【20220604,05】DASM認定研修

DASM認定研修に参加した理由

現在スクラムのプロジェクトに参加していますが、アジャイルの理解をさらに深め、実践の場で先導できるようにしたいと考え、参加しました。

DASM認定とは?

PMIが提供及び認定しているエンタープライズアジャイル Disciplined Agile®(DA)のDASM(Diciplined Agile® Scrum Master)の認定

参考:PMI

DA(ディシプリンドアジャイル 後述:DA)はアジャイルの手法ではありますが、アジャイルといっても、プロセスにはリーンや連続型(従来のウォータフォール)も含まれており、とても汎用的な手法と理解しました。


研修での一番の気づき

DAはツールキットであり、フレームワークではないということです。DAでは、フレームワークは牢獄だと主張しています。
それぞれの選択をする際にはツールキットが準備がされており、経験が少ない若手も積極的に参加できるような仕組みになっている点がとても魅力的だと感じました。


超大まかな実施順

実施するための大まかな流れは下記だと理解しました。(あくまで一例であり、必ずしもこの順序で実施する必要はない。)

  1. レーダーチャートやライフルサイクルディシジョンツリーを利用して、コンテキストを分析する

  2. <方向付けフェーズ>プロセス・ゴールのツールキットを利用し、どこに優先的に実施すべき課題があるのか個人で選択、またはチーム内で認識合わせする。

  3. <構築フェーズ>プロセス・ゴールのツールキットを利用し、どこを優先的に構築するのかチーム内で認識合わせし、チーム内で分担または個人で実施する。

  4. <継続フェーズ>プロセス・ゴールのツールキットを利用し、どこに優先的に実施すべき課題があるのか、個人で選択、またはチーム内で認識合わせする


今後の展望

フレームワークは誰もが簡単に利用できる反面、考え方が固執してしまい、受動的な取り組みになってしまうと考えます。この考え方はプロジェクトの進め方だけでなく、デザインの手法でも同じことが言えると感じました。
今後はデザイン手法のツールを選択するための選択肢を与えられるような基盤を作成していきたいと考えました。
また、現場でDAを実践していきつつも、DAの選択肢の中でよくわからない選択肢は現場の中で会話し解釈していくことが大事だと感じました。


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