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【EVENT(配信)】モスラでメタルな、夏の野望。【AJF スーパーアニソン魂~LEGEND】

こんにちは!
数日間、ずいぶんとループして視聴しておりましたため、じゃっかんのAJF(あにそん、じゃぱん、ふぇすてぃばる)ロスをわずらっております、ながおかです。

ええ、正直なところ、平均的なラインからいってもおそらく、けっこう、アニメ…とかマンガ…とかにうといであろうわたくしなのですが、

さすが〈LEGEND〉!
  (※AJFは2daysにわかれていて、2日目が尾藤イサオ(♡)が出演する〈LEGEND編〉でした。)
アニメそのものは観たことなくても、おお、その歌は知ってます!なんとなく歌えます!という曲がたくさん。
そう考えると、アニソンの文化てすごいですね。アニメ本体を離れても、もはやひとつの歌謡ジャンルとして成立しているんですもんね。

わたくしのようなイチゲンの客、通りすがりのいち尾藤イサオファンさえも、その広い翼であたたかく包んでくれる(ような気がした)、クールジャパンの裾野の広さよ。
ありがとうアニソン。ありがとうAJF。

■(というような、)
いっけん冷静そうな語り口は、前置きまでですよ。

だってね!
聞いてよ!

尾藤ったらね、ちょっと見ない間に、

※ 前 髪 が 伸 び た 。

のです!!!
…それがどうした、とか、思ったらいけませんよ、
あのね、あなたやわたしの前髪の伸び、もしくは一般的な喜寿男性における前髪の伸びと、
尾藤イサオの前髪の伸びとは、
ちょっとね、なんていうか、前髪界における存在のステージが異なるわけです。

ええと、ひょっとして何言ってるかわからないでしょうか。
や、わかっちゃいました? わかっちゃいますよね??
そうなんです、つまりですね、あの前髪はね、伸びることによって、

※ リ ー ゼ ン ト が 、 最 終 形 態 を 迎 え る !

という、ものっすごく特別な前髪なんですよ。ね。
伸ばしてくれてありがとう!!!
ちょっと叫んでもいいですか!!!

※ め っ っ っ ち ゃ カ ッ コ イ イ ! ! ! ! ! !

もうほんと、もうほんと、史上最高にカッコイイ。
これは揺るぎない持論なので、なんべんだって言いますけどね、
いつだって、永遠に、

※ now な 尾 藤 が vest の 尾 藤 で す 。

日々、〈カッコイイ記録〉の自己ベストを更新してくる男、
それが、尾藤イサオ。


えー、もしかして、このひとはいったい何を言ってんだ?と、お思いの方がいるかもしれませんので、念のため、補足で説明申し上げます。

〈リーゼントの最終形態〉と申し上げました。
そうなんです。
スーパーアニソン魂~LEGEND、に登場した尾藤イサオは、けっこう久々に、いわゆる、〈リーゼントっぽい、リーゼント〉だったんです!

えとね、たぶん前にもどこかに書きましたけれども、
厳密に言うと〈リーゼント〉というのは、サイド部分の髪の状態のことを指すらしいのです。
つまり、耳の上から横あたりにかけての髪が、うしろに向けてなでつけられていて、かつ、前髪がペタンとしていなければ、それはおおよそ〈リーゼント〉です。
(前髪もなでつけられている場合は、〈オールバック〉になっちゃいますね。)

ここしばらくの尾藤氏は、前髪をすこし短めにしてたので、
ステージ上などで〈リーゼント〉にしてるときでも、
前髪ぶぶんは、〈上向きに立てる〉くらいの感じだったのです。
(それでも見た感じ〈リーゼント感〉はあって、ものすごくカッコイイことに代わりはないのですけれども)

いっぽう、じゅうぶんに前髪が長い状態だとどうなるかとゆうとですね、
フロント部分が、〈いったん上に向いてから →さらに内向きに巻かれる〉スタイルになるわけです、くるんとね。
イエス、そうです、それがいわゆる、われわれ日本人がカタカナの〈リーゼント〉として思い浮かべる、あの〈リーゼント〉スタイルなわけです!

どこかのサイトで、尾藤イサオはリーゼント界の現役最年長、て書いてあったけれども(※検証はしていませんが)、
つまりは、こういうことだよね、

※ ず っ と 、 永 遠 に 似 合 う や つ ! !

しかもこのたびのスタイルは、流したサイド部分の髪を、なでつけきらないでそのまま後ろにはねさせているので、余った部分がお耳のうしろで〈ウイング〉状態になっていて、それがもうね、そこだけ一生眺めてられるわ、ていうくらい、カッコイイ。

リーゼントってたぶん、尾藤イサオのために開発された髪型だとおもう。
発明したひと、ありがとう。あなたはてんさいです。

…まだ髪型の話しかしていない。
ていうかいきなり髪型の話からはじめてしまった。
なにやってんだ自分。まあいいか。

改めまして、尾藤イサオ登場シーンは、もちろんね、〈アニソン〉魂、ですからね!
『あしたのジョー』 からの、 『美しき狼たち』!
もう、絶対カッコイイに決まってるやつです。間違いないやつです。

ファッションも、安定の黒革ジャン!and白T!
定番中の定番だけど、その定番を定番たらしめているのは、断然に、完全に、

※ 中 身 の 尾 藤 が カ ッ コ イ イ か ら !

です!
あとで革ジャン脱いだら、白Tは〈あしたのジョー〉のイラスト付きでした。かっけぇな。
プラス、おズボンは黒地に白ラインの、大きめチェック柄。
…に、チェーン付けてんだぜ! カッコ良さに隙がない。

という装いでね、もちろん完璧にカッコよく歌いあげちゃうわけなんですが、
歌い終わるや否や、すでにおもしろ界から来たひとみたいになってる!
この、トークぶぶんのおもしろさも含め、突如として披露するマジックなど含め、

※ エンタメが革ジャン着て歩いてる、

みたいなひとだとおもう。ふざけるということに対して、真摯。


でね、でねでねでね!!
そのあとですよ!!

AJFばんざい!

リリーズさんが登場してね、
 そうなの、リリーズさんも秋組さんだから、舞台上にほのかに〈夢スター歌謡祭〉の香りが漂ったんだけど、それはそれとして、

★ 尾藤イサオ&リリーズ 『モスラ・メタル』を歌う!!!

が大勃発したんです!よ!!
ほんとレア、激レアです。
泣いちゃうかとおもうほどカッコイイ曲なんだ、これが。

…なんですけども、
その前に、ですね。

尾藤のソロパートが終わって、司会のショッカーO野さんが出てらして、リリーズさんを呼んで、四人で和気あいあいとお話してるさいちゅうに、
尾藤ってばね、ニッコニコで〈いまね、次の曲の歌詞を思い出そうとしてる!〉みたいなことを言いだしたので、またふざけてるのかなあ、と思っていたら、
ほんとにトークからはずれて(!)歌詞の確認をはじめた(!)のですが、
楽しくお話しているショッカーO野さんと、リリーズさんたちのかたわらで、

※ わりと、ほんきで、焦っている。

…いや待って。
ほんと、ちょっと、もうしわけないけど、
とりあえず、叫んでも、いいですか?

『きゃわかよ!!!』

それでね…
たぶんね…
どこかの時点で、ああ、これは思い出せないな、と判断したのでしょうね。
リリーズさんと楽しくお話していたO野さんが、話をふろうと振り向いたところ!

※ 舞 台 上 に い な い 、 尾 藤 イ サ オ 。

消失マジックかよ…。

いや、すぐに戻って来たんですけどね、
どうやら歌詞の確認をするために、袖に戻ってマネージャーさんを探してたみたいなんですけどね、
マネージャーさんは、反対側の袖にいらしたらしくですね。
「いっしょうけんめい覚えたからね、適当に歌うのいやなんですよ」
とか言いながら、マネージャーさんを求めて、にこにこと、

※ ス テ ー ジ を 横 切 る 、 尾 藤 イ サ オ 。

いや、ほんと待って。
ほんと好き。すごい好き。なんなの? 自由なの? あれが自由ってことなの???

そうして、ぶじに歌詞の確認をして、もう自分でもだいぶん笑っちゃいながら、
「ごめんなさいね」ってゆって戻ってきたんだけれど、そのときにね、
リリーズさんたち、爆笑しつつ、《尾藤さんの、そういうところが大好きです!》ですって。
天使かしら、あの双子!! 

司会のO野さんにいたっては、
《いやいや、誰のせいでもありゃしないですから!》って、
悲しき願いの歌詞をまじえてまでフォローしてくれてるのに、
尾藤きゅんたら、超いい笑顔で、

『じゃあ、忘れないうちに、急いでやりましょうか!』

ってゆうんだ!!
それでみんな、なんとなくハンパになってたトークを打ち切って、そうしましょうそうしましょう!って感じで、なしくずしに曲紹介がはじまったんだぜ。

甘やかすにもほどがあるよね。
…とも、思わないでもなかったんだけれどもそれはそれとして、わたしは、

尾藤イサオを甘やかしてくれるひとたちは、無条件でだいすきです!

■(で。)
『モスラ・メタル』!

めっちゃかっこいいイントロが流れ出し、
その音量にまぎれて、

※ も っ か い 歌 詞 の 確 認 を す る 尾 藤 イ サ オ 。

マイク外してたけど、明らかに〈ちょっと歌ってみている〉。
本番中のステージ上、なおかつその曲のイントロ中に最終確認する歌い手を、初めて見ました。いやはや、毎分毎秒がロックだぜ、尾藤イサオ。

かと思うと、何事もなかったように踊りだし!(カッコイイな、おい。)
イントロ弾いてるギターさんに絡みにゆく尾藤イサオ。

さっきまでふわふわにこにこしていたリリーズさんたちが、
ものすごくキリリとした決めポーズ(脚がきれい!!)からの、
〈モスラの歌〉パート! そう、あれです、モスラ~ヤ、モスラ~♪てやつ!

そしていよいよ、尾藤のソロパート(※歌詞は日本語)、
たぶん上限ギリくらいとおもわれるハイトーン!

尾藤イサオは、〈高音を出すとき、目を閉じる〉のだけど、
よくテレビで歌うような持ち歌には、それほど高い音が含まれないので、
その光景自体が超絶レア!
〈両目を閉じて、しぼり出すみたいに歌うハイトーン〉が、
〈声量はたっぷりなのにハスキー〉な奇跡のバランスで、
ところどころイイ感じにかすれながら全体としては朗々と響く。要するに、

※ 爆 発 的 に セ ク シ ー 。

ソロパートのあと、リリーズさんと一緒に〈モスラの歌〉も歌うんだけども、
それもものっすごくよかった。
リリーズさんたちの透き通るようなハーモニーに、
ざらっと感のある尾藤イサオの声が重なるのは、
想像以上に、クールだしロックだった。

…て、感動にうち震えつつも、ほんのちょっとだけ、
〈モスラの歌(インドネシア語らしいよ!)の歌詞はおぼえてるんかーい〉
っていうツッコミ心は生じざるおえませんでした。
日本語パートはあんなに確認していたのに…。


『モスラ・メタル』が、超絶にカッコよすぎたせいもあるのだけれど、
やっぱり尾藤イサオって、生バンドと一緒のときに、もっとも破壊的な魅力を発揮してくるな!って思いました。

もちろんカラオケバックでも、尾藤の歌唱を聞くぶんにはじゅうぶんカッコイイのでだいじょぶなんだけど、
バンドがいるとね、なんていうかね、
ああ、このひとは、こういうふうに音楽をあいしてるんだなあ、っていうのが、
視覚的に見える気がして、ほんとにほんとにいい。

ギターソロのはじまる前に、ギターの隣りに行ってお客さんの視線を集めたりとかね、
コーラスが入るとこでは、振り向いてコーラス隊に手を伸ばしたりとかね、
なんていうのかなあ、めっちゃキラキラしてるのに、
〈自分だけがキラキラして終わらないかんじ〉っていうか、
〈まわりもまきこんで一緒にキラキラするかんじ〉っていうか、
なんだろう。

すごく個人的な感じ方で述べることを許してもらえるのなら、わたしは、
あのひとは恒星みたいだな、っておもう。

発光して、燃焼して、キッラキラでごきげんなんだけど、そのついでに、
〈まわりを照らすことも惜しまない〉、輝きかたをするひと。

何光年も何万光年も離れたところからでも、
あの光を浴びているだけで、私も、いつでも、〈ごきげん〉を光合成できる。
太陽があってよかったな、って思うみたいに、
尾藤イサオがいてよかったね、って、思うよ、世界。

■(さておき。)

尾藤のお歌は『モスラ・メタル』で終了、で、あとは大ラス、
お約束(らしい)の「全員で宇宙戦艦ヤマトを熱唱」のために再登場したのですけれども、そのときには、

※ ス ー ツ で リ ー ゼ ン ト ! !

っていう、死ぬほどダンディな装いに変身していたのですよ、
待ってほんとに爆死しちゃう。

ええとね、ほとんど水色に近く見えるくらいに淡いグレーの上下、に、
ノータイなんだけど、ワイシャツ(白地)のボタンが黒!というこまやかなオシャレ。
併せて、ベルトも上着のボタンも、ポケットチーフも黒。面積は少ないけど、ピッカピカの黒で、大人っぽさ満載の差し色です。
しかもしかも、スーツになると、しぐさとかリズムの取り方とかもちょっと変わるんだよね。さっきまであんなにハジけていたのに、急にアダルティな一面も見せてくるとかずるい。カッコイイ。

そんなダンディが、ダンディにリズムを取りつつ、
〈オーライ!〉とか〈サンキュー!〉とかの掛け声を随所でさしはさんでくるので、
〈宇宙戦艦ヤマト〉に謎のロックみが盛られてしまってたわけですが、
隣で歌ってる本家のささきいさおさん(御大、と呼ばれていた。)がめっちゃ楽しそうだったから、うん良かった、アリなのね、とおもいました。


夏がにがて、暑いのがほんとうににがてなので、
〈フェス〉と名の付くものに参加する日がくるとは夢にも思いませんでしたけれど、
ああもう、すっごく楽しかった、あにそん、じゃぱん、ふぇすてぃばる。

わたしね、これから先の人生で、
たとえば〈次の歌の歌詞が出てこないな〉的な状況になったときに、

わかってるみたいな顔をして、あやふやなまま歌いはじめるのはもうやめよう、

と思ったよ。
それよりも、あ、ごめん、ちょっとあやふやだから確認していい?って、
いったん袖に戻るみたいな、
しかるのち、にっこにこで再登場して、「はい、じゃあ歌おう!」って言えるような、

そういうひとになりたいの。

きれいに、じゆうに、くったくなく暮らして、
いつかだれかに、
 〈 尾 藤 イ サ オ か ! 〉
ってツッコんでもらいたい。

 というのが、とんでもない長さになったAJFの感想文をしめくくる、
2021年、夏の野望。なのでした。ぺこり。







(  フェスっぽい写真の ↓ )
<a href="https://pixabay.com/ja/users/activedia-665768/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=1056764">Okan Caliskan</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=1056764">Pixabay</a>からの画像


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