news HACK by Yahoo!ニュース

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「news HACK」は、Yahoo!ニュースのオウンドメディアです。サービスの裏側や戦略、データを現場から発信します。メディア業界のキーマンや注目事例も取材。編集とテクノロジーの融合など、ニュースの新しい届け方を考えます。

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    Yahoo!ニュースのインサイド(内部)についての記事です。Yahoo!ニュースが大切にしている価値観、サービス改善のための試行錯誤とそこから生み出されたナレッジなどをご紹介します。

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最近の記事

With AI時代、発信者のAI活用とリスクとは 小説家、戦場カメラマン、医療ジャーナリストの視点から

3月29日、新しい気づきや行動につながる情報を発信したエキスパートを称える「ベスト エキスパート 2024」授賞式を開催し、「Yahoo!ニュース エキスパート」に参加する専門家やジャーナリスト、クリエイターを前に「With AI時代 発信者はAIにどう向き合うか」というテーマでパネルディスカッションを実施しました。小説家、医療ジャーナリスト、戦場カメラマンは、生成AIをどう活用し、リスクを捉えているのか。ディスカッションの様子をレポートします。(構成・文:笹川かおり、写真:

    • 「誤情報」「偽情報」に惑わされないために ユーザーにできること、プラットフォームにできること

      インターネット上の情報流通は加速度的に増加しており、SNSの浸透、AIの登場などにより私たちを取り巻く情報環境は大きく変化しました。「誤情報」や「偽情報」も知らず知らずのうちに、身近な存在となってしまっています。その中で情報と向き合うためには何を意識する必要があるのでしょうか。「信頼される情報空間」についてメディアに携わる方々とともに考え、発信するシリーズ。今回は社会心理学が専門で、情報に対して私たちが無意識に抱いている「バイアス」(偏り)に詳しい、中央大学文学部教授の安野智

      • ドキュメンタリーの可能性と魅力の拡大を目指し、コンテンツパートナーとの連携を強化――「Yahoo!ニュース ドキュメンタリー」開設

        Yahoo!ニュースはこのたび、ショートドキュメンタリーに特化した特設ページ「Yahoo!ニュース ドキュメンタリー」を開設し、あわせてコンテンツパートナー(以下、パートナー)との連携を開始します。第一弾として株式会社フジテレビジョン「ザ・ノンフィクション」と連携し、「花嫁のれん物語2024 ~能登半島地震 若女将の苦悩~」などを配信しました。2018年から、個人のドキュメンタリー制作を支援してきた取り組みをいま一回り大きく成長させて、ドキュメンタリー作品の可能性と魅力を広く

        • 子どもの安全や安心を考える――Yahoo!ニュース「#こどもをまもる」の取り組み

          近年、車内置き去りや高所からの転落、性被害など、子どもに関する痛ましい事件や事故が後を絶ちません。子どもたちの安全を守るために私たちができることは何があるのだろうと、Yahoo!ニュースで続けてきたシリーズ企画があります。それが「#こどもをまもる」です。ユーザーの関心にもとづく特定の社会課題やトピックに焦点を当てた「ホットイシュー」という取り組みの一つで、どんなことを行ってきたのでしょうか。約1年間制作し続けて気づいたユーザーへの届け方などを、制作担当者に加え、「Yahoo!

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        記事

          ニュースの盛り上がりをどう見せるか?——機能「ヤフトピ注目度メーター」制作の舞台裏

          Yahoo!ニュースでは、Yahoo!ニュース トピックス(「ヤフトピ」)への注目度を可視化する新機能「ヤフトピ注目度メーター」を1月29日から導入しました(スマートフォンのウェブ版のみ)。「ヤフトピ注目度メーター」は「ヤフトピ」の上部に表示されており、その瞬間の注目度を「低、通常、高」の3段階で、横長のメーター形式で表現しています。現在のデザインに至るまで、言葉選びや「注目度」の表現方法、色彩など、数々の試行錯誤があったと、デザイナーの岡由香理、広垣友里絵は話します。他社事

          ニュースの盛り上がりをどう見せるか?——機能「ヤフトピ注目度メーター」制作の舞台裏

          新聞が育む「すぐにわかろうとせずに、いったん置いて考える」大切さ――ニュースパーク館長 尾高泉さんに聞く

          歴史的な建築物が立ち並ぶ横浜――日本新聞博物館は日本の日刊紙発祥の街にあります。「ニュースパーク(日本新聞博物館)」。日本新聞協会が運営する情報と新聞の博物館で、新聞活用教育の場としても活用されています。館長を務める尾高泉さんは展示を通じて確かな情報を見抜くリテラシーの大切さ、政府による戦時中のメディア弾圧や情報操作の歴史を伝えます。また現代的な課題、SNSによるフィルターバブルの弊害やフェイクニュースにだまされないための備えも説きます――膨大な情報に囲まれる現代、尾高さんは

          新聞が育む「すぐにわかろうとせずに、いったん置いて考える」大切さ――ニュースパーク館長 尾高泉さんに聞く

          世の中って全部つながっている――「ニュース離れ」が進行する現代と向き合うには 武蔵大・奥村信幸教授に聞く

          ロイタージャーナリズム研究所が発表した「ロイター・デジタルニュース リポート 2023」によると、「さまざまな情報源を通じて毎週ニュースに触れる(と答えた)人の割合」の低下が多くの国で見られました。こうした「ニュース離れ」の原因は「ニュースへの関心低下」にあると指摘されています。なかでも日本は、ニュースに対して最も「能動的な参加者が少ない国」となり、ユーザーの受け身の姿勢や無関心さが原因となっています。いま、ニュースを取り巻く環境はどのようになっているのでしょうか。武蔵大学社

          世の中って全部つながっている――「ニュース離れ」が進行する現代と向き合うには 武蔵大・奥村信幸教授に聞く

          ニュースプラットフォームに求められる「ジャーナリズム」の視点とは

          「信頼される情報空間」についてメディアに携わる方々とともに考え、発信するシリーズ。今回お話をうかがったのは、慶應義塾大学名誉教授の大石裕(おおいし・ゆたか)さんです。メディア環境の変化と、それに伴って高まるニュースプラットフォームの社会的責任や役割について、話を聞きました。(取材・文:Yahoo!ニュース) ニュースの二つの機能 「環境監視機能」と「共通基盤」――ニュースはなぜ大事なのか、改めて教えてください。 ニュースには、二つの機能があります。一つはいわゆる「環境監視

          ニュースプラットフォームに求められる「ジャーナリズム」の視点とは

          Yahoo!ニュース、かるた風「ニュースカード」で2023年のニュースを振り返る特集サイト「めくる・めぐる THE NEWS CARDS 2023」を公開

          Yahoo!ニュースは2023年12月26日、「めくる・めぐる THE NEWS CARDS 2023」と題して、今年のニュースを振り返る特集サイトを公開しました。この特集はユーザーがかるた風の「ニュースカード」をめくりながら、気になるニュースを深掘りできる、体験型コンテンツです。AIがポジティブ/ネガティブ度を判定した各ニュースを、かるた風「ニュースカード」をめくりながら深掘りすることで今年一年を駆けめぐったニュースがユーザーに与えた影響を測ります。 コンセプトは「能動的

          Yahoo!ニュース、かるた風「ニュースカード」で2023年のニュースを振り返る特集サイト「めくる・めぐる THE NEWS CARDS 2023」を公開

          「ニュース検定」の中の人に聞く 今必要なニュースの読み解き方

          私たちは日常生活の中で多くのニュースに触れる機会があります。情報過多の時代に情報を取捨選択し、自ら考える力は重要です。2007年にスタートした「ニュース時事能力検定(略称:ニュース検定、N検)」は、ニュースを読み解き、活用する力「時事力」をつける検定で、小学生から90代のシニアまで幅広い層が受検し、累計志願者数は約60万人(2023年12月時点)を超えています。今回はニュース検定の主催社で、問題作成など実務を担う毎日教育総合研究所 のみなさんに、今必要なニュースの読み解き方や

          「ニュース検定」の中の人に聞く 今必要なニュースの読み解き方

          自殺は「個人の問題」ではない「社会の問題」である――自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之さんに聞く

          清水康之さんは、「自殺対策支援センターライフリンク」を通じて20年近くにわたって日本の自殺対策を牽引してきました。2023年9月、長年にわたる官民を横断した活動が国際的な学会で表彰されました。清水さんは「日本の取り組みで最も変化があったことの一つに報道がある」と言います。報道のどこに変化があったのか。または依然として予断を許さない国内の状況について聞きました。(取材・文:Yahoo!ニュース) 自殺は「個人の問題」ではない「社会の問題」である ――国際自殺予防学会からリン

          自殺は「個人の問題」ではない「社会の問題」である――自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之さんに聞く

          試験提供を開始中の「コメント欄を生成AIで要約する機能」についてご案内

          Yahoo!ニュースのコメント欄で新機能「コメントAI要約 β版」(以下、本機能)の試験提供を、2023年10月25日から開始しました。ユーザーはコメント欄にある「コメントをAIで要約する」ボタンを押下することで、記事に投稿されたコメントの要約を読むことができます。ここでは、その取り組みについての詳細をご案内します。 「コメントAI要約 β版」提供の目的Yahoo!ニュースは、ユーザーがニュースに関する多様な意見を共有しあい、新たな視点を得るきっかけを創出することを目的とし

          試験提供を開始中の「コメント欄を生成AIで要約する機能」についてご案内

          個人の課題は社会の課題でもある――ニュースや政治を「自分ごと」にするために

          政治家や行政機関と国民をつなぐウェブサイト「PoliPoli」(ポリポリ)。運営会社PoliPoliを創業し、その代表を務める伊藤和真(いとう・かずま)さんは24歳。もともと「社会や政治に関心はなかった」という伊藤さんは、現在、誰もが政策づくりに参加できる仕組みづくりに取り組んでいます。「信頼される情報空間」について多方面の有識者とともに考え、発信するシリーズ。今回は伊藤さんに、社会問題や政治などの硬派な話題を伝えるうえで、信頼される情報空間となるために必要なこととは何か、お

          個人の課題は社会の課題でもある――ニュースや政治を「自分ごと」にするために

          ユーザーの関心が高いテーマをYahoo!ニュースが分析――「コラボタグ」で素早く届ける

          Yahoo!ニュースの取り組み「コラボタグ」とは、Yahoo!ニュースが注力テーマを設定し、そのテーマに対してコンテンツパートナーのみなさまから記事を配信いただく仕組みです。現在募集しているテーマ「#令和の親」「#令和の子」では、子育て・家族・学校などに関して5カ月(4月〜9月)で計59本の記事を配信(2023年9月4日時点)し、ユーザーから大きな反響がありました。取り組みの舞台裏を、プロジェクトマネージャーの片貝怜那、編集の中上芳子に聞きました。(取材・文/Yahoo!ニュ

          ユーザーの関心が高いテーマをYahoo!ニュースが分析――「コラボタグ」で素早く届ける

          「情報的健康」提唱者にYahoo!ニュースはどう映っているのか

          健康のためにバランス良く栄養素を摂取する必要があることは広く知られています。ニュースや情報の摂取においてもその考えを取り入れ、「情報的健康(インフォメーション・ヘルス)」を提唱している方がいます。「信頼される情報空間」についてメディアに携わる方々とともに考え、発信するシリーズ。今回お話をうかがったのは、提唱者の一人であり、大規模な社会データ分析などの研究に取り組んでいる東京大学・鳥海不二夫(とりうみ・ふじお)教授です。なぜ「情報的健康」を提唱するに至ったのか、Yahoo!ニュ

          「情報的健康」提唱者にYahoo!ニュースはどう映っているのか

          ニュース解説から生活趣味まで――約2,600名の専門家が集まる「Yahoo!ニュース エキスパート」始動

          2023年8月1日から、これまでの「Yahoo!ニュース 個人」(以下、ニュース個人)と「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」(以下、「クリエイターズ」)がひとつになり、「Yahoo!ニュース エキスパート」として生まれ変わります。このサービスはどのようなプラットフォームを目指しているのか。数値データや現場責任者の声とともにご紹介します。(取材・文/Yahoo!ニュース) 伝えたいのは新しい気づき、考えるヒント、行動につながる情報Yahoo!ニュース エキス

          ニュース解説から生活趣味まで――約2,600名の専門家が集まる「Yahoo!ニュース エキスパート」始動