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TRPGで遊ぼう!

どうも、今回はTRPGの話です。

「TRPG」に興味はあるけども、遊んだことない、よくわからないって人に向けて書きました。

なお、記事内で紹介する疑問は、チシさん(@tishi_Za)による「TRPGを始められない理由はなんですか?」というアンケート結果を元にしています。
より、初心者が抱える不安に近いものとなっていれば幸いです。

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その1.専門用語がわからない

将棋とチェスでは専門用語が異なるように、TRPGでも遊び方によって専門用語はまちまちです。
ただ、話を理解するだけなら「5つ」を押さえれば大丈夫です。

TRPG
空想の住人として、課題解決を目指すゲームのことです。
簡単に言えば「もしも無人島に漂着したらどうするか?」といった場面を想像して、無事に生還するにはどうしたらいいかを考えていくゲームです。

GM(ゲームマスターの略称)
ゲームマスターは、ゲームの状況を説明する人です。
あらかじめ定めたルールに従って、プレイヤーの行動を認めるか、認めないかを判断します。
基本的には1つのゲームにつき、1人が参加します。

PL(プレイヤーの略称)
プレイヤーは、ゲームの登場人物としてゲームを進めていく人です。
他のプレイヤーとも協力しながら、課題解決に向けて行動します。
基本的には1つのゲームにつき、1~4人が参加します。

RP(ロールプレイの略称)
「空想の住人」として、適切な反応、行動をすることです。
現実には元気だけども、ゲーム内で怪我をしたから苦しそうにするといったことです。

ルルブ(ルールブックの略称)
ゲームを進める上でのルールをまとめた本のことです。
ルールがなければ何でもありになってしまうので、参加者にはルールの理解が求められます。


その2.どう遊ぶのかわからない

基本的な遊び方は、以下の3ステップです。
1.GMで遊ぶ人、PLで遊ぶ人を集める。
2.PLは空想の住人となる登場人物を用意する。
3.用意した登場人物として、課題解決を目指す。

ゲームの楽しみ方は人それぞれですが、
プレイヤーは空想の住人として、現実では味わえない状況や困難な課題に挑む達成感が楽しめ、
ゲームマスターは、そんなプレイヤーが悩み抜いた末の結末を眺める楽しさがあります。

なお、ゲームのプレイ時間は1時間で終わるものもあれば、6時間や10時間超え(複数日に分割)になるものもあります。
最初のうちは1~2時間で終わる簡単なものから遊んでみるといいでしょう。


その3.ロールプレイに自信がない

ロールプレイとはその場の状況に合わせた行動ができることであって、無理にカッコつけた台詞を言う必要はありません。
「台詞を口にするのがそもそも難しい」という人は、他の参加者に伝えた上で口数の少ないキャラクターにするという手もあります。
また、チャットだけでゲームを行う「テキストセッション(テキセ)」という遊び方もあります。

自分にできるところから、やってみるといいでしょう。


その4.ルールブックがない、読むのが面倒

ルールブックの目的は、ゲームで発生するトラブルを最小限にするためのものです。
「こういう風に遊びたいんだけども、こういうときどうしたらいい?」という悩みをだいたい解決してくれます。
そのため、たいていのルールブックは辞書のように分厚くなってしまい、最初から最後まで目を通すことはかなり難しいです・・・。

ですが、参加者の中で合意がとれていれば、自分たちで作ったルールブックで遊ぶことも可能です。
要点だけをまとめた1ページのルールブックなら、読むのも簡単でしょう。

ただ、初めて会う人ともゲームをする際に、いちいちルールの説明からしていたのでは時間がかかるので、統一規格としてのルールブックが出版社などから出ています。

例えば、未知との遭遇が楽しめる「クトゥルフ神話TRPG」というルールで遊びたいのであれば、「クトゥルフ神話TRPG」のルールブックを購入して、内容を理解しておけば、「そのルールで遊びたいです」と言うだけで、参加者を集めることができるのです。

すでに用意されたルールブックを買って読むのか、1からルールブックを書いたほうが楽なのかは、あなたの遊び方次第です。


その5.人数が揃わない、誘える友だちがいない

実際に会って話せる人を探すとなると、難易度はかなり高いですが、インターネットとパソコンがあれば、手軽に遊ぶことができます。

まずTwitterのアカウントを用意して、ツイートの検索欄から「#TRPG募集」で検索しましょう。
すると、クエスト一覧のようにさまざまな募集が見つかるので、その中から自分でも遊べそうなものを選び、メッセージを送ってみてください。
参加希望ですが、いくつか質問してもいいですか?」と気になる点を確認し、問題なければそのゲームに参加できます。
(金銭を要求されることもなければ、課金要素もありません。)

あとは募集主(GM)の指示に従って、指定の日時にゲームを楽しむだけです。
もし、遊んでみておもしろかったら、一緒に参加した人に「普段はどのように人を集めているのか」、「また参加することはできるか」などを聞いてTRPGの友だちを増やしていくと、遊びやすくなるでしょう。

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簡単ではありますが、TRPGって何なのかを私なりにまとめてみました。
TRPGに興味をもった方に、「遊んでみようかな」という気になっていただければ幸いです。

きっと一度でも遊んでみたら、もっと遊びたくなりますよ。

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