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自己紹介

はじめまして!

3年前にUターンし、離島で漁師をしています。

父も漁師で2年間は、一緒に船に乗って操業していましたが、今年度の後半から船を入手し独立する予定です。
市や国から新規の漁業者に対して、なかなか手厚い補助があり、いつまでこの補助が続くかわからないので、今漁業者を目指す人はチャンスだと思います。
とはいっても、安定の仕事を捨ててまで、田舎で漁師を始めるのは勇気がいると思います。
小学生の頃から将来は漁師になりたいと思っていた私でさえ、仕事を辞めてUターンして漁師になることに抵抗はあり、かなり悩みました。
同じ地区に同世代のiターンの漁師もいるのですが、すごいことだと思います。これからお互い支え合って頑張っていけたらと思っています。

私が漁師になろうと決意した理由は、結婚して妻にいつか地元に帰って漁師をしたいと話していたところ、若いうちに決断して、早くたくさん経験したほうがいいんじゃないかと背中を押してもらったことが大きいです。
結婚して自分一人の生活ではなくなった状況で、こんなふうに応援してくれる人がそばにいてくれると思うと挑戦してみようという気持ちになり、その年度末には仕事をやめました。

二年間は、父と操業して、とにかく海を知ることに力を注いできました。釣りの技術はもちろん必要ですが、ポイント選びが何よりも大切です。
潮の時間、季節、水温、餌のポイントへのつき方、天気、月など日々変化するたくさんの情報からどこのポイントが一番釣れる可能性が高いかを判断しなければなりません。
これは、年によってももちろん異なります。一生経験しながら、変わっていく海に対応しながら漁をしていく必要があります。
自然が相手のかなり難しい仕事ではありますが、やりがいはあります。

今年から独立に挑戦するので、期待もありますが、不安のほうが大きいです。
船を購入するため、かなりの借金も抱えます。
子供も2人育てていかないといけません。

漁獲量はの減少、温暖化による魚の変化など漁師を取り巻く環境はどんどん悪化しているように見えます。
しかし、魚価が上昇傾向にあることや最新AI機能が漁業に導入されてきていることなど、挑戦できればチャンスもあると思っています。
今の状況だと大漁を目指すだけの漁業だけでは、限界もあると2年間漁師をしてみて感じました。
だからといって、なにかいい方法を思いついたわけではないですが、まずはアウトプットが必要だと思い、notoを始めてみました。
文書を書くことは苦手ですが、日々の経験をnotoに投稿することで、客観的に自分を見つめ直すことができ、可能なら様々な人からの意見や考えも頂けたら成長できます。
漁の状況や田舎の生活などをゆるく書いてみようと思います。

最後に昨日たまたま釣れたナベタをみそ煮つけが夕飯でした。
新鮮な魚を毎日でも食べられる漁師の特権ですね!
見た目があまりよくないですが、、、


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