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イプシスマスのTODAY'S TALKING SNAP! vol.2 真実の歴史

派手な服着て笑わにゃ損々そんそん、笑わせにゃ損々そんそん。現存する魔術師の最高位とされるイプシスマスの称号を持ち、各国で形而上学を教えるビッグセミナーの講師として昼夜 教壇に立つ、MMSジャパン校長・イプシスマス中込英人さん。15歳で渡米し、極真空手、仏教、密教、グローバル経営の道を極めるという徒ならぬキャリアを持ち、20代でダライ=ラマ14世のボディガードを務める(?!)などなど、衝撃エピソードは数知れず。プライベートから表舞台まで常にカラフル&パワフル&ファッショナブルな装いで現れる彼のSNAP! に、お得意のユーモア溢れる “スピリチュアル小噺こばなし” を添えて。さて、本日のコーディネートは?


またもや登場しました、中込です。初回は外だったから、2回目は突然どデカいグリーンバックってのも悪くないよな。なぜかって今日は大事なオンライン配信があるからさ。僕だって暇じゃないんだからね。毎日何時間も瞑想して、朝から晩までスケジュールもびっしりなのに、休日は家族サービスもバッチリきめなきゃいけないし、ほんとに奉仕、奉仕の人生ですよ。

グリーンバックにも動じることなく、華麗にポージング

それにしても、インターネットやSNSが発達したことで、誰もが自由に世の中へ言葉を発信できる、凄まじい時代になったわけだ。なんだか良くなったように聞こえるけどさ、要は野放図になったんだよな。

フェイクニュースが横行し、もはやどの情報が合っているのかさえもわかりにくくなってるんだから。誰がなんのために情報を伝えているのか、その裏にある真意に気付かないといけない。我々が毎日触れているニュースすら、どこから引っ張ってきたかわからない。だからこそ自分を信じる強さが必要だとしつこく言い続けているわけだけど。

情報というのはね、誰かが何かを意図して流しているものだからね。例えば最近になって冤罪事件がよく問題になっているけど、情報操作によって1人の人間の人生がこれほど左右されることもないだろう。疑わしいという人物が出てきたら、もうそうであるかのような情報が出まくって、あっという間に犯人に仕立て上げられてしまう。事件を一刻も早く解決させて欲しいという集団意識まで後押しして、冤罪事件が起きてしまうんだ。

情報は、そんな大きな過ちまで引き起こしてしまう危険なもの。だから現代のように24時間休みなく情報を受け取れるっていうのは、とても怖いことでもあるよな。

EIKO's World〉のオーダーメイドジャケット&シャツ。天然石が嵌め込まれたカフスに合わせて、リングはゴールドに

人類の歴史にしたってさ、歴史の本に書いてあることが果たして真実なのかって、誰でも一度は疑ったことがあるんじゃないかと思うけどな。だって当時のことを見たり聞いたりした人なんて、1人も残ってないんだから。真実が意図的に隠されていたり、操作されていたりすることだってあるだろう。まあ、そこが歴史学者にとっては醍醐味とも言われるところでもあるけど、歴史から真実を読み取ることは決して簡単なことじゃないよな。でもやらなければいけない。

ちょうどこれから、このグリーンバックで放映されるのが、歴史について書いた最新刊のトークLIVEなんだよ。あからさまに本の宣伝するなって?そりゃするに決まってるでしょ! "真実の歴史" を知りたい人は、ぜひ読んで欲しい。自信をもっておすすめしたい一冊だからね。

撮影日に行われた、新刊発売を記念してのYouTubeトークLIVE配信。設営の様子

星の数ほどの歴史本が世の中に出ているけれど、大体は誰がどう活躍したとか、勝利者にまつわる話が多いんだよな。「歴史は繰り返す」って当たり前のように言われているけど、いつまでも繰り返すんじゃないよっていう話だよ。なんだか人間はちっとも進化成長していないみたいじゃないか。

いわゆる歴史上の "支配者" を英雄と称えるけど、ほとんどの人は支配される側にいたわけで。そもそも誰かに支配されることが幸せだと言えるのかな。誰だって心の奥底では自分が一番でありたいし、自由でいたいと思っているんじゃないのかな。

実際に行われたYouTube LIVEの様子。生配信で本について語ったイプシスマス

ところが、我々のお父さんもおじいちゃんもひいおじいちゃんも、そのまたご先祖さまも、ずっと誰かに支配されて生きてきたわけだ。我々は誰かに支配されることに慣れっこになっているどころか、それが社会というものだと思い込んでいるんだ。でも本当は、なんでそんなことになっているのかをよく考えなくちゃいけないんだよ。人間は等しく平等なはずなんだから。

日本の歴史だけ紐解いてみても、いつも苦しんできたのは農民だったんじゃないのか。重い年貢を、疑うことすらできないまま搾取され続けた中世の石高制なんて、酷いシステムだよな。ヨーロッパだって似たようなもの。貴族という特別階級を作って、生産者階級から搾取し続けたからね。「王様のおかげ」と思わせるのも世界共通。王様の言う通りにしていれば家族を守ってくれると信じさせるんだけどさ、ちょっと考えてみてほしい。

1. いざという時、王様は本当に人々を守ってくれたのか?
2. 戦争になると真っ先に犠牲になったのは誰だったのか?

こういう話を読んで「確かに昔の人は大変だったよな」なんて呑気にうなずいている場合じゃないんだよ。現代の我々だって同じようなものなの。王や領主に搾取されなくなったからといって、見てくれを変えただけで、社会のシステムはまったく変わっていない。むしろ巧妙になっただけ。つまりほとんどの人は今でも奴隷のように支配する側の人間にこき使われて生きているんだよ。すごいよな、奴隷システムの人間破壊力。

足元はレオパード柄の〈JIMMY CHOO〉。

自分が何を諦めているのか。なぜ諦めているのか。そこにはそうならざるを得ない力が巧妙に働いているんだ。人間から「考える」という気力を奪い取って、諦めさせているんだよ。どうせ何をやっても変わらないという諦め。そんなものにやられている場合じゃないんだ。まずはなぜそんなことになってしまったのか、何が正しくて何が間違っているか、そこから本当のことを知っていこう。それを知ってから人生を本当に諦めるのか、自分の人生を取り戻すのか、決めればいいじゃない。

「コーディネートはこーでねーと!!」とご機嫌のイプシスマス

今まではこういう真実を告げようとしても人々の耳には届かなかった。みんな食べていくことに精一杯で、本物の知識どころじゃなかったんだよ。食うか食われるか、戦争に次ぐ戦争の時代も長かった。やっと世の中が成熟してきて、1997年7月になって隠された知識を開示しても少しずつ受け入れられるようになってきたんだ。

だから、今の時代に生きていることにはとても意味があるってわけ。
そのことをしっかり受け止めてほしい。


Text: MMSjapan
Edit: saori uemura, mailove


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