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女性がいつまでも美しく、幸せに暮らせる街、ニューヨーク。

ロックフェラーセンターの夜景を見に行ったときのこと。


夜景を見終わり、エレベーターホールで下のエレベーターを待つ列に並んでいると、係員の男性が日本人観光客の女性客に話しかけていた。

その女性はティアラをつけていたため、係員の彼がその理由を尋ねていたのだった。

彼女は「今日が誕生日だから」と答えていた。



それを聞くやいなや男性は大声で


「みんな聞いてくれ!今日は彼女の誕生日なんだ!」


とエレベーターを待つ客に大声で伝え、


「彼女をお祝いしよう!」


と号令をかけ、その場で「ハッピーバースデー」の大合唱が巻き起こった。


まさにこれぞアメリカ!という光景だった。


彼の粋な計らいで、大合唱と大きな拍手に包まれ、彼女はとてもうれしそうだった。そしてその場にいたわたしも、とても幸せな気持ちになった。




彼らは人を幸せな気分にするのが上手だ。


特に男性は女性に対して、いつも喜ばせようとしてくれる。


例えば呼び方。

仲良くなった女性に対して、会話の中で「sweetheart」「sweetie」「honey」「darling」と呼んだり、

挨拶は「Hi, beautiful」や「Hello sexy」など、必ず一言女性がうれしくなる言葉を付け足す。



その服素敵だね!今日もキレイだよ!と褒めることを忘れないし、「ありがとう」と伝えると、「My presure!(わたしの喜びだよ!)」と返してくれる。


相手に何かいいことがあると、エレベーターの彼のように、自分のことのように喜んでお祝いしてくれる。



きっとそんな風にお祝いされたら、誰もが幸せな気持ちになれるだろう。毎日「今日もキレイだね」と言われたら、どんな女性もキレイになっていくだろう。


そんな彼らと一緒にいると、わたしはいつも、すごく幸せな気持ちになれるのだ。

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