40代で必要なこと 「歯科矯正」

40代の小綺麗な人はみな、出来ることを全部やっていた上での作り上げられた小綺麗だと感じています。

美魔女になりたいわけではないけれどまあまあ小綺麗な人ではいたい私は、自分に必要なことは何か?を考えたときに「毛」「歯」「肌」の3つが思い浮かびました。

40代は少しずつ、この3つに課金していこうと考えています。


​今回は歯科矯正の話。

5月からワイヤー矯正を始めました。


口閉めてる時がボコっとするんだよ

写真の方はワイヤーでも可愛いけど。
一般人はそうとはいかない。ただいまの私、「歯に針金入ってる人」でしかありません。

こういうやつ

ほんとはマウンスピース型が良かったんですが。

私の歯にはマウスピース型が適していないらしく、ワイヤー矯正一択でした。

なぜ40過ぎて歯科矯正を始めたかというと、2つ理由があります。

ひとつめは、実は私小学生の時にワイヤー矯正をしていたんですが歯並びが出戻ってきちゃっていました。

当時、矯正中に顎の成長をサポートするためのヘッドギアみたいなものを長時間つけなくてはならなかったんですが、思春期の女の子ですから恥ずかしくて嫌だったんですね。全然つけなかったら、当初予定していたよりも矯正に倍の時間がかかりました。

さらに矯正が一通り終わった後に歯の位置を固定するためのボクサーがつけるような分厚いマウスピースを長時間つけなければならなかったんだけど、それも嫌だったんですね。これもあんまりつけなかった。
結果、長期間をかけてですが、歯並びの悪さがぶり返してきました。

ハイ、全部自分のせいです。
課金してくれた両親に全力でお詫び。

完全に自業自得なんですが、ふたつめの理由は歯並びが出戻りつつあることでさらに他の歯へも影響があったから。

ここ数年で急に歯が痛くなることが度々あり、歯医者さんに行くと必ずといっていいほど「歯軋りしすぎ」「歯の食いしばり過ぎで奥歯がすり減っている」「噛み合わせがうまくいっていないから矯正したほうがいい」と言われていました。

とはいえ、矯正って時間もお金もかかるし、人と対面で話す仕事柄、ワイヤーの見た目も気になっていたので決断できないでいました。

だけど毎回歯医者にいくと矯正が必要と言われ、しないとこのまま悪くなるばかりだし、歯並びはずっと気になっているから綺麗にしたい。

軽く2年くらい悩みましたが(長い)、そもそも自分が必要ないと思えば迷わないはず。迷うのはやりたいからだと思い、思い切ってやることにしました。

私は目の前に選択肢があってどちらにしようか迷う時、時間はかかっても絶対選ぶ、決断するということを大切にしています。

どちらも選べないでずっと宙ぶらりんなままでいることで、悩みごとに頭の中を占拠されるのが嫌なのと自分で決めたことならば後々良かった時も悪かった時も納得できるからです。

で、いくつかの矯正歯科にカウンセリングに行きました。

矯正歯科を選ぶポイント

コンビニより多いと言われている歯医者さん。
最近は矯正歯科もたくさんあるので良い歯科を選ぶのも難しいと感じましたが私的選ぶポイント。

1. 医師との相性

私の場合、相性=コミュニケーションがスムーズに取れることで相手を信頼できること、です。

まず、明るい先生であること。
そして納得いくまで一般人にもわかりやすい言葉を使って説明してくれるかどうか。

私が今通っている矯正歯科は、カウンセリングの時に出てきた医師がしゃがれた声のパンチパーマで完全にアレ系(どれ?)な見た目だったんですが。

説明はとてもわかりやすく、私費治療だけではなく私の場合は保険が効く治療(費用が半分以下になるけど頭蓋骨を切る手術含む)も適用になると提案してくれたり、理想の歯並びとか症例を参考にするためのインスタでの検索方法(どのタグで検索するとよいか的なこと)を教えてくれたりと、とても丁寧でした。

2. 家から通いやすい

私は本当に億劫な人間です。
遡りますが、高校は家から徒歩圏内の学校を選んだし、大学もキャンパスがある駅に住んでいたタイプ。

近くないと通えない。
目安は自分の住む最寄駅から上り下り2駅以内ルール。

3. 明朗会計

矯正ってまあまあお金がかかります。
デンタルローンがあるくらいだし、車買えるくらいの金額です。
何となくの相場はあるけれど歯科によって金額の差もあるし。

自分の歯の状態に対してどれくらいの治療が必要かって、素人にはわからないわけだから言われるがままに払うしかない。
払い過ぎなのか、安過ぎて危ないのかって判断しにくい。

なので、治療と費用の説明を聞いて納得ができるかどうか。

4. 受付の人の対応、雰囲気

これは本当に大事。
受付の人の感じが悪かったり、対応が雑だったりする病院で良かった試しがない。医師とか歯科衛生士さんの腕ももちろん大切だけど、私が重視しているのは受付の人です。

病院も接客業、患者さんが「この病院いいな」と思うかどうかは受付から始まってると思うんです。

今通っている矯正歯科はこの4つのポイントを全て満たしているので決めました。

前述の通り、医師との相性はOK!

そして隣駅。何なら徒歩でも15分くらい。

治療費は定額制で毎月の治療費はなし。
事前の見積もりもわかりやすく、シンプルな料金体系。
治療終了後も3年は「歯の後戻り保証制度」があり、万が一後戻りしても無料で治療してくれる。

そして、決め手の半分くらいは受付対応の良さでした。
初回カウンセリングに行った時、受付の方が「実は私もここで矯正してるんですよ」と言って色々教えてくれました。
自社サービスを自分で使っているところも良いなと思ったし(社割的なことがあるかもだけど)、何よりも受付の方のLINEのやり取りが毎度秀逸。
スピード感がありながらさりげない気遣いや励ますような声がけがあったり、とても気持ちが良いのです。
しかも今のところ会ったことのある数名の受付の人、全員感じが良い。
C向けのサービスの対応として素晴らしいなと学ぶことも多い。

今のところワイヤー矯正を始めて4ヶ月目だけど、歯が動いてるのを見るのは結構楽しいです。
昔に比べてだいぶ器具が薄くなっているし、昔ほどの不快感もない。

コロナ禍のマスク文化で口元隠れることが多いから、見た目もさほど気にならない。
何よりもTHE思春期の頃と比べて、もう大人なので。
恥ずかしさへの耐性もついていますから。
誰も私の口元見てないよ、という図太さも手伝ってくれている。

カレーとか着色するものは食べないようにしていたり、何か食べたら5分以内に歯を磨きたい!となるので常に歯磨きしている感があるけど、綺麗な歯並びになるのが楽しみ!

唯一の痛手は治療費。
わかってはいたけど、イナバ物置に乗れるくらいの諭吉にさようなら。

しかも同時期に「毛」にも課金した私のへそくり口座は前代未聞の金額です。

けど、小綺麗な人になるためには、私の場合は歯科矯正が通過儀礼、ということにしています。



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