「新世界への修学旅行」始まりの話  真崎睦美

みなさんこんにちは。フリーライターの真崎と申します。

大学卒業後、新卒で入った会社を2ヶ月でクビ、その後の会社も病んで2ヶ月退職、3社目に1年半勤めてようやく「わたしマジで会社員向いてない」と気付いて退職、以後3年半フリーランスという明るい職歴を持っています。

会社員時代は、子ども教育・不登校支援関連の仕事をしていました。

このたびスタートする「不登校生&いばしょがないっぽい若者向けのいばしょプロジェクト『新世界への修学旅行』」は、会社員だったわたしが企画・実施した”あるイベント”がモデルとなっています。

今回は、ちょっとそのお話をさせてください。

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今から4年前の2014年。
まだわたしが会社員で、不登校支援のおしごとをしていたときのこと。
  
  
「東京唯一の村・檜原村で、不登校生の村暮らし体験ツアーをやりたい」
  
大学時代の先輩&檜原村ゲストハウス「へんぼり堂」オーナー・けんちゃんとの再会で突然浮かんだこの企画。会社で提案すると、あっさりOK&GOサインが出ました。
  
会社の上司、そしてけんちゃんの力をフルに借りて、「真夏の村暮らし体験 檜原村で2泊3日の小旅行」を開催しました。

(当時、徹夜でつくった手書きのしおり)

参加してくれたのは、学校に行っていない中高生の男女10名弱。

山で遊び、川で遊び、魚と遊び、滝を眺め、BBQして温泉に入って星を見上げて夜にはみんなで語り合う、わりと青春っぽい2泊3日を過ごしました。


当時中3の女の子。
ツアー前まではわたしともほとんど話さず笑顔も見せなかった彼女は、川遊びで開眼しました。
  
毎日誰よりもウキウキしながら川に入り、「あなたそんな顔できたの????」ってくらい満面の笑顔でかわいく笑い、夜にみんなで話しているときにはボソリと「声優になりたい」とつぶやく。不覚にもジーンときました。
  
さらに中2の男の子。
ツアー終了後にひとりでヒッチハイク(!)してへんぼり堂を再訪。夏の間ゲストハウスに住み込みでお手伝いをして、真っ白だった肌がみるみる黒くたくましく変化。身も心もいいオトコになっていました。

ツアーには、元ひきこもりでエロゲー大好きなハイスペック慶應ボーイ、元ヤン経営者、流浪のフリーライターなどけんちゃんのお友達もたくさん遊びに来てくれて、子どもたちといろいろ関わってくれました。
   
たかが2泊3日の小旅行
たかが旅先での小さな出会い
ただの現実逃避だと言われても否定できない
  
不登校であること、日常・そして将来に大きな不安を抱えていることに、その経験がなにか劇的な変化を与えることはないかもしれません。
  
  
それでも
  
    
自分の日常、つまり「家と学校」の外側に、今まで知らなかった楽しい場所があること
  
全力ではしゃいで笑える場所があること
  
不登校やあらゆる生き方に偏見のない大人たちがいること
  
不登校や引きこもりの過去を持ちつつ、そこそこ楽しそうに現在を生きている大人たちがいること
  
生き方はさまざまであること
  
それを証明する大人たちがいること

旅を通してそれらを知る・気付くこと
  
新しい世界を知り、多様な生き方を知り、人とのつながりを増やし、逃げ場となるいばしょを増やし、依存先を増やすこと
  
  
そうすることで、ほんの少しでも「生きづらさ」という荷が軽くなるんじゃないかと思っています。
 
  
 

・ 
・ 
   
みたいなことを言いつつ
   
自分が生きづらくなってしまって「会社員」という荷を早々に下ろし、教育・不登校支援の世界からも足を洗い、フリー(ライ)ターとしてふらふら気楽に暮らし、いろんな地方に行って誰よりもまず自分の依存先を獲得しまくる生活をしていた矢先。
  
けんちゃんから、久々に連絡をもらいました。
  
  
けん「真崎がピッタリな教育系のプロジェクトを始めるんだけど、一緒にやんない??」
  
真崎「わたしがどうピッタリなんですか??」
   
けん「平日ヒマしてるフリーランスの社会不適合」
  
真崎「最適人材かよ」
  
  
ちょっとくらいクズっぽい人がいたほうがバランス良いでしょ~と笑うけんちゃん。次に会ったら一発殴る。
  
   
そんなわけで、全国のゲストハウスオーナーや優秀な支援団体メンバーの中に舞い降りたひとひらのクズとして、今回スタートする「全国いばしょプロジェクト」に参加することになりました。
  
頭脳プレーや各種支援的サムシンは皆さんにお任せで、わたしは各ツアーで「引率のお姉さん」「ツアーレポートを書くライター」をやる予定です。
 

****プロジェクト詳細****

 
全国いばしょプロジェクト
「新世界への修学旅行 ~すべての君へ、第三のいばしょを。~」

  
東京・千葉・札幌・長野(これからまだ増えるよ!)の、自然豊かな場所にあるコミュニティ型ゲストハウスで、2泊3日くらいの修学旅行ツアーをがんがん開催していきます。
 
農作業のお手伝い、みんなでご飯づくり、養鶏場の卵とり、満点の星空観賞、林業体験、座禅、薪割り、火おこし(めっちゃやりたい)などなど、心も体も満たされる大自然コンテンツがいっぱい。
  
ツアー概要、団体とメンバー紹介、その他詳しいことはこのイイ感じのサイトを見てください。
http://newworld-journey.org/
  
もっともっと詳しく知りたいし、メンバーと繋がりたい&プロジェクトに関わってみたい方がいたら、ぜひ説明会イベントに来てください。

※プロジェクト説明会を開催します※
具体的にこれからどういうことをやっていくの?って思った方向けに説明会を開催します。
説明会については下記のイベントページをご確認ください。
12/21(金) 新世界への修学旅行プロジェクト説明会@原宿 #2
https://ibasho-setsumei2.peatix.com/view
遠方の方はオンライン中継を行うので誰でも参加可能です。

誰でも一緒にできることがいっぱいあるから、
日本中にみんなで一緒にいって、一緒にいばしょをつくりましょう。

そしてシェアしてくれるとみんな喜ぶのでご協力いただけますと幸いです。

新世界への修学旅行の情報はSNSでチェックしてください。
Facebook:https://www.facebook.com/newworldjourney/
Twitter:https://twitter.com/Nworld_journey
Instagram:https://www.instagram.com/newworld_journey/

※イベント参加費3000円は、プロジェクトの運営費・寄付プラン(無料でツアー参加できるプラン)で参加する子どもたちのツアー費用に充当いたします。
  
  
学校と家、あるいは会社。
いちばん関わる時間の長い場所で詰んだら人生詰む、なんてちょっと世知辛い。
  
とはいえ「イヤなら逃げていいよ」なんて優しげな顔した大人の助言も、子どもからすれば「いやどこに!!!」って感じじゃないですか。
  
そんな逃げ場の、具体的なイチ提案です。
  
   
「不登校の子どもたちを救うんダァ!!」
  
みたいな崇高な想いなくとも(わたしにはない)、平日にふらりといろんな地方に行って、ゲストハウスで子どもたちと楽しく遊ぶ格安旅行スタンスで参加してもらうのもアリみたい。
  
興味のある方は、いっしょに行きましょ遊びましょ。
    
不登校の子どもに限らず、大人だって「新世界」が増えれば視野が広がって楽しく生きやすくなると思う。わたしとて全国各地あらゆるいばしょに身を寄せまくって生きると決めてます。
    
   
ってことで、みんなで楽しくソーシャルグッド!
  
説明会イベント・ツアー参加、シェア、コメント、noteからの寄付、どれもすごく嬉しいです\(^o^)/  

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読んでくださってありがとうございます😊 このプロジェクトでは、経済的にツアー参加が厳しい家庭向けの「無料参加プラン」を設けています。いただいたサポートは、このプランを利用する子のツアー費に充当いたします。ご支援いただけるとすごく嬉しいです!

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