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至高のバンド「SUPERCAR」番外編:"COLORS EXORCIST 2000"に行ってきました

この記事をご覧いただきましてありがとうございます。

さて、以前の投稿より、自分の好きなことを楽しく書いてみようということで、趣味の音楽について【短期集中連載】を開始しております。

テーマはズバリ、

”至高のバンド「SUPERCAR」"

SUPERCARは、90年代後半から2000年代にかけて日本の音楽シーンで活躍したバンドであり、数多のアーティストの中でも私がトップクラスで好きなバンドであります。

なお、SUPERCARの説明や魅力については、Vol.1でたっぷりと紹介していますで、ぜひご覧ください👇👇

Vol.2以降は、SUPERCARが発表したオリジナルアルバムについて1枚ずつ魅力を深掘りしていこうと思います。

ニッチなテーマですが、少しだけお付き合いいただけると幸いです。

さて、本来なら4thアルバム「HIGHVISION」について書いていくところですが、ここで少しだけ休憩させていただきたいと思います。

これには理由がありまして、前回の記事Vol.4で「Futurama」があまりにも好きすぎるがゆえ、溢れる想いを書き殴った結果、約10000文字にまで達してしまいました。

過去1番の文字数を大幅に更新。自分でもひいています。何なら、まだまだ書けそうでした。読んでいただいた方には、本当に感謝しかないです。

ただ、少し疲れたので、本記事で一息つけさせてください🙇

ということで、今回は番外編として、SUPERCAR関連の記事をコンパクトに書きたいと思います。

Vol.4でも少し触れましたが、「Futurama」のジャケットのアートワークについて、最近2023年6月に展覧会が開催されました。

その名も、"COLORS EXORCIST 2000"

SUPERCARのCDジャケットのアートワークを数多く手がけた木村豊さんの個展であり、「Futurama」のジャケットのアートワークのために製作された実際の原画が約1ヶ月間という期間限定で展示されました。

それがSNSで告知されたときの驚きと興奮は、今でも忘れません。

余談ですが、木村豊さんは他にもスピッツや椎名林檎などのジャケットを手がけていることでも有名であり、私も当然存じていました。

「死んだらJ−POPが困る人 木村豊」

数年前にこの本を購入していて、非常に面白い内容で木村さんのジャケットアートワークについて深く知ることができました。

この本の内容によると、数々のアーティストを手掛ける中でもSUPERCARはメンバー側からの注文が少ないことから比較的自由にアートワークができたようで、いい意味で「実験の場」として印象に残っていたようです。

特に「Futurama」のジャケットについては「何だかよく分からないもの」というメンバーからのオーダーを受けて、”ロールシャッハテスト”という手法を試みた末に、あの印象的なジャケットが誕生したとの文章がありました。

とはいえ、今回の展覧会が20年前の1つのアルバムのみをフィーチャーするというかなり攻めた企画だなと思いつつ、こんな俺得な展覧会があっていいのかと鼻息が荒くなったのを覚えています。

ですが、会場は東京高円寺。私は現在、広島県在住。

宿泊するほどじゃないし、東京で他に用事ないし、限定グッズのTシャツはオンラインで購入済みだしと、費用対効果の面でかなり迷いました。

でも、行っちゃいました(笑)

サクサクと新幹線に乗れるほどの財力がないので、前日に夜行バスで広島を出発し、日帰りの予定で東京へ向かいました。

ということで、ワクワクしながら高円寺へ向かい、無事に会場へ到着しました。

なお、展覧会の内容について、私から詳しく語れることはありません。SUPERCARや「Futurama」のファンとして、ただただ面白かったです。

以降は、現地で撮影した写真を中心に載せていきますので、展覧会がこんな感じだったんだ〜っていう空気感を感じていただけると幸いです。

展示作品は全て撮影OK・SNSもOKということで、本記事においても惜しみなく掲載させていただきます。

東京 高円寺  ギャラリー「VOID」
展覧会のフライヤー
入り口から全体を望む。コンパクトな会場でした。
展覧会の案内と説明
ジャケットに採用されたデザインの原画。絵の具の凹凸までしっかり見えました。
その他のデザイン
展覧会のメインのデザイン
「Futurama」CD
展示・販売されているアクリルキューブ
原画の販売リスト
アクリルキューブとペインティング材料
展覧会限定販売のTシャツ
木村豊さんの私物DJブース。スピッツ!!

いかがだったでしょうか。

なお、展覧会が終了したタイミングで、木村さんがSNSで以下のように投稿していました。

展覧会開催の経緯は不明ですが、数多くの作品を手掛けてきた中でも「Futurama」だけをフィーチャーしたということは、それだけ木村さんにとって思い入れがある作品だったということでしょうか。

理由はどうあれ、SUPERCARや「Futurama」のファンとして展覧会が開催されたことはとても嬉しかったですし、この展覧会の開催がきっかけで、私の中で何度目かのSUPERCARブームがきて、本連載を始めるきっかけになりました。

エバーグリーンで色褪せない魅力を放つ「Futurama」だからこそ、時を超えてこのような展示会が開催され、このアルバムを好きで居続けた自分を肯定されたようでもあり非常に嬉しかったです😄

余談を少し。

夜行バスで出発して朝には新宿に到着したものの、「高円寺VOID」は13時の開館。

かなり時間が空いてしまったため、まず中央線で高円寺に向かい、純喫茶でモーニングを嗜んだあとで、高円寺をゆるゆると散歩しながら聖地巡礼をしました。

”待ち合わせは高円寺”「CITY LIGHTS」andymori
「童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前」銀杏BOYZ
スピッツ「醒めない」MV撮影場所「高円寺HIGH」
フジファブリック「茜色の夕日」ジャケットモデル

恐らく、誰にも理解されないような放浪でしたが、私なりにとても楽しく聖地巡礼をさせていただきました。

東京エリアはあちこち行ってきたつもりでしたが、何気に高円寺は今回が初めてでした。

私が好きな音楽にも影響を与えた高円寺という街を感じることができ、感慨深いものがあったり、何か漠然とした刺激を受けました。この街に来れただけでも、今回の遠征には意味があったと思いたいです。

そんなこんなで、展覧会を終えてすぐに中央線で東京駅に向かい、夕方には新幹線に乗って広島まで帰りました。

長距離移動には疲れましたが、久々に自分の好きなことを純粋に楽しんだ小旅行でした。

さて、休憩はこれで終わりにしまして、次回からvol.5「HIGHVISION」で連載を再開します。

もう少しだけ、お付き合い願います。


乱筆にて


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