大聖堂。 昨年の火災より、復旧が進められている。 仮設パネルには子どもたちの絵。 復旧作業や当時の様子が紹介されている。 寒空の下、皆が足を止めていく。 建物が傷つくこと、私はとても悲しい。 ポンピドゥー・センタ

          Day 27 04.10.2020

          Day 26 03.10.2020

          パリに戻ってきた翌朝。 コルビュジェの名作『サヴォア邸』を見るために、郊外のポワシーへ。 駅から道のり、立派な教会や城跡などを横目にドキドキしながら歩いていく。 幹線道路から少し林を入ると目の前に開けた光景。 サヴォア邸は思ったより本物だった。 当時、これが造られたこと。「先人のものを受け継ぎ、今の新しい風を吹き込むことで一歩前進する。その繰り返しが歴史をつくっていく。」という好きな人の言葉を思い出した。 市内へ戻って、一か八か尋ねてみたら、夕方からのコンサートチ

          Day 26 03.10.2020

          Day 25 02.10.2020

          ドルナッハでお世話になった宿。 『Gästehaus Friedwart 』 2年前、この宿に滞在した心地よさをもう一度味わいたくて旅の間も何度も連絡を取り合って。幸運にも空きができての今。 ゲーテアヌムの周辺にはいくつものアントロ建築があり、特別な空気が流れている。ここもその一つ。 この部屋でいただく朝食もBio 今朝はキャンドルを灯してくれた。 自分が本当に豊かでありたいなら、 自分が心地よい空間を自分で求めていかなければならない。そして、自分で創ってい

          Day 25 02.10.2020

          Day 24 01.10.2020

          今朝も澄みきった青空。 朝の冷たい空気を吸いながら、友人へ会いに。 友人が留学中のオイリュトミー学校。 『Eurythmeum Ch』 オイリュトミーを学ぶために、世界中から同志が集まる場所。一年生の教室で、友人とオイリュトミー。 美しい場所には美しい空気が流れる。 自分の本当の想いに気づいた場所。気付きをくれた大切な友人。

          Day 24 01.10.2020

          Day 23 30.09.2020

          コルマールからドルナッハへ。 ここに来たのは2年前。シュタイナーと出会った場所。 駅からの道も雰囲気も覚えてる。 林檎の木々がある小道を一歩一歩辿っていく。今日は牛やロバや羊も、気持ちよく草を頬張る。 だって、今日は快晴だもの。  ゲーテアヌム。やっとここまで来た。 この空間。 丘の上からみたゲーテアヌムとこの街を、きっと一生忘れない。

          Day 23 30.09.2020