武士さながらに

最近有名人の
闘病の告白をよく目にする

誰も原因には触れない

アレが関係あるかも
なんて言うとすぐ消される
のだろう

実際何が原因か断定するのは難しい

農薬、添加物、遺伝子組み換え、空気汚染
この世には毒になるものが溢れてる

メディアが報道する内容には興味がない
よく分からないコメンテーターの
コメントにももちろん興味はない

私が耳を傾けたくなるのは
本人が直接語る言葉

痩せこけた身体とは反対に
眼は鋭くて
声には力がこもっている

本当に伝えたいことを伝える
そう「腹が決まった」とき
こういう気迫が出るものなのかもしれない

不公平ばかりの世の中で
誰しもに平等に訪れるもの

それが「死」

人は普段そのことを忘れて生きている

私は密かにその時を心待ちにしている

私はとにかくこの世にフィットしてない
とはいえ自分でする勇気もない
だからただただその時を待っている

こんな私でも「死」と向き合ったとき
「生きたい」「何かを残したい」
そういう感情が出てくるかもしれない
そんな淡い期待を抱いている

その答え合わせができる瞬間は
明日かもしれないし50年後かもしれない

自らでない限りタイミングは選べない



ある人が
「どうせ死ぬなら戦って死にたい」と
語られていた

本当にその通りだと思う

世の中の仕組みとか
同調圧力とか
そんなのもう気にしない

私も戦って死ぬ

討ち死上等だ

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