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なにわ男子のライブで多幸感に溢れた話と、西畑大吾さんのアイドル力に脱帽した話と、アイドルがとても好きだという話

※全編通してネタバレあり。また、現在話題になっている問題に対しての話もあります。ご注意ください。
また、最初に注意文を入れておりますので、読み終わったあとのクレーム等は受け付けておりません。するなら見えないところでやってください。


この夏、1つのドラマをきっかけに、なにわ男子の西畑大吾さんに落ちた。
元々結成時から(元々eighter)(メンバーによってはその前から)知っていたこともあり、いうてなにわには落ちないだろうとたかをくくっていたところにこれだった。迂闊。

気になったらライブに入りたくて仕方なくなった。実は西畑さんに落ちる前からアルバムの可愛さにやられ、リード曲を毎朝聴き、アルバムを買い、MVを見て、毎日「堪らん……堪らん…………可愛い…………」となっていたので、余計かもしれない。個人的にPoppin' Hoppin' Lovin'の「うまく行くことばかりじゃないけど〜」で電車に揺れている振りをしてるのがすごく好きだ。電車に揺られての通勤は、その後の仕事も考えると本当にキツイ(23歳/都内勤務)。それを表してくれてありがとう。感謝。


運よく、たまたまご縁が重なりライブに入れることが決まった日は、楽しみすぎて夜眠れなかった。

そして当日。とある土曜日の夜公演。このあとノキドアで氷雨くん見るのに、その前になにわ男子 西畑大吾さんを浴びれちゃうのか〜〜、贅沢すぎる〜〜〜………と思いながら会場に入った。浮かれ過ぎである。席も自分にとっていい席だった。(ファンサより見やすさ優先のオタク)

そんなライブは、まるでテーマパークにいるような公演、なにわ男子というアイドルを堪能できる2時間半弱だった。

この1つ前に行ったキンプリのライブ(感想はこちらから→ https://note.com/ni_nng/n/n769db9eadd1d  )が『ファンに愛を伝えるライブ』だったとすると、なにわのライブは『楽しいをファンと共有するライブ』だったと考える。

コンセプトがしっかりしており、セットも、開演前の演出も全てが凝っていた。
会場に入った瞬間にステージ上に見える『あと一日!』の文字と看板。双眼鏡で覗いてみると『1/1スケールのアクスタ発売まであと一日!(ニュアンス)』の文字とメンバー1人のシルエット。開演する少し前にあと一日の文字を『本日!』に変えるクルー(ダンサー)さん。そこから少し経つと始まるライブ。メンバーが新発売のアクリルスタンドとして出てきたのを見た瞬間、『ショッピングモール』がテーマの中で、この演出を見つけることができるのは一体何なんだ?!と思わざるを得なかった。エグい。誇張なく始まる前からずっとワクワクするライブだった。ちなみに私はメンバーが出てきた瞬間大泣きした。そのあたりは後述。

本来ならテーマ軸からブレてしまうような曲でも、店内BGMにする、などのブレない工夫がされており、その世界観にあった演出に度肝を抜かれた。勝てない……これは勝てない………と途中で何度も瀕死になった。負けまくり。演出面でこんなにこだわりのあるライブを私は初めて見た。また、演出をブレたと感じさせないステージセットにも驚いた。めちゃめちゃ凝ってるーー!!と思っていたステージセットがまっさらになったときの驚きは計り知れない。他にも、MC中にメンバーがバランスボールに乗っていることが、今までにないMCの形でとても良かった。世は働き方改革。メンバーもMC中に少し休めるのはとてもいいこと。そのバランスボールがガチャガチャの中から出てくるのも可愛かった。

また、なにわ男子の溢れんばかりのキラキラアイドル感が、一瞬で会場を染め上げる瞬間を何度もみた。曲によって変える表情に会場中が染め上げられていくのが、見ていてとても気持ちよく、自分たちのエンターテインメントを思いっきり表現している姿がデビュー二年目とは思えなかった。なのに、フレッシュさや、パワフルさは、二年目である事実を認識させてくれた。あの時間は、きっとあの会場が世界で一番キラキラ輝くエンタメを享受できる場所だったんだろうなと、強く思う。

あとは個人的な話だが、私の今年のライブ参戦に、関ジャニ∞、Aぇ! group、関西サマパラがあり、何曲かなにわ男子の曲のカバーをそれらのライブで聴いている。だから、イントロを聞いた瞬間に「本家だ!!」となる曲がいくつもあり、なにわ男子と、彼らの楽曲の強さを改めて感じた。ちゅきハリが流れた瞬間Aぇ全ツの「りゅちぇじゃなくて、リチャだよ♡」の草間リチャード敬太さんの可愛さを思い出した。あのリチャ、ずっと可愛かったな。


そして『アイドル西畑大吾』の凄さを身を持って実感できた。

今回は、アイドル西畑大吾さんを堪能したく思いライブに入ったので、基本的には西畑大吾定点をしていた。

これが『アイドル』だ、と何度思ったことか。

今まで、いくつものアイドルを好きになり、3次元のみならず、2次元のアイドルコンテンツと推し、ライブのために北は北海道、南は福岡と全国に足を運び、多種多様のアイドルを見てきた。そしてアイドルというものをわかってたつもりだったが、勘違いだったのかもしれないと思うぐらいだった。

前提として、私が推してたアイドルたちが、どちらかというとアイドルであることに対して弄られてる人が多いというのはあるかもしれない。センターに立つこともあまりなく、でもファンにとっては自分がセンターであるということを示してくれる、自覚してくれている推しが多かったのは一つの理由としてありえるだろう。

だからなのか、怖いぐらいに、西畑大吾というアイドルは『アイドルとはこういうものである』というのの具現化だと思った。

ステージ上で、曲に合わせて時にキュートに、時にクールに、時に激しく、時に面白く。いくつもの顔を持っていた。また、ファンに笑顔で手を振り、メンバーと絡み、MCでは積極的に場を回し、センターに立つことでなにわ男子を作り出す。

これが事務所指定メンバーカラー赤色の男か……と、なるしかなかった。

世の中には、センターになるべくして生まれてきたアイドルというものが存在すると思っている。西畑さんもきっとそのアイドルのうちの一人であろう。センターに立っているだけで場が、歌が、ダンスが、一瞬で締まるのだ。凄い。

もっとメンバーのことを知って、理解して、よりわかるようになると、また別の感想が出てくるのかもしれないが、少なくとも、初めてなにわ男子のライブを生で見た私は西畑大吾さんがセンターにいることの無敵感をとても感じた。本当に無敵だった。

Jr.時代から、関西のセンターをはってきていた事実は知っていたし、実際、関ジュの子の代表格といえば『西畑大吾』の名前が必ず上がっていたと思う。Jr.に明るくなかった頃の私ですら、「ニノのこと好きな子」という認識があったし、中学の頃は隣のクラスに西畑担の同級生がいた。今思うとこれってすごいことだと思っていて、当時はYouTubeもなく今以上にJr.が見つかりにくく、Jr.担が少ない時代だったし、私の地元は関西でもない地方で、山に囲まれた片田舎の周りが田んぼだらけの中学校に通っていた。彼女の嗅覚がすごかったのか、西畑さんがすごかったのか、今ではもうわからないが、それでもデビュー組のファンばかりの同級生の中で、西畑担をしていた彼女は先見の目を持っていたのだろう。

だからなんの違和感も持たず、すごい人であるとは思っていたが、生でそのパフォーマンス、場作りをみると、余計にその凄さを実感せざるを得なかった。

笑顔を振りまく姿を見て、誰よりもステージにいることが楽しいと感じているであろう表情を見て、ファンの子に笑顔で大きく手を振っている姿を見て、西畑大吾という一人のアイドルに対して、このライブを生で見ることができてよかったと、このタイミングで西畑大吾という笑顔をこちらにも与えてくれるアイドルに出会えてよかったと、強く強く思った。

そう、このタイミングで、出会えて本当によかったのだ。

私が参戦したのは、事務所の問題が大きくなっている最中だった。本当に不安で不安でいっぱいの参戦だった。この先大好きな人たちがどうなるかわからないし、事務所がどうなるかもわからない。世間からのバッシングは日に日に強くなり、自分がどこに立っているのかもわからなかった。毎日情報を入れて、今がどんな状況なのかを把握したい気持ちと、もうこれ以上何もみたくない、ききたくない、しりたくない、という気持ちで心はズタボロだった。正義や、自分が信じてきたものが一気にガラガラと音を立てて崩れ落ちていくのを聴きながら、泣くことしかできなかった。でも自分自身が大好きなアイドルに、タレントたちに支えられて生きていることを自覚していたから、タレントの笑顔が見たいの一心だった。なんなら体調はあまりよくなかったし、実はギリギリまで本当に行くかどうかを悩んでいた。でも、どうしても、私が信じたエンタメを信じたい、楽しみたい。その気持ちが勝った。

だから、ステージ上でキラキラ笑う西畑さんの姿は、本当に眩しくて、私が今見たかったアイドルの姿で、嗚咽するように何度も何度も泣いてしまった。メンバーが出てきた瞬間泣き、西畑さんの歌って踊る姿を見て泣き、センターに立っている姿を見て泣き、ファンに手を振る姿を見て泣いていた。めちゃめちゃに気合を入れたメイクは、汗と涙で一瞬でボロボロになっていた。

改めて、アイドルに生かされていることを身を持って感じた。

なにわ男子のキラキラ輝くエンターテイメント、歌、ダンス、MCに、西畑大吾さんのアイドル力、全てに命が救われた、そんなライブだったと、今改めて思う。

きっかけは1つのドラマだったが、今現在、間違いなく彼らのエンターテイメントに救われ、キラキラ輝く彼らをずっとこの先も見ていたいと思ってる事実に変わりはないのだ。

この先に何が待っているかはわからないし、今までよりももっともっと大変になることは間違いないだろう。でも、7人が、7人でこの先も活動してくれることを願うしかない。永遠はないかもしれないけど、永遠を願うことはきっと自由だから。


ここまで文章を書き、ふとにしはったーを見たら、素敵なつぶやきが投稿されていた。

グループ結成5周年、おめでとうございます。
結成日のこと、未だに覚えています。
これからの活躍もずっと見続けるこもができますように。ずっと応援し続けたいです。

私は今月中に、ぜひ見てほしい!!とリプライとマシュマロをもらったメンズ校と必殺仕事人をみて、また西畑さんのことを考える1ヶ月にしようと思います(発売を我慢できなくて借りてきてしまった忌怪島の円盤を横目に見ながら)