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2023北海道旅行 [Episode1]仙台へ

今年は2回目のフェリーでの北海道へ。今回の旅程は、8月20日に出発し、8月27日に帰宅する7泊8日の旅程。たぶん国内旅行としては長期の部類になるが去年の経験から、着替えは日数分の小分けにする、持ち物リストや予定などは全てクラウドに上げて、いつでもチェックできるようにするなど効率的に旅支度ができた。また車での移動は荷物量を余り気にしなくて良いというメリットがあるがものの、電車や飛行機と違い、渋滞など偶発的なトラブルで時間が読めないというデメリットもある。特に400キロ先の仙台港へ所定の時間までに到着しないと、旅はそこで全て終わる。ただ、これも去年の経験が生きており、午前10時30分に出発すれば、休憩も挟んでも1.5時間程度前のバッファは確保できるというのも経験済。という事で、去年よりは、心配事、懸念点は少なく出発することとする。経験するという事はとても大事な事である。

2023年8月20日(日)10時24分

自宅出発

出発前に去年の出発時間を調べたところ、10時20分に出ていることがわかったので、ほぼ同時刻に出発。首都高速から三郷JCT経由で、守谷サービスエリアに着いたのがちょうど12時06分。ここまで、ほぼ渋滞もなく予定通りに到達。常磐道で北上する場合、だいたいが守谷SAで休憩するのがパターンとなっている。実は自宅を出てから一般道を20分程度走れば、自動車専用道路で、いくつかの高速道を乗り継げば400キロ先に仙台港まで行く事がてきるる。つまり、今日のほとんどの運転は高速走行となる事だ。

守谷で40分ほど休憩をし、再び北上。今回のプリウスは先代50型プリウスより、アシスト機能が強化されており、とりわけ高速走行の負担がさらに軽減されている。レーダークルーズコントロールの設定のおかげで、アクセルに足を乗せる事もない。また、静粛性が向上したおかげで車内が極めて静か。

と静かなのは、ありがたい話ではあるが、一方で単調なリズムで走りつづけると睡魔が襲ってくる。それを予想しての守谷のスタバでコーヒーを買ったのだが、それでも睡魔が解消されなかったため、福島県の四倉PAで休憩。ログを見てみると、守谷から四倉まで166キロを平均95.6kmで走るという中々の好成績。10分ほど休憩して仙台港を向かう。これまでの走行計画はまったく問題なし。予定では16時30分には仙台港に着けそう。

2023年8月20日(日)16時24分 
イオン多賀城店

自宅を出てからぴったり6時間で仙台港近くのイオン多賀城店に到着。なぜイオンかといえば、乗船手続きが17時30分までで、余り早く港についてしまうと、ずっと車で中で待機しまう事になり、先に近くのイオンで時間をつぶそうという算段である。という事で、去年を踏襲してイオン内のミスタードーナツでコーヒーを飲んで時間をつぶす。ただ去年と違う事はここから。去年は気がつかなかったが、イオンの道路を挟んだ向かいに「たんや善次郎 多賀城店」がある。ここでテイクアウトの牛タン弁当を購入し本日の夕飯とすることにする。

フェリーターミナルから近いイオン

2023年8月20日(日)17時20分 
仙台港フェリーターミナル

イオン多賀城店からフェリーターミナルまで2キロほど、時間にしても5分とかからない距離。事前にネットで乗船名簿を記載済だったため、すんなり受付完了。車に戻る途中、記録用に本日乗船する「きたかみ」を撮影。車内で30分ほど待機していよいよ乗船。これも去年経験済のため、去年ほどの感想はないかも。乗船の隊列は後方だったもののそれほど時間もかからず乗船完了し客室階へ。繁忙期からは少しずれたものの夏休みという事もあり、予約できたのは一番シンプルなエコノミーシングルが本日の寝床。このエコノミーシングルの設備は、おおまかに言えばベッドとテレビだけで、トイレ、シャワーなどは共用。ただ施錠ができるという点で、カメラを持ち歩く身としてはかなりのメリットといえる。

仙台港フェリーターミナル
太平洋フェリ・きたかみ
設備はベッドとテレビだけ

2023年8月20日(日)19時40分 
出航

去年は初の長距離フェリーという事もあり、出港時にデッキに出てみたりしたが、天気もあまり芳しくない事もあり、今年は船内で過ごす事にした。前述のとおり今日の部屋はテレビ以外の設備がないものの、エントランスホールに行けばソファやカウンター席が設置してあり、自由に利用する事ができる。旅慣れているプロの方々は、多くこの席を確保して出航2時間前くらいから酒盛りをやっているのもよく見られたりする。という事で、今日はここで、先ほど購入した善次郎の牛タン弁当を夕食とする。

善次郎の牛タン弁当

その後、あらかじめiPadにダウンロードした「ムーンフォール」という映画を見ることにするのだが、途中までは何とか見られたものの、びっくりするくらいヒドイ内容で、何度も心が折れかけることになる。とはいえ船内で、他にやることもなく最後まで見ることとなったが、中々、ここまで残念な映画は近年稀な感じがした。他の動画の持ち合わせでなかったので、内容はほとんど覚えていないものの時間がつぶれたという点では、まあ良かったというところか。時計を見ると22時を回ったところ。一度部屋に帰って、ぱらぱらとテレビを見て大浴場へ。時間が遅かったせいもあるのか、自分以外に誰もおらず貸し切り状態。30分ほど風呂でゆっくりして部屋に帰る途中、船の現在地を確認すると、気仙沼を過ぎたあたり。日の出時刻も確認するも天気が芳しくないので期待できそうにない。という事で、部屋に戻り明日の地図を見ながら明日の運転計画を確認して就寝。去年と違い、知っている・知らないでは色々と感じ方、心構えがだいぶ違うと感じる1日となった。

走行ログ

総走行距離:393km
運転時間:6時間17分
平均速度:62.4km
平均燃費:23.4km/h

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