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ブリーラム県(Buriram) タイ東北部

 タイで最大規模のクメール遺跡が残る、カンボジア国境の県。ブリーラムは「楽しい町」という意味。

 県の顔ともいえるクメール遺跡「プラサート・パノムルン」は、標高383メートルの高台に建ち、(ブリーラムが位置する)コラート平原一帯やカンボジア国境の山並みを眺めることができる。建物自体は、一部をのぞき12世紀後期に建てられたもの。

 数あるレリーフの中で有名なのが、1960年代に盗難に遭った「横たわるヴィシュヌ神」のまぐさ石。米国で発見されたとき、国を挙げての返還運動が起こり、1988年に元に戻された。ただ、まぐさ石としては、いたって普通の出来栄えという意見もある。

人口: 159万2,000人(2017年、内務省地方自治振興局)
面積:1万323平方キロメートル(エネルギー省)
   人口162万5,000人の鹿児島県ほど
   面積1万3,562平方キロメートルの長野県ほど
距離:バンコクから410キロ(タイ道路協会)

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