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勝利の定石


 初めまして。今回noteを担当する経済学部1年の原島太陽です。



 私は福岡県広川町出身で自然豊かな場所から長崎にやってきました。中学ではバスケ部に所属しており、期間限定で駅伝もしていました。陸上を本格的に始めたのは高校からです。そういうわけで1番好きなスポーツはバスケです。
ダムダム

広川町ではこんな綺麗なイチョウを見ることができます




 大学でも陸上を続けようと思ったのは、高校最後の試合でボコボコにやられた悔しさを受験期になっても忘れられなかったからです。全国大会というものに未練があります。


未練タラタラ男



です。



 せっかくnoteを書かせていただくということで、私のそれほど長くない陸上人生から学んだことをつらつらと綴らせてもらいます。



 後でも述べますが、このチームの目標は12月に行われる島原学生駅伝に向けて設定されたものです。というわけで今回は「勝つ」ことに関して私の考えを共有していただきたいと思います。


今までの陸上人生で学んだこと



 タイトルにもある通り、私は勝利の定石を見つけることが勝つために必要だと考えています。「定石」という言葉は囲碁が由来となっており、「昔から研究されてきて最善とされる、きまった手の打ち方」という意味です。



 単純に陸上に置き換えると、過去のレースを分析し、自分が1番得意なレースプランを見つけることが勝つために必要だということになります。そして駆け引きが上手く、競り勝てるようになれば、勝負所で力を発揮できる証拠にもなります。



 当たり前だと思うかもしれませんが、このことを突き詰めていくことは、強くなるために欠かせないことだと考えています。



 速いにしろ遅いにしろ、レース展開を大きく間違えれば自分の能力を最大限に出しきることはできません。そのためには、一回一回の試合を大切にし、経験を積む必要があります(私が大学に入ってからまともな状態で試合に臨めてないことは棚に上げさせてください🙇‍♂️)。



 前半型か、はたまた後半型か?ラストスパートをかけるのはどの位置からか?初手の位置取りなんかもレースでは重要です。他にもレースで考えることはたくさんあると思います。顔面崩れてないかな??とか。



 自分にとって最適なレースプランを見つける方法として、自己ベストを出した時のレースを参考にするのも大事ですが、気持ち良く走れた!と思えたレースをとくに参考にするのが良いと思います。



 5000mで言えば、地獄の苦しみを感じて出した15分30秒のレースより、走る楽しさを感じつつ気持ちよく走れた15分45秒のレースの方が、勝負に勝つために参考にするレースプランとしては優秀だと考えます。長距離走において駆け引きを行う場合、ある程度余裕を持って走れている状態であることが前提だからです。

 

余裕がなければ駆け引きもクソもないです。当たり前です。



 自己ベストを出した時が1番気持ち良く走れたならそれでいいと思います。



 高校時代の私は幸運なことに、高校総体などで地区予選から駅伝強豪校(なんなら全国トップレベル)の選手と戦うことができ、どうすれば格上の選手に勝てるのか試す機会が豊富にありました。



 そのおかげで、とくに力を入れていた種目である1500mに関しては、自分の戦い方を完全に確立させた状態で勝負できるようになるまで成長しました。



 自分だけの戦い方を完全に理解していると、想像以上に自信に繋がると肌で感じました。

引退した日の予選のゴール直後
顔面はご想像にお任せします



島原学生駅伝への挑戦



 駅伝は区間によって走る地形もバラバラで、どの順位で、どのタイム差で襷を受け取るかなど、普段の記録会などより多くの要素が入り混じりレースが繰り広げられます。



 だからこそ区間配置がかなり重要であり、単純に速い選手と同等かそれ以上に、長所や戦い方が確立している選手も重宝されます。



 このnoteを読んで、皆さんが自分はどんなレースができるのか、漠然とではなくしっかりと考えるきっかけになっていただければ嬉しいです。




長崎大学陸上競技部長距離ブロックは


「島原学生駅伝優勝」


を目標に掲げ、覚悟を決めています。



 中途半端な覚悟しかなければ勝負所で良い結果が出ることはありません。だからこそ、この目標に向かって私たちは弛まぬ努力をしています。



 私たちはチャレンジャーの立場にあります。そして、勝利の定石はきっとあるはずです。



応援のほどよろしくお願いします。



次回は松尾りなさんにお願いします🫓ナンッ!



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