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多くの人にチェロの演奏を届けるため、僕だけが出来ること

どうも、プロチェリストの橋本專史です。Youtube上ではネロという名前で活動しています。(ネロの由来はNew +Cello =Nello 新しいタイプのチェリストという意味ですね)

今日は、どうしたらより多く人にチェロに関心を持ってもらい、実際にコンサートに足を運んでもらえるのかをお伝えしようと思います。

僕の答えは、
「事前にチェロの音を耳で聴いてもらい、そこに魅力を感じてもらうこと」
です。

当たり前のことに聴こえるんですが、ちょっと補足説明致します。


みなさんはピアノ、ヴァイオリンがどんな音が鳴るかご存知でしょうか?
「ポロン」、「キィキィ」笑 きっと、イメージが出来ることかと思います。

でも、チェロの音ってイメージ出来ますか?

音楽関係者の方は可能ですが、世間一般的にはチェロはどういう音を出すのか、あまり知られていないんです(チェロ人口はピアノ人口の100分の1以下とも言われています)。どんな音が出るかも分からない楽器のコンサートなんて、誰も行きたくないですよね。

じゃあ、「チェロの音」ってそんな魅力的なのか?という話ですが、
僕は間違いなく全世界の楽器の中で桁違いにナンバーワンかと思います。

音域が広いのでメロディーから伴奏まで出来、弓と弦の使い方を工夫することで脂の乗った綺麗な響き、さらには道で誰もが振り返るような面白い音まで出せる・・・こんな音の百貨店みたいな楽器が他にあるでしょうか?

じゃあなぜ、現代に至るまでチェロがマイナー楽器というポジションにいるのか。
これはずばり、チェロの魅力を伝えるために情報発信を続けているチェリストが圧倒的に少ないからです。

昔は良い演奏さえ出来ればお客さんなんて集まるだろうと思っていました。でも実際は演奏は最後の部分で、まずはチェロの魅力を気軽に知ってもらうことが必要不可欠です。だってチェロのことなんて皆知らないんだから。
これが、僕がYoutubeを死に物狂いで続けている理由です。

Youtube、SNSを始めた2021年は情報発信の仕方がまだ分からず、今思えば酷い内容が多いですが、僕は積極的に情報発信を続けています。演奏だけでなく、どうしたらより多くの方にチェロの魅力が伝わるのか、これは誰に向けて、チェロのどの魅力を使って何を提供する動画なのか。そして自分だけの強みは何なのか。毎回試行錯誤しています。もう、失敗の連続ですよ笑

その勉強の甲斐もあり、現在は運営している「ゆにぞんチャンネル」は登録者2.6万人まで伸びたり、現実世界でリリースした僕のデビューアルバム「ATSUSHI HASHIMOTO GINASTERA AND PIAZZOLLA」もレコード芸術さんから「特選盤」に選出していただき演奏依頼も増えるるなど、数字や結果がちょこちょこ出てきました。

僕の2023年のモットーは
「チェロの圧倒的な音の魅力を以て人の人生を豊にする」です。
これは、チェリスト橋本專史ユーチューバーネロチェロ講師橋本專史、そして作曲家橋本專史として共有のモットーです。

こちらのノートでは僕の活動を以上4つの側面から不定期ではありますが伝えていければと思いますので、是非応援していただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

橋本專史

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