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就職活動のポイント 〜ビビりな私が一流企業から内定頂いたわけ〜

私が働く会社では、2020新卒採用者(内々定者)が既に決定している。
ふと思い出した。就活は、やることが多く、イベント参加のスケジュールに追われ、いつの間にか何をしたら良いのか分からなくなり、時間だけが過ぎる。
そんな中、私は、エントリーした全ての企業から、総合職(正社員)の内々定を頂いた。

現在の会社の人事部時代などの経験も踏まえて、「就職活動」のポイントをお伝えすることで、少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

まず最初に、
私の学歴は、国立大学である。
東大・京大や、慶應・早稲田ではない。

しかし、
入社した会社(現在働いている会社)以外
私が内々定を頂いた企業は、
  トヨタ
  ホンダ技研工業(Honda)
  日立製作所
  三菱電機
  その他、企業10社


これらの会社は全て、東証1部上場企業であり、全て総合職(正社員)の内々定を頂いた。※エリア総合や一般職ではなく、世界中転勤ありの総合職


2010新卒だった私の時代は、リーマン・ショック直後で、就職氷河期と言われた時代だった。
私の国立大学で、一流企業(東証1部上場企業の中でも超有名企業)に内定した学生は10%くらいで、ほとんどの学生が、第一希望以外の会社に就職していった。

なぜ私が、一流企業15社から内定頂いたのか。

どこの企業も、最終面接の控室にいた学生の80%くらいは、東大・京大や、慶應・早稲田だった。

不思議なことに高学歴=100%内定ではない。
彼らを見てて思ったのが、
「頭脳で面接官と戦おうと議論してるなー。揚げ足とってんなー。面接官は社会人だから、私たち学生が見えてない世界や価値観を持っているのに、立ち向かっても意味ないのになー。てか面接官がアホだろうとこのアホに気に入られなければ落ちるのに。世の中のビジネスだってお客様がアホだろうと買ってもらわなければ意味ない。それと一緒なのに」という事。
変なプライドや議論はいらない。面接の時間は、限られているので、有効活用したいものだ。
そして高学歴ではない方→ビビる必要はない(ただ高学歴=頭は良いので)しっかり準備しよう。

さて、私の就活ポイントを以下目次に沿ってお伝えしたい。

私の就活ポイント

1.就活スタートは大学2年から
2.業界分析は足で稼ぐ
3.自己分析、自分の軸って何
4.自分という商品を売り込むのが就活
5.相手企業への新製品のプレゼン
6.メンタルの保ち方


1.就活スタートは大学2年から

下図は、「マイナビ」HPから拝借した2020新卒者の就活スケジュールだ。

このスケジュールだと大学3年生の夏から、企業研究や自己分析、記載はないが秋以降に大型の就活EXPOなどが開催される。

これを私は、心配性で、ビビリなので、大学2年生の時に先輩に混じって実行し、本番となる大学3年生の時にもう一度実行した。

①基礎学習その1

・日経新聞(1週間に1回まとめて流し読み)
・日経ビジネス(本屋で30分程度流し読み)
・業界図鑑的な本1冊だけ購入し熟読
    (2冊目以降は本屋で立ち読み)
・就活マナー本(本屋で立ち読み)
・エントリーシートの書き方的な本1冊購入
    (2冊目以降は本屋で立ち読み)
・その他、本屋には色んなコーナーがあるので、トレンド勉強(次にくるビジネス勉強)のため、毎日本屋で30分立ち読み。
・毎日、鏡の前で、大きな声をだして、爽やかな笑顔で、自己紹介をする
➡︎就活生にとっては常識だと思われるので、解説は割愛する。ただ、私の場合、2年生から実施したこともあり、平均勉強時間は1日60分程度。

②基礎学習その2
    就活EXPOや企業説明会に参加

就活サイトに登録しイベントに申し込む
さすがに企業説明会は、2年生だと難しい会社もあったが、企業単独で1,000人以上向けの説明会(いわゆる大企業)なら大丈夫な会社も多くあったので参加した。
➡︎これも就活生にとっては常識だと思われるが、是非行って頂きたいのは、「必ず1つ以上質問すること」、悪い言い方をすると、ボケーと社員の説明を聞いている学生と、この後質問するぞと思いながら聞いている学生とでは、緊張感も理解力も記憶力も雲泥の差がつく。自分のために、是非実行してもらいたい。



2.業界分析は足で稼ぐ

     就活イベントだけでなく、
     個人的に企業訪問を各企業へ申込む
(大学の教授に支援して頂き、各企業の人事担当者や人事部OBにアポイントをとってもらうと話がスムーズ)
もちろん人事部以外のOB・OG訪問でも良いが、その場合は出来れば35歳以上(できれば40以上)でリーダー・課長クラスに出世した方が良いと考える。(当たり前だが、経験も、会社の知識も、事業状況の理解も、人を見る目も備わっているからだ)
(20代社員には最近の就活事情やテクニック等を聞くと良いかな)

就職EXPOや各企業の大型イベントは、会社側からすると、広く浅く沢山の学生に会社を知ってもらう事を目的としている。
私も人事部時代や現在営業マンとしても就活イベントでプレゼンさせて頂く事が多いが、プレゼン内容は、悪く言うと「当たり障りなく」「社内や商品の真髄的な所の話はNG」という社内上層部からの指導がある。
そのため、個別に企業訪問するのだ、より深い「ココだけの話」を引き出すチャンスである。

【その1】具体的にどんな人材と働きたいと思っているのか聞けるチャンスである。
面接官は学生の話を聞きながら、会社の人事部が作った評価項目に沿って点数をつけていく。その評価項目は、会社によって若干異なる、点数の配分も異なる。
だから学生は、会社のカラーに合わせて自分のPRのベクトルを変えるため、企業説明会や企業訪問などで「どんな人材が欲しいですか」と聞く学生が多い。
しかし、質問された社員としては、不思議なことに「会社としてどんな人材が欲しいか」と一般化して考える人が多く、結局、表面的なマニュアル回答をしてしまう。
ぜひ、「(あなたは)どんな人と働きたいですか」そして「なぜそう思うのですか」と理由も含めて色んな社員に聞いて欲しい。
社員によって色んな価値観がありはするが、業界や会社ごとに回答の傾向が異なるので、そこを見極めると良い。

【その2】企業パンフレットに記載があるような抽象的な事業説明ではなく、具体的に現在チカラがある事業や商品はどこなのか、将来を見据えてどの事業・商品に投資しているのか聞けるチャンスである。
これを知っておくと、
「この会社を志望した理由を教えてください」
「あなたはこの会社で何がしたいですか」
に対し、その業界・会社のベクトルから外れる事なく、的確に「具体的に」面接官に刺さる回答ができるようになる。
(私の場合は、各企業それぞれにおいて、自分の経験やスキルのエピソードを踏まえた、商品プラン・プロジェクト案を10個ずつ準備していた。これについては今後の記事で記載したい)

まとめ

私もそうだったが、大学生の頃は、社会と言うものを知らない(当時、大人にそう言われてイラッとしたが、社会人になって本当に無知だったと気がついた)。

だからこそ、まずは、
「社会を知ること=業界分析」を
「読んで・見て・聞いて・考えよう」

その業界・会社で何がしたいのか
人生において社会を通じて私は何がしたいか
世の中に何をもたらしたいのか貢献したいのか

そんなこと当たり前だよと思った方、ごめんなさい。でも、まだ充分にできてないなーと思われる方は、ぜひ考えてみてください。

これは、どんな会社であろうと、フリーで起業しようと、同じだと思います。
まあこの問いは、これは社会人になっても続くんですけどね。
より良い自分の未来のために、ぜひ。

次回は、「自己分析」以降を記事にしたいなと思っています。

以上、蒼井加奈でした。


次の記事「働き方改革について」↓↓

https://note.mu/next9/n/n611e79b2b205

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私の人生の夢は、悩みながら働く方に、アイデアを届けられる人間になること😊電子媒体での発信や、少人数のセッション・講演会など企画できたらいいなーとか思ってます⭐️まだまだ、未熟者な私は、まずは自分自身から努力が必要だけど。。がんばります☺️