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楽譜を見ると良い音が出ない理由は○○

どうも、プロチェリストのネロです。

今回はチェロを楽譜を見て演奏した時に陥りがちな問題、
「正しく弾けてるのに自分の思う良い音が出ない」
これの原因と解決方法を伝授したいと思います。


この記事を読むと、楽譜で音を追いながら、かつ響きまで自在にコントロール出来るアイデアを知ることができます。是非最後まで読んでいってください。

それではいってみましょう!


良い音が出ないのは目的がすり替わってるから



楽譜を見ると、書いてある音=実音を目で見て、その音を選んで弾きますよね?
これが超落とし穴。実音の音名を見ていると、その音を出すことがゴールになってしまうんです。

視界に縛られてしまう



本当のゴールは楽器から良い音を響かせることですが、目で見えているものに縛られて本当のゴールを見失っちゃうんですね。
これが、楽譜を見て正確に弾けていても納得できない理由です。


解決する方法

上の小さい音符も弾いてるイメージで実音を弾いてみよう


楽譜のオクターブ上に音符を書いて、その音を弾いてるイメージで音を出してみましょう。これは専門用語で倍音と言い、この倍音の重なりでチェロの音色は決定すると言われています。倍音が響いている意識で音を出すと、全く別物の音になりますよ!
倍音については以下の動画が簡潔に説明しています↓

ちなみに僕は普段から楽譜に書いてある音を弾く意識より、オクターブ上の音やもっと上のスズメバチの羽音みたいな音を出すイメージで演奏することが多いです!

下記の動画とか、その代表です。こんなふうに高級感が出ます。





まとめ
ということで、楽譜に視覚に縛られるなら逆にそれを利用しちゃえ!という内容の記事でした。
実際に僕は楽譜に線を書く、ということは毎回やっていませんが、イメージを視覚化=見える化するのはどの分野でも理解を助長してくれます。
今の自分の音に限界を感じたら、是非試してみてください。
この記事を読んだ方が素敵なチェロ人生を送れることを心より願っています。






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