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もと不登校の私が「新世界への修学旅行」に関わる理由 田中ありす

こんにちは、田中ありすです。

・・・本名です。

今日は私がこのプロジェクトに関わる理由をお話ししますね。

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私も、もと不登校です。

高校は中退し、
部屋から一歩も出られない、親とも話さない、
完全なひきこもりでした。

それでもどうにか大学へ行き、なんとか会社に就職したけれど、
そこでもやっぱりうまくいかず、またひきこもりました。

パワーハラスメントというやつに遭い、よりにもよって、
昔の不登校のことをバカにされてしまったからです。
震災でいう、二次被害ってやつです。

そんなことを聞くと、
やっぱりこの世界に出てくることが嫌になったり、
不安になったり、
怖くなったりするかもしれません。

それでも私はこの世界を、
「捨てたもんじゃないよ」って、自信を持ってお勧めします。

会社を辞めて、Next Commons Labという、
できたばかりのソーシャルベンチャーに思い切って飛び込んでみたら、
めちゃくちゃ面白い人たちが、
めちゃくちゃ面白い世界をバシバシ作りまくっていたからです。

こんな大人にもっと早くにたくさん出逢えていたら、
私、不登校なんてやってなかったかもなって、正直思いました。

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とある朝の満員電車で。

目の前の女子高生が、スマホにLINEで、
「学校全部が嫌だ」って打って、友達グループに送るのを見ました。
(覗き見してすいません)

その子はあまりにも早いスマホの指さばきで、
他にもいろんなグループにいろんな返信を打ちながら、
降りるべき駅でドアが開くと、
人混みに押されて辛そうに降りていきました。
ほんの数分の出来事でした。

「学校になんか行かなくても、
ちゃんと楽しく生きている大人がここにいるよ」って、
私はその子にどうにかして伝えたかったけれど、
電車でいきなりそんなこと言ったら変態に間違われそうだから(しかも覗き見がバレる)、
何もできずにその子をただ、見送ったのでした。

そのことが今でもずっと心に残っています。
「学校全部が嫌だ」って、私自身も思っていたから。
だからせめて、そう思いながら大人になったヤツの責任として、
みんなが「行ってみたい!」と思えるような、ワクワクする世界を、
作って、準備して、待っていたいと思うようになりました。

「学校全部が嫌だ」って言えるような友達が少なくともあの子にはいたけれど、
その友達はもしかしたら全然そんなこと考えてないかもしれない。
すると「自分のことをわかってくれる人なんてどこにもいない」って、思うかもしれない。
でもひょっとしたら、電車の後ろでスマホを覗いてる変な大人が、
こっそりめちゃめちゃ共感してることだってあるんです。

世界って実は案外そんな感じで、
「なあんだ」って拍子抜けするくらい、面白いから。

だからもう少しだけこの世界と大人を、
信じてもいいかなって思ってもらえるように、
楽しい世界を作る責任を、一つずつでも、果たしていきたい。

それが私がこのプロジェクトに関わる理由です。

※実際に参加した子供や、送り出した保護者の方の実際の感想などを元にツアー実施報告を行います※
説明会については下記のイベントページをご確認ください。
12/10(火) 新世界への修学旅行 ツアー実施報告会をやります@原宿+オンライン
https://ibasyo4.peatix.com/view
遠方の方はオンライン中継を行うので誰でも参加可能です。

誰でも一緒にできることがいっぱいあるから、
日本中にみんなで一緒にいって、一緒にいばしょをつくりましょう。

そしてシェアしてくれるとみんな喜ぶのでご協力いただけますと幸いです。

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田中ありす
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◉過去の不登校・ひきこもり体験の記事一覧です。(ネガティブ注意)
http://www.hikipos.info/archive/author/wakeali_joshi

読んでくださってありがとうございます😊 このプロジェクトでは、経済的にツアー参加が厳しい家庭向けの「無料参加プラン」を設けています。いただいたサポートは、このプランを利用する子のツアー費に充当いたします。ご支援いただけるとすごく嬉しいです!