ゆれる人魚 ※ネタバレあり 前編



やっとやっと、観てきました!

ずーっと観たかったのになかなか行きやすい映画館で公開してくれなかったので、慣れないエリアに遠征してきました。

最近アカデミー賞で色んな部門を受賞しまくったシェイプ・オブ・ウォーターももちろん観て気に入ったんですが、私はこちら、ゆれる人魚の方が好きです。

もちろん番人受けは絶対しない作品です。
アカデミー賞はノミネートすら無理だと思います。
しかし!

恐ろしい位に私好みの映画でした。

簡単に言うと『大人向けのアンデルセン人魚姫』。

この映画の存在はTwitterの某有名映画アカウントさんのツイートで去年から知っていて、予告を見てワクワクしていました。

しかし、ネタバレしたくなかったので感想は避け、極力YouTubeも見ないようにしていました。

ミュージカル映画とあったので、楽曲も気になっていたんですが、そこも先入観持ちたくないので予告で流れている部分以外は耳に入れないようにしていました。

小さい映画館で、事前で座席のネット予約もできないところだったので念には念を見て上映時間の3時間前に劇場に着くように向かい、チケットを買いました。

意外にも指定席でした。

去年もある映画を見るためにミニシアター系の映画館に行ったんですが、そこは自由席だったのでてっきりこっち系の映画館はすべて自由席だと思っていたので意外でした。


公開期間が短いのもあり、思っていたよりもお客さんは入っていました。

段差なしの、学校とかの視聴覚室みたいな平面な劇場でしたが私は映画館では必ず1番後ろの座席と決めているので、ばっちり1番後ろを指定。

冒頭はアニメーションチックな人魚の映像から始まり、絵本を見ているようで何とも言えないマッチングする気持ちになり、最初から『あ、この映画は当たりだ』と確信。


何を隠そう、私は子供の頃から人魚というスーパーナチュラルな存在が大好きでディズニーのリトルマーメイドはもちろん、沢山の世界中の人魚にまつわる物語の本を集めたり、人魚映画はほとんど見ている位の自称人魚研究家です。


人魚映画についての事も沢山語りたいので、それはまた別の機会にマガジンにします。


ゆれる人魚の映画の話は戻ります。


夜の海で美しい人魚の娘が2人、海から上半身を出しながら綺麗な歌声で歌を人間に聞かせています。


『私を岸に上げて 決してあなたを食べたりしない』

的な歌詞です。

2人の人魚は大体20歳位に見えましたが、中の人たちの実際の年齢はもうちょっと年上です。

この映画はポーランド映画で、監督は長編映画はデビュー作、ちなみに女性です。

ポーランド映画で、ホラーやミュージカル要素のあるものは今までに三作品しかないんですって!驚


私は普段アメリカやイギリス制作の作品を観ることが多いので、ポーランド映画はおそらく初めてかな?


『え、何でこのシーンでミュージカル要素が出てくるの?』とちょっと戸惑うことが多々あったんですが、後日監督のインタビューで先程書いた、ポーランド映画でミュージカル要素のあるものはほぼ皆無と言う事を知り、『なるほど、だからこそあそこで歌やダンスを入れたのか。斬新だ』と納得しました。



ストーリーは、おそらく冒頭で歌を聞かせていたのがナイトクラブのバンドメンバーで、彼らは娘たちが人魚であることをそこで知り、親しくなるようです。


その辺は全然説明なしでした。

悲鳴が上がっていたので『食べられたのかな?』と思ったんですが、おそらく姉妹の尾ひれを見て驚いての悲鳴だったんだと推測します。



シーンは代わり、人魚姉妹がナイトクラブのバンドメンバー、クラブオーナーに気に入られてシンガー&ストリップデビュー。


舞台は1980年代のまだ共産主義だった頃のポーランド、ワルシャワのナイトクラブで主にバンド演奏、ストリップ、お酒、おいしい食べ物で実際にその時代賑わっていた場所らしいです。


で、何故か姉妹は姉妹は尾ひれを人間の脚に変えることが自在にできて、水をかけると脚は魚の尾ひれに戻るようです。


この辺はもう人魚姫映画お約束ですね。


で、後々の悲劇の原因となるのがこの仮の脚。


ただ脚に変わるだけなんです。

ただの脚。


クラブオーナーが初めて姉妹を見たとき裸にさせて後ろ姿もチェックするんですが、彼はいうんです。


『穴が何もない、まるでバービー人形だ』と。


察しが良い方ならもう分かってきたと思います。




ちなみに書きそびれましたが、姉の名前はシルバー、妹の名前はゴールデンです。

姉は金髪なのでゴールデンと呼びそうになります。妹は黒髪でいわゆるブルネットです。

なんで逆にネーミングしたんでしょう??


姉妹はナイトクラブで最初は人間の姿でバックコーラスとして登場しますが途中で水の力を借りて人魚の姿に変身します。


客たちは姉妹の歌声とパフォーマンスに喜び、大盛り上がり。




すぐに2人はスターになりました。

しかし、後に判明することなのですが姉妹は毎日ステージに立ち歌っているのにギャラは貰えていなかったようです。


クラブの関係者バンドメンバーなどは、姉妹のことを子ども扱い。。。

この辺は悪い大人が少女を利用すると言う生々しい現実を感じます。


余談ですが、この映画の監督は今年1月に来日したそうです。

日本の街中での少女たちへの描き方にとてもショックを感じたようです。


好きな方も沢山いらっしゃると思うのではっきりは言いませんが、なんとなく、意味わかりますよね??

さて本題に戻ります。


姉妹のうち、姉はクラブのバンドメンバーの1人イケメンベーシストと恋に落ちます。


このイケメンがなかなかリアルにいそうなクズ系イケメンでして笑。


『君に夢中だ』とか言っておきながら『悪いけど僕にとって君は魚なんだ』とか、矛盾。。。



姉シルバーは、このイケメンとちゃんとパートナーになるため尾ひれを切り、人間の下半身を上半身と縫い付ける手術を受ける決断を下します。


劇中、違うバンドでちょっとした人気者の半魚人トリトンと言う男として姉妹は出会います。


妹ゴールデンはトリトンの音楽に合わせて興味津々。

でも色恋ざたにはなりません。


ゴールデンは肉食系女子。

字の通り肉食。


ある時ゴールデンはクラブの客でゴールデンのファン?の男を外に連れ出し心臓を抉り取って食べて殺してしまいます。




と言うかめちゃくちゃ長いですね笑。


前編後編に分けます。


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