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バンコクマラソンで走ってみたものの……

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 タイはマラソンが盛んに企画される国で、バンコクだけをとっても相当な回数に及ぶ。「バンコクマラソン」といっても、どの大会を指すのか分からないのだが、おそらく最も規模が大きいマラソンのひとつなのが、「BDMS Bangkok Marathon」。フル、ハーフ、クオーター、ファンラン(5キロ)とあって、フルなど問題外、ハーフも走りたくなく、日常のジョギングよりいくらか長い10.5キロに参加したのだが、もう人が多すぎて芋洗い状態。隣りにいた参加者の会話では、1万5,000人の参加だったらしい。

 王宮界隈が始点。スタートとなっても5分ほど前に進まない。ようやくジョギングのペースで走り始めて5分、民主記念塔につながるラーチャダムヌン・クラーン通りに出てマラソンペースのスピードに。途中の移動式トイレに、一緒に参加した娘が立ち寄り、利用者が多くて待つこと15分。それでも最後尾の人たちはまだまだ後ろだった。

 折返し地点となるラマ8世橋では前が混雑して歩き。そのうち、すれ違うランナーが入り乱れて立ち往生、前に進めない。ここで30分ほどロス。クオーターなのでタイムを気にして走る人はほとんどおらず、みんなのんびりしていた。

 走りきりさえすればメダルがもらえて、紙袋に入った軽食にありつける。丸っきり練習せず本番ぶっつけで参加した娘は、顔も体も火照って真っ赤になり、ふにゃふにゃとタコ状態で走っていたが、それでもゴールまでは戻ってきたのでメダルをもらい、堂々と首から下げていた。

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