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230522 A.Y.A 2023 SECOND TOUR 感想 ※ネタバレ有り

セットリスト有りのネタバレレポです!
ご容赦ください!

会場は新しくできたZepp SHINJUKU
70年台風のポップな赤いタイルの通路から地下へ降りていくと側面の壁に近未来的な縦のライン照明。
初めてのライブハウスは高揚感が増す。

今回はyogee new wavesを10年間ドラムを叩き続けた粕谷さんの最後のツアー。
急な発表に驚き、ライブ前のワクワク感の中に小さな寂しさが混じる。

1、Haru no Umi
前回の1stツアーの最後の曲を今日は1発目に。
繋がりを感じる。
ギターのぼんさんと粕谷さんがアイコンタクトを交わしながら演奏を楽しんでいる一瞬一瞬に感情を揺さぶられる。

2、CAN YOU FEEL IT
今回のサポートメンバーにはサチモスの泰平さんが参加。音の挟み方がなんとも心地よい。遊び心にエロさを感じてしまった。
良い男

3、Summer
オリジナルよりもよりトロピカルなアレンジでフロアが一気に夏模様に
夜空のお月様を頭上のミラーボールを見つめながら歌う健吾君に見惚れてしまった。うっとり

4、Fantastic Show
この曲のイントロは本当に最高。
健吾君を照らすピンクの照明と不適な笑みが一層ライブに没入感を与えてくれる。ナイス照明さん。
背後には朧げな夕陽を照らす照明。夢見てるみたい。

5、Hello Ethiopia
イントロからさざ波がゆらぐ音。ギターの残響でライブハウスがいっぱいになる。まどろみ。蜃気楼。白昼夢。
水平線に太陽が沈んでく様を海でぼんやりと眺めているような空間。
健吾君は何を想って歌っていたのだろう。
涙を流していたのだろうか。
ロケットをこしらえた動物が〜のギターの高音が差し込む気持ちよさ。
yogeeのメンバーの感情が爆発していた。受け止めるので精一杯だった。

6、Rain Of Your Heart
ポロンポロンと泰平さんのキーボードの音が我々を慰めてくれるかのように優しかった。好きな人が優しかった。ピース!!
5曲目のHello Ethiopiaをやる前に健吾君が一言「今日暑いね」って言葉を置いて儚い夏の臨場感を演出しちゃってた。天才。

7、White Lily LIght
出だしの健吾君のアコギソロ、ピンスポが差し込む感じ。帽子をかぶっていたから表情が見えない感じがなんとも言えない情緒。何を想っていたの?
ここでも3人の魂のぶつかり合い、3人の青春が弾ける。
一生懸命な人を見ると単純に感動するよね。人間って。一生懸命は素敵。

8、Good Night Station
この曲は本当に海に来た気持ちになる。キーボードが本当に心地よい。
ゆったり、しっとり。
ギターの音色が階段状に折り重なる感じが優しくてうっとり。恋しちゃう。男だけど。
時報ぽい音、ラジオの音に重なるギターの残響。
相変わらずライブだと何を言っているかわからないのが良い。
この曲本当に好きだ。
パーカッションの松井さんが満面の笑みでヤーヤー言ってるの本当に多幸感あって好き。

9、Ride on Wave
前曲があまりに気持ち良すぎてこの曲に入る前にMCに入っちゃった健吾君。みんなに「気持ちいかい?」と彼らしい言葉を投げかけたと思ったら
「あと1曲」と笑って指摘する粕谷さん。
健吾君、痛恨のうっかりミス。でも本当に気持ちよさそうに演奏してたから誰もが仕方ないと思ってたと思う。
和やかな雰囲気の中、MC前の最後の曲はみんなが大好きなRide on Wave。
フロアの盛り上がりも一段階上がった感じがした。
このあとMCでぼんさんが健悟くんの代わりに謝ってました。説教部屋行きだそうです笑。

10、Sunset Town
健吾君の故郷を想った曲。
一緒に散歩している気分になるような曲。出だしの旅番組のジングル感が好き。

11、A.Y.A
イントロのひらけた感じが開放感あっていい。
放たれた鳥が青空で自由に飛んでいる感じ。
ANYTIME ANYTIME ANYTIME GOODTIME
とんでもなく前向きで元気づけてくれる曲だ。
愛しい気持ちを糸で編んで
世界を巡り想いよ届け
この歌詞好きだなぁ。

12、LIke Sixteen Candle
僕たち火が燃え上がると蝋が溶けて混じり合っていく
夕立に消される前に溶け合っちゃおうって持ちかけられたら普通に恋しちゃう。
すごい曲だよな。本当に
最終的にこの曲は君の曲になっちゃうんだから。
キャーー😍って感じ

13、Bluemin Day
始まった瞬間、床が波打った。
みんながジャンプしちゃったからだ。みんな好きなんだなぁと嬉しい気持ちに
疾走感が気持ちいいのよ。しかもめっちゃ花束くれるし。
部屋の隅でピアノを弾く泰平さんも本当にエロかった。

14、SAYONARAMATA
本編最後の曲。
あまりにメッセージ性の強い曲。
泣くな友よという歌詞を歌いながら背後の粕谷さんに向かってギターをかき鳴らす健吾君。
どんな顔をしてたんだろう。
心がキュッとした。
曲が終わると感情を出し尽くした健吾君。悲しみが映る表情に何とも言えぬ気持ちに。
10年の歩みを噛み締めてたのかな。熱い演奏に心が燃えた。

アンコール

1、Climax Night
アンコールの手拍子で出てきてくれたyogeeメンバー。
これで終わってしまうのかと寂しさでいっぱいになるZepp SHINJUKU
今まで味わったことのない。張り詰めた空気。
そこに一石を投じるバスドラムの音。
とんでもない瞬間だったと思う。しかもこの曲。全ての人の感情がぐちゃぐちゃになったんじゃないか。隣のお姉さんも泣いてたよ。
わかる。俺もちょっと泣いちゃった。

2、HOW DO YOU FEEL?
息もできないくらい
心あらずで待ってたよハロー
今思い返すと本当にこの気持ちだ。曲名の問いかけに早々に答えを出してくれてる。

笑いは笑顔を伝えるから
悲しみは僕に任せてさ

HOW DO YOU FEEL?

って優しすぎないか?この歌詞大好き。
最後のアウトロでドラムの音を一身に受け止めてた健吾君、抑えきれず振り返ってギターをかき鳴らすのはグッときた。

ダブルアンコール

1、Megumi No Amen
やりたいことやろうって粕谷さんの背中を押してるのかな。勝手に想像を膨らませて楽しむ。
みんなの表情を見て笑顔になってる粕谷さんが印象的でした。
青春だねぇ

2、Good Bye
最後に持ってくるに一番いい曲だ。これも粕谷さんに捧げる曲なのかな。
この曲を演奏し終わった後、ようやく健吾君の素敵な笑顔が見れた気がする。よかった。安心。
安心で終われるライブは本当に良い。

総括

ギターの音色は感情を表現するにはピッタリ。
悲しい気持ちも小躍りしたくなる楽しい気持ちも聞いてるだけでわかる気がする。
そんなライブでした。
健吾君とぼんさんと粕谷さんが顔を見合わして感情を乗っけて演奏する姿が見れるのが最後だと思うと泣けてくる。
良いバンドに出会えてよかった。
サポートメンバーの泰平さん、松井さん、Keityさんの演奏も最高でした。
粕谷さん今までありがとうございました。めちゃくちゃ好きです。


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