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恋愛コラムニスト白鳥あいな

私は恋愛コラムニスト白鳥あいな35歳。
夫はタレントの三谷圭祐36歳。
実はゲイの偽装結婚。
理想の夫婦を演じてる。
お互いウィンウィンだ。
雑誌の編集者を目指したが、就活で全滅。
フリーペーパーのライターと夜はホステスをして、ライティングと恋愛術と人脈をゲットして、webコラムからスタート、今はOL雑誌with、steadyやCanCamでお馴染みの人気恋愛コラムニストになった。
フリーペーパーは金にならない。商店街グルメ紹介やイベント紹介。
まぁ、書き方の勉強にはなった。
銀座でのお水はママに取り入り、ナンバー1ホステスのヘルプをやり、企業のお偉いさん、芸能人から時事ネタや処世術を学んだ。
おじさま編集者に取り入った。
美貌はイマイチだったが、親しみ安さで沢山の男と寝た。 
私は恋愛コラムニストだが、本当は人に語るような恋愛をしてきていない。
実は男性依存性。常に男に縋り付く。
恋愛コラムニストとしてサッパリはっきりしたいい女を演じてる。
私は不倫、友達の彼氏と浮気、間男、年下男のセフレなどいろいろな修羅場を経験してきた。
しかも別れを切り出されたら、泣いて縋る。
別れるなら死んでやるとLINEを100通以上送る。
めちゃくちゃ依存体質だ。
超メンヘラ女だ。
夫は全て知っている。
お互い、興味がないから干渉しない。
恋愛コラムでは自立した女になりなさい。別れたら、新しい恋を見つけなさいと言っている。
仕事や趣味が輝いている人はいい恋愛ができると偉そうに書いている。
しかし、本当は根っからの恋愛体質。
付き合ったら、一日中恋愛のことしか考えられなくなる。
SNSで元カレをストーカーし、復縁を迫る。
淋しいから、ワンナイトを繰り返す。
最近、若い肉体を求め、マッチングアプリを始めた。
ターゲットは大学生。
一回寝たら彼女候補だと思っている。 
若い女はみんな敵。
最近、大学生の森田くん22歳にぞっこん。
会うとホテル。
スマホのパスワードを盗み見て、シャワー中、女子大生とのLINEをチェック。嫉妬で狂う。
コラムでは適度な距離感が大事とウソを書いている。
若い男は切り替え早い。
いつ捨てられるか冷や冷やしてる。
三十路女だけど、また号泣して縋る。
そんな私の恋愛指南書「新たな恋の見つけ方」は重版が掛かっている。

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