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「わたしならできるはず」よりも「できなくて当たり前」と思って生きる。

自分の力を信じることは大切だと言われている。

わたしならできる。きっとうまくいく。成功する。達成できる…


そうやって自分を鼓舞することはいいことで、そうしなければいけないとずっと思って生きてきた。


けれど、自分の能力を信じ、自分はできる人間なんだと思っていると、できない自分と出会ったときにどうしようもなく落ち込んでしまうことに気づいた。

「できる」ことで培われた自信も、できない自分を知った瞬間一気に崩れ落ちてしまう。



最近、英語のできなさ加減や人との関わりのむずかしさに落ち込むことがあったのだけど、その原因は「わたしならできるはず」という思いがある一方で、現実には思うようにできていない、そのギャップにあった。



なので思い切って、「わたしの英語は大したことない」「わたしはできないんだ」と思うことにした。


どうせわたしの英語は大したことないんだし、間違ってて当然じゃないか。

どうせわたしはうまく人と関係が築けないんだし、馴染めなくて当然じゃないか。



そう思ったら、いろんなことが楽になった。英語を話すことも、人と関わることも恐くなくなった。そして、少しでもうまくいったときは、「わたしってすごいじゃん。結構やるなあ」と自分を褒めてあげられるようになった。


そしてもちろんうまくいかなくても、「まあ仕方ないね、できないんから」とあまり気にせずやり過ごせるようになったのだ。




自分の力を過信せず、できないことはできないと、そしてできなくてもいいのだと開き直ってしまおう。


そうすれば色んなことが楽になる。

無理して頑張ることも、できる人のふりをすることもなく、自然体な自分でいられる。

失敗しても自分を責めることなく、仕方ないよね、と気軽にやりすごし、あははと笑って生きていける。



気楽にいこう。どうせできないんだから。


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