Alexaスキルを開発したいけれど、なんだか敷居が高そう。そんな人は、お手軽スキル作成ツール「Storyline」から始めてみるのもいいかもしれないです。

簡単な会話スキルを作成するだけならば、Storylineが直感的で良いかもしれません。私は最初の２つのスキルを Storyline で作成し公開しました。

　Storylineの良いところは、会話の流れを設定していくだけでスキルができあがるところ。amazon開発者コンソールの Alexa Skills Kit (ASK) と amazon web service (AWS) の lambda を使って作り上げると小回りの効くスキルが作れますが、２つのサービスを行ったり来たりしながら会話とロジックを別々に実装していく必要性があります。

Storylineではこのロジック部分の大半をStorylineバックエンドに任せる事で会話の流れに集中して組み上げていくことができます。ウェブブラウザ上の簡単操作で会話のフロー図を作り上げ、テストボタンで実際に発声しながら動作確認、そのままボタン１つでパブリッシュできるのも便利。

最近ではStorylineでアイデアをプロトタイピングしてからASKとAWSでスキルを再構築するような流れで作業しています。会話の流れを図で確認しながら、ユーザーがどのような反応をするのかを考えるのは、とても楽しい会話設計作業です。

　StorylineではASKの全ての機能を使うことはできませんし、今後ASKが改善された場合にもすぐにその機能がStorylineに実装されるかは分かりません。しかしFacebookグループでStoryline開発者達が活発な情報交換を行っており、要望が短時間でStoryline機能に反映されるなど、日々進化を続けています。要注目です。

https://www.facebook.com/groups/storylinecommunity/

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