【学校では教えてくれない”稼げる”パーソナルトレーナー論】 Vol.9 パーソナルトレーナー2.0 クラウド上で活動するトレーナーとは?!.
Vol.9 パーソナルトレーナー2.0 クラウド上で活動するパーソナルトレーナー?!
前回のVol.8では、活動する”場所”に対する固定概念を捨てることで、思いもよらぬメリットがあることをお話しさせていただいた。
番外編を入れて10回目となる今回は、活動場所の選択肢は、必ずしも物理的な空間だけではないではない。ということで、クラウド上で活動する、”パーソナルトレーナー2.0”についてお話ししていこうと思う。
目次
1. クラウド上で活動するパーソナルトレーナー2.0とは
2. 世界のスタートレーナーはほとんどマンツーマン指導をやっていない?
3. VRを使ったトレーニング指導?!
4. トレーニング指導の一部をオンラインで行う。
5. 従来のトレーナー vs トレーナー2.0
6. 「お客様に合った」「ゴールまで最短距離で」だけでは不十分。
1. クラウド上で活動するパーソナルトレーナー2.0とは
近年、インターネット・アプリケーションの進歩により、従来の「パーソナルトレーナー=現場でのマンツーマン指導」の図式が変化しつつある。
前提として、今回お話しする「クラウド上」とは、データやアプリケーションの一部が目の前のパソコンの中にあるのではなく、ネットワークにつながった先、つまり「雲の上」に存在していることを指している。
便宜上、従来型の現場でのマンツーマン指導の型にはまらず、インターネットを駆使して活動を行うパーソナルトレーナーを「パーソナルトレーナー2.0」と呼ぶことにする。
このようなパーソナルトレーナー2.0のカタチには、いくつものモデルがあるだろう。
・実際にクライアントに会うことなく、食事やトレーニングプランの組み立て、体組成変動のフィードバックを行うような、オンラインパーソナルトレーニング。(すでに大手ジムでも取り入れているところがある。)
・部位別、目的別に区分けして、上記の内容を電子書籍のような形にパッケージ化したのち販売し、その後、個別の質問・フィードバックに答えていくような形(E-Books型)
・クライアントが各自でトレーニングを行う様を、トレーナーがライブストリーミングで確認し、リアルタイムでアドバイスや指示を出すスタイルのオンラインパーソナル。
・トレーニングや食事のノウハウおよび質問への回答を、個人メディアで無料公開し、第三者からのアフィリエイトや広告収入でマネタイズを図るカタチ。(YouTubeやブログなどSNS系がメイン)
これらをはじめとする十人十色の活動方法があり、それぞれにメリットとデメリットがある。
少なからず、ネットを利用してサービスを受けるため、このマーケットの客層は若年層に偏ることが1つの特徴でもある。
2. 世界のスタートレーナーはほとんどマンツーマン指導をやってない?
日本では、まだ少ないが、世界には老若男女、誰でも知っているような、フィットネススター・スタートレーナーと呼ばれる人たちがたくさんいる。
中にはSNSフォロワー数100万人を超えるような、日本では考えられない認知度を誇るトレーナーもいる。
彼ら彼女らの多くは、プロフィールに「パーソナルトレーナー」「フィットネストレーナー」との記載があるのにも関わらず、従来型のマンツーマン指導を実際に行なっている人は少ない。
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