計画停電の必要性

東日本大震災から4年が経過しようとしているが、どの夏も電気使用量が電力会社が供給できる電気の上限近くまで達している。上限を超えなかったから現状のままで良いという発想は、学校の授業開始2分前に着いたので問題ないという発想と同じようなもので、実態を無視している。身体が椅子の上に乗っていても、息が上がっており、勉強するどころではない状態であれば、授業内容を理解するという目的を満たそうとしていると言えず、問題のある行動と言える。発電量の上限を超えなかったからといっても、環境汚染を加速させていることに何の変わりもなく、先進国として適切な状態にあるとは到底言えない。地球からすると、発電量の上限を超えるかどうかというのは、大差のない瑣末な話である。あくまでも人間にとって意味のある差でしかない。

東日本大震災後において、東北や関東は電気消費量を抑えるために積極的に取り組んだが、関西等の地域では通常通りに電気を消費していたため、多くの人が節電の必要性を感じることはなかっただろう。またガソリン価格が下がったので、どんどん車を運転しようというように、エネルギー資源を積極的に使うかどうかを費用だけで判断するのは、人間社会のことしか考えていない自己中である。

現状、個々人の善意による節電、省エネはあまりにも貧弱である。また原発再稼働に反対することに焦点を合わすことで、環境保護や環境対策は、一部の企業が取り組めば良いというような錯覚が蔓延している。その錯覚を解消し、全国民が積極的に省エネに取り組むために、計画停電は必要である。なお、病院やデータセンター等の24時間稼働が必要な施設は、自家発電設備を備え、計画停電に適応すべきである。

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