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【体験記】石川昂弥の自主トレに参加してみた

いきなり「で、何しに来たん?」


愛知県内の球場で行っている、ドラゴンズ・石川昂弥の自主トレーニングに参加した(基本は手伝い)。株式会社NGOで短期アルバイトをしてくれている、元ドラゴンズの松田亘哲さんも一緒に。マッチはすでに一度参加しており、これが二度目の参加。意気揚々と車を走らせた。

午前9時…久しぶりに昂弥に会ったのに、私だけ球場の控室へ入れてくれなかった。相変わらずのツンデレ発動だ。「で、何しに来たん?」と言いながらなんだか嬉そう。自主トレは東邦高時代の同級生や、ドラゴンズジュニアの仲間が手伝ってくれているとのこと。仲間思いの昂弥だからこそ、周囲の協力が得られるのかなと思う。

アップから早々に限界が・・・


けが防止のために、マッチとランニングを始めた。久しぶりの運動だったこともあり、ゆっくり外野を二周したところで私は限界に達した。しかし、そこからが試練だった。いつの間にか昂弥に背中を押され、PP(ポール間走)を数本走ると、スタートから2人に一気に置いて行かれた。

さらに、PC(ポール、センター間走)も走ったが一瞬で2、30メートル先に離された。とにかく足がついてこない。日頃、全く運動していないので仕方ないが、現実を突きつけられるとそれはそれで辛い。でも、離れていく昂弥を見ながら感じたことは「あれ?たかや、足速くね?」。本人はおそらく遅いと否定するだろうが、タイム的な感覚ではなく、パッと見の身軽さや俊びんさが出ているのかなと予想する。キャンプに向けて、いよいよ本格的な体づくりの時期がやってきた。


メディシンボールを使った体幹強化(ボールは3キロ)

その後は、メディシンボールを使ったトレーニングやキャッチボール。2、30分の内野ノックを行った。

強風をもろともしない圧巻のフリー打撃


この日は寒さに加え、強風が吹き荒れた。とにかく立っているだけで寒い。

ただ、昂弥にとっては関係なしだ。強風お構いなしに、柵越えを連発。中堅左にも叩き込んだ。「バット構えたら、強風でバットが勝手に下がってくるくらい寒かった」と言いながら、外野への打球を捕球をしようとすると、そのノビに、何度も私は落球した。あの打球を取るのは無理だ。

約3時間、特に休む暇もなく練習は終了した。この日は特に寒くて風が強かったこともあり、いつものような練習ができなかったかもしれない。でも、黙々と自分の課題と向き合う22歳のスラッガーは、去年のより逞しくなったように感じた。

「僕は調整とか言ってられる立場じゃないんで」

昂弥は言い切った。2月1日からキャンプが始まる。球春到来だ。昨年初の規定打席にも立ち、2桁アーチも放った。それでも慢心や過信はない。むしろ、不安を一つずつ解消し、着実にパワーアップしている。リーグ優勝に向けて、ひたむきに準備を進めている。

石川昂弥選手(左)、松田亘哲さん(右)

17日は「NAGAO TALK vol.4」に登場!

すでに完売ですが、明日は今池ガスビルの会議室でトークイベントが開催されます。年末年始の取り組みや、今年の目標。インスタグラムに投稿された牛の乳搾りのことも聞いてみましょう!


帰りのハンバーガー美味しかった!

その後、マッチとランチでハンバーガー食べました



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