2024明治安田J1リーグ第2節名古屋グランパスVSFC町田ゼルビア戦プレビュー

2024年2月23日
待ちに待ったJリーグ開幕戦。
VS鹿島アントラーズ戦
長谷川健太監督体制三年目の新たな船出にふさわしい勝利を飾ってくれると思ってましたが、0対3で完敗。。。

戦前の予想スタメンからいくつか違ったところがありましたが、開幕戦の高揚感と現地観戦21戦無敗という個人的な記録が続いていた為、なんだかんだ勝つやろと正直思っていたところでのショッキングな敗戦に呆然としました。
2022年8月27日以来の現地観戦での敗戦でしたので、帰り道の足取りがまあ重かったこと、、、

そんな開幕戦のモヤモヤと結婚式まであと三週間をきったという事実からの現実逃避のために久しぶりに文字を起こしてみるかと気持ちと、次節対戦相手の町田がどういうチームかわからないから自分のためにプレビュー書いてみるかと思った次第です。

まずは開幕節町田ゼルビアの対ガンバ大阪戦を振り返り


対ガンバ大阪戦スタメン

スタメン11人中7人が新加入選手でしたが、クラブ初のJ1の舞台に恐れることなく勇規律があり献身性があるまとまった勇敢さのあるチームを作り上げていてさすが黒田監督と思いました。

試合は前半早々にガンバ中谷のハンドによるPK献上→右SBの鈴木がど真ん中に蹴り込み先制。
後半にこの日キャプテンの仙頭が二枚目のイエローカードにより退場。
そこからはガンバの猛攻が始まり、宇佐美のビューティフルFKにより同点。
逆転に向けたガンバの怒涛の攻めを古巣対戦でもあったGK谷中心に必死に守り、なんとか町田が引き分けに持ち込んだという試合でした。

ハイライトは下記参照

選手の印象は下記のような感じ

GK 谷晃生
終盤好セーブも何本か。
プレッシャーのない状態だとフィードうまい。
右SB 鈴木準弥
キッカー務めるだけありパス精度高い。ロングスローもあり。

CB ドレシェビッチ、チャンミンギュ
高さと強さを兼ね備えたCBコンビ。
特にドレシェビッチは何度か精度の高い前線へのフィードを見せていた。
スピードを問われる場面あまり無かったが、不安があるためハイラインは設定できないのか??
左SB林幸太郎
対峙する選手に前を向かせない激しいディフェンスを見せていた。
ロングスローを何度も放っていた
攻め上がる場面あまり見られず、攻撃性能は?

CH 柴戸海
運動量豊富で玉際強く、ボール奪取能力高い
CH 仙頭啓矢 
縦に早いチームにおいてボールを落ち着かせることができる選手だったが、気合いが入りすぎたのか後半早々に二枚目のイエローで退場
退場後代わりに出てきた下田北斗が次節先発か??

右SH バスケスバイロン 
左利きの逆足ウイング。青森山田で鍛えられただけあり運動量豊富、献身的
前半惜しいチャンスもあったが決められず、後半は守備に奔走する。

左SH 平河悠
推進力のあるドリブルを見せていた。彼もまた献身的なプレイのできる選手

CF オセフン
194センチとハイタワータイプ
あまり運動量は多くなさそう

ST ナサンホ
スピードがあり、PK獲得のシーンも彼の抜け出しから。
しかし前半20分あたりで怪我により交代。担架で運ばれており次節は厳しそう。出場すれば脅威になりそう。
交代で出場した藤尾はあまり目立ったプレイを見せることはできず

チームとしての印象

①激しいデュエルと攻守の切り替えの早さをチーム全員ができる組織的なチーム
(PK獲得も自陣でボールロスト後の素早い切り替え→逆にカウンターから)

②オフェンス
両SBからのロングスローもしくは後方からのロングボールをオフセン目掛けてサイドハーフに落として一気に前進
もしくはネガティブトランディション後の素早いカウンターというシンプルで時間をかけない方法がメイン

③ディフェンス
2トップはCBへのプレスはせず2ボランチを監視するような立ち位置。
それぞれのライン間はかなりコンパクトで、ミドルブロックで待ち受けてからのハイプレス

対町田戦予想スタメン

グランパスのディフェンス面
①まずは相手に負けない強度を出せるか。
②素早い攻守の切り替えにWBの山中、中山も含めて走り負けないこと。
③オフセン目掛けたロングボール、ロングスロー攻撃にハ・チャンレを中心にどれだけ耐えれるか。

グランパスのオフェンス面
①町田がガンバ戦のやり方を続けてくるならCBにはある程度ボールをもたせてくると思われるため(2トップのどちらかがアンカーを監視、2ボランチが稲垣と森島を見てくるか)後方からのボール繋いで安易にボールを失わないこと。

②左SB林が170センチと身長あまりないため、身長差がある中山を起用してロングボールで前進する手段もありか

③町田対ガンバ戦の33分過ぎのガンバの攻め(オフサイドでしたが)や80分のガンバの山田がファールを受けた場面(宇佐美のFKに繋がる)のようにボランチとCBのスペースや2ボランチのギャップで和泉や司がボール引き出してキャスパーへスルーパスというシーンが作れればビッグチャンスになりそう。

サッカーで当たり前とも言える玉際の強度、攻守の素早い切り替え。
町田ゼルビアの強みでもあるが、長谷川健太サッカーの強みであるはずのところなので、その部分でも圧倒して町田ゼルビアにJ1の洗礼を浴びせて欲しいところ。
おそらく自分は現地に行けない(さすがに式前に二週連続でサッカー観戦行く勇気なし)ですが、開幕戦の悔しさを忘れる快勝劇を見たいところです!



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