嫌われなくなったプルメリア タイでどこにでも咲く花-07
和名:プルメリア
英名:Plumeria
泰名:ลีลาวดี リーラーワディー
和名に「印度素馨(インドソケイ)」という語があるようだが、プルメリアの方が一般的かと。英語でTemple Treeとも呼ばれるようで、とかく「忌み嫌われる花」という説明が多いが、実際にはそうでもなさそう。「花が頭がもげるから寺にしか植えられない」と、タイに長い日本人が知ったかぶって話していたが、タイ人からそういう説明を聞いたことがない。旧名称が「ラントム(ลั่นทม)」で、辛いという意味の言葉「ระทม(ラトム)」に似ているから良く思われない、というのが本当のところらしい。
インターネットで調べても、民家の庭には植えられないというのが定説。昔はそうだったらしいが、今や住宅街でも普通に見かける。うちの庭にも咲いている。タイ王室のお方がリーラーワディーと改名、外国人が聞いても女性っぽい名前になった。
バンコク都内チャオプラヤー川沿いの高層ホテルの屋上でプルメリアが咲いていた。ねじれるような枝が特徴。
たいていは直径10cmほどの白い花びら。
それよりも一回り小さい、黄色がかった花も時折り見かける。
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