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できないのは自分のせいではない。ときには笑って相手のせいにしてみる。

語学学校で受けている授業のことを相談しに、先日ある先生の元をおとずれたときのこと。

「わたしのスピーキングはほんとヤバイんです。クラスメイトが何を言っているか、全然聞き取れなくて」と言うと、彼女は「それはあなたが悪いんじゃないの。クラスメイトの英語の発音が悪いのよ!」と満面の笑みで言った。


彼女はイギリス出身のネイティヴスピーカーなのだけど、そんな彼女も、オーストラリアに来たばかりの頃は、オージーの英語が聞き取れなかったそう。

「わたしでさえそうなんだから、あなたが聞き取れなくて当然よ!相手の発音が悪いんだから、気にすることないわ!」と言ってくれた。




わたしたちはなにかと「できないのは自分に責任がある」と思いがちだ。それが自分が学んでいるものだったり、始めたばかりのものだったり、慣れていないものだったりすると余計にそう感じる。


けれど、完璧ではない人間同士の関わり合いなのだ。人と人とが関わる中で、100パーセント自分に問題があるということなんてありえない。


自分もできてないけれど、相手も同じようにできていない。

わたしは完璧じゃないけれど、あなただって完璧じゃない。お互い様だね。

それでいいんだと思う。




自分のせいにばかりしていないで、ちょっとは相手のせいにしてみよう。

笑って「わたしのせいじゃなくてあなたのせいだよ〜あはは」と。

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