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10/13 NYタイムズスクエア現地ルポ「怒りの日」「インティファーダ」「パレスチナ解放」抗議デモの様子

本日の動画はこちらです

10月13日金曜日の午後3時から始まったパレスチナ系住民らによる抗議集会が、ここNYのタイムズ・スクエアでの行われました。

大勢のパレスチナ系住民が集まって、「フリー・フリー・パレスタイン」パレスチナに自由を!
「インティファーダ」(パレスチナの解放を!)と、大きなシュプレヒコールを上げて、抗議活動が行われていました。

イスラエルが、先週末のハマスによる奇襲攻撃に応戦し、宣戦布告を行なったため、今日13日金曜日を「怒りの日」として、パレスチナ系の住民や、その支持者
が、NYのタイムズ・スクエアに集結しました。

ハマスの指導者らが、世界的な一斉蜂起を呼びかけたことで、現在、世界各地の大都市で、時差はあるものの、こうした大規模な抗議活動が行われています。

NY市警は、昨夜から全ての警察官を動員して、暴力事件に発展しないように、
マンハッタンの42丁目のストリートをバリケードで封鎖し、抗議ゾーンに指定して、一方はイスラエル系住民、もう一方はパレスチナ系住民に分けて、厳しく目を光らせていたため、幸い今の所は平和的に進んでいます。

しかし、昨夜12日木曜日に、NYのブルックリン・カレッジで、ユダヤ系とパレスチナ系の学生らのデモが行われた際、ニューヨーク市議の親イスラエル派の議員が、パレスチナ系住民の学生デモ会場に、銃を持ち込んで逮捕されるという事件
が起きています。

今日、タイムズ・スクエアでの抗議集会が始まったのは午後3時頃で、バリケードで封鎖されたエリアが、一瞬にしてびっしりと埋め尽くされました。

年齢も民族もさまざまなデモ参加者たちは、サインを掲げ、サウンドシステムとドラムの助けを借りて、大合唱しながら、歩いていました。

ニューヨーク市は、イスラエル国外では最大のユダヤ系人口を抱えており、親パレスチナ系や、親ユダヤ系のデモが、過去にも頻繁に行われてきました。

今日金曜日は、制服警官だけでなく、覆面警察官も配置され、ニューヨーク市警の「防諜部門」が、ソーシャルメディアを監視し、警戒を怠らずに残業している
ということです。

大手金融機関に勤務する、ユダヤ系にルーツを持つアメリカ人ビジネスマンは、「今日は出社せず、自宅でリモートで仕事をするよ。ユダヤ系アメリカ人は、
今日はほとんどそうしているよ」と話してくれました。

アダムス市長は、「今日は脅威の具体的な兆候はない」と判断して、地下鉄もバスも動いており、人々は普通に学校に通学したり職場に出勤しました。
抗議デモは日が暮れるまで続き、ちょうど職場からの帰宅時間に、足を止めて
デモの様子を眺めたり、観光客がスマホで撮影する姿も目立ちました。

おかげで、ホットドッグ屋さんなどの屋台は大繁盛で、水もたくさん売れたようです。

今日は、なんとか平和的に抗議活動を終えたようですが、警察当局は、1週間は警戒体制を取り続けると発表しています。

現在、戦争状態が続いている、イスラエルとガザでは、ガザ住民の「人道回廊」の設置が難航しており、ガザに取り残された、200万人以上ものパレスチナ人が
無事に脱出するには、険しい道のりがあります。

そうした中、イスラエルは、「国際人道法で禁止」されている「白リン弾」をガザに向けて使用したと西側のメディアが報じました。
世界で人口が密集している地域の一つであるガザ地区に向けて、国際法が禁じている「白リン弾」を使用したことが知れ渡れば、パレスチナ系住民の抗議行動は
この程度では収まらず、さらに激化する可能性があります。

ユダヤ系住民とパレスチナ系住民。何とか両者の折り合いをつけて、双方の一般市民が、戦争の脅威に怯えることなく暮らせる日は来るのでしょうか?

残念ながら、戦争で金儲けをし、テロ集団に資金援助をしている勢力がいる限り、弱者であるコミュニティの平和は脅かされ続けると思います。

今は、中東が戦争の舞台ですが、それがある日突然、東アジアで起きたとしてもなんら不思議ではありません。戦争の火種は、すでにどこにでも撒いてあり、起こしたい側が起こそうと思えば、いつでも火を噴かせることが可能なのです。

非公開でまだ未確認の情報ですが、「EMP攻撃(電磁パルス攻撃)」の可能性があるとの情報を受け取りました。視聴者、読者の皆様、どうか突然のブラックアウトに気をつけてお過ごし頂ければと思います。
備えあれば憂いなしです。

今日もここまでありがとうございました。
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