教育の違和感。
子ども頃、自分が欲しいものを我慢して友達だったり下の兄弟にゆずったら、「えらいね」「優しいね」って褒められる。
でも大人になって働くようになって、会社でやりたいプロジェクトがあったとする。もしそれを同僚や後輩にゆずったら「なんで自分がやるって言わなかったんだ!ちゃんと主張しなきゃだめだ!」と言われる。
なんじゃそりゃと思う。
大人になって「自分の意志を主張すること」がいいとされる世の中なら、子どもの頃からそう育てればいいのに。
子どもには「自分を犠牲にして相手に優しくすることがいいこと」って教えておいて、大人になって急に「自分の意志を主張しろ」というのはいかがなもんかと違和感を感じている。
わたしの数少ない親友の一人で、長年お世話になっているちえさんという人がいる。
彼女はすごい。
2児の母なのだけど、以前家に遊びに行って彼女の家族+わたしで食卓を囲んでいたときのこと。
彼女の上の娘(当時4、5歳)が食事中に飲み物をこぼしてしまい、テーブルとカーペットがびしょびしょになった。
ちえさんの旦那は、「こらっ!よそ見してるからだろ!」と普通の親っぽい感じで叱り、娘は泣き出した。
でもちえさんは冷静に溢れた飲み物を拭きながら、「でもさ〜、大人が飲み物こぼしたら誰にも怒られれないのに、子どもがこぼしたら怒られるのってなんか変だよね」と言った。
確かに。
大人が飲み物をこぼしたら、「わ〜大変!」とはなるけれど、誰もその人に対して「何やってんだよ!よそ見すんな!ちゃんとしろ!」とは言わない。
でも子どもがやると、「よそ見するんじゃないっ!」と叱りつける。
確かに変だ。
疑問に思ったことなかったけど、ちえさんの一言が新たな発見だった。
大人になって違うことを言うのなら、子どものうちから教えない。
大人になって叱られないことは、子どもにも叱らない。
わたしは子どもがいないけれど、もし自分が親になったらそうしたいなあと思う。
できるかわからないけど。
っていうか親になるかどうかもわからないけど。
でも間違いなく、ちえさんの子どもに生まれたら、幸せだよなあって思う。
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