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マハーサーラカーム県(Maha Sarakham) タイ東北部

 タイ東北部(イーサーン)のほぼ中心に位置する。マハーサーラカーム総合大学やラーチャパット大学マハーサーラカーム校など教育機関が集中、学生街として知られる。

 元々は隣県ローイエットの衛星都市として発展した。東北部の中でも特に仏教が盛んな町だったといわれ、タイ政府観光庁(TAT)は「イーサーンのタキシラ」と案内している。

 米作り、仏教美術品のほか、シルク織りが有名。どこにでもある村の一角、近所数軒の女性たちが集まり、日がなのんびりとシルクを織っている。

 東北部独特のマットミー・シルクも特産。糸をよるのに1~2カ月、10トンという単位(20メートル)を織るのに早くて1カ月。卸値は1トン1,200バーツ、女性の腰巻(パートゥン)なら1トン、上下を揃えた服なら2トンの生地を使うという。

人口:96万3,000人(2017年、内務省地方自治振興局)
面積:5,292平方キロメートル(エネルギー省)
   人口96万2,000人の香川県ほど、面積5,164平方キロメートルの愛知県ほど
距離:バンコクから475キロ(タイ道路協会)

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