オムライス好きとしては無視できない。天五中崎通商店街にある「西洋食堂 Poussin」
あけましておめでとうございます。
今年も「無視できないシリーズ」は毎週金曜に更新していきますので、よろしくお願いします。
では早速、新年一発目の更新。
「2024年初ランチは豪華にいこう」ということで、以前から気になっていたお店へお伺いすることにしました。
それが、中崎通商店街にある「西洋食堂 Poussin(プーサン)」。
昨年に近くを通った際、「山形牛ゴロゴロオムライス」というメニューが目に飛び込んできまして、これはオムライス好きとしては無視できないなと思いつつも、価格が「2,000円」と割と高価格帯だったので、なかなか足を運べないままに時が過ぎていました。
しかし、今日は2024年1月5日。
お正月気分が多少残りつつも、仕事始めかつ筋トレ始めの日でもあったことから、1年をスタートさせるにふさわしいものを食べたい気持ちもあり、景気づけの意味も込めて奮発することにしました。
13時ごろにお店に到着し、店頭の看板を確認してみると、オムライス以外にも「ナポリタン」「山形牛 田舎風シチュー」と、洋食好きの心をくすぐるラインナップが並んでいました。
「田舎風シチューとはなんぞや。食べてみたい」と、かなり心が揺らいだものの、やはり新年一発目のランチは豪華にということで、オムライスで初志貫徹。
席に着くなり早速オーダーします。
店内は入り口すぐにテーブル席が1つあり、それ以外はカウンターのみの小ぢんまりとしたお店なので、ソロ飯にも使いやすい雰囲気。
実際、ぼくが入った時にも女性の1人客がいらっしゃっいました。
入ったタイミングでは、ぼくと、その女性客だけだったこともあり、店内は静か。
そのおかげで卵を混ぜる音や、フライパンで材料を焼く音が心地よくこだまします。
そんな西洋食堂ならではのBGMを聴きながらオムライスを待っていると、おいでなすりました。
良い。
すごく良い。
どうですか、この威風堂々としたオムライス。
美しい色合いの卵には山形牛の角切り肉もオンザってます。
文字通りゴロゴロとしたお肉。
メニュー名に偽りなしですね。
新年1発目にふさわしいビジュアルと言っていいでしょう。
これはもう新年早々に「大吉を引いたな」と確信しました。
いざスプーンを入れてみると、卵は想像通りにふわっふわで、中はトロトロ。
この仕上がりは自宅では再現できないでしょう。
いざ食べてみると、ソースとの相性も抜群。
これは美味い。
フワトロ卵のオムライス好きにはたまりません。
そして、いよいよ山形牛の肉をいただきます。
画像では少し伝わりづらいかもしれませんが、スプーンで簡単に切れるほどのやわらかさ。
味については、言わずもがな美味いわけですが、ぜんぜん脂っこくなく、肉肉しい味わい。
それがまた良い。
肉と卵を一緒に食べてみたら、肉と卵の相性たるや最高かよという感想しか生まれません。
ソースが両者のバランスをうまく引き立ててくれているんでしょう。
これぞまさに新年一発目にふさわしい豪華ランチ。
正直に言うと、最初においでなすった際、「オムライス小さいかも。足りるかな」と思いましたが、ところがどっこい肉と卵にボリュームがあるので、まったく不足感はありません。
味もボリュームも、とても満足度の高い逸品でした。
「ハレの日」のランチなんかにもいいのではないでしょうか。
西洋食堂 Poussin
大阪府大阪市北区黒崎町7−2
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