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15. リモートワークってラクなの!?

グッバイ6月。1年の半分が終わっただなんて。
前回のnoteから3ヶ月も経っているし(驚)

誰も興味ないかとは思いますが(笑)わたしの近況報告です。

前職を退職し、約半年の専業主婦期間を経てSNSの力を大いに借り、今現在わたしは社員700名がリモートワーカーであるキャスターという会社で再び派遣領域の仕事をしています。

在宅派遣という、働く人にとっては場所を選ばずにどこにいても派遣社員として在宅で働ける、人材不足で困っている企業にとっては、全国規模でスキルや経験のある人材を在宅の派遣社員として採用出来るという夢のようなサービスです♡ご興味のある方はお知らせください。

さて、わたし自身、社会人になってから15年以上、当たり前に満員電車に揺られ、往復3時間かけて会社に通うなんてこともザラの社会人生活でした。

そこに何の疑問も持たなかったのですが、以前勤めていた人材派遣会社で心底リモートワークの必要性を感じ(同じチームでワーキングマザーが多かったり、介護離職、妊娠中に体調が悪く出勤できないことから育休後の復帰に自信がなくなり退職とか、怪我して松葉杖で満員電車通勤で辛そうな人とか)何とか在宅勤務が取り入れられないか上司や部長に相談してみたものの、あえなく却下されたという経緯があります。

企業が在宅勤務を取り入れることのハードルの高さ。
セキュリティ、コンプラとかはわかるけど、在宅勤務が出来れば優秀な人材の離職を防げるのになあ…と感じながら、自分でも一度がっつりリモートワークを試してみたいと考えるようになりました。

オフィスで働くのと何が違う?
一部のひとだけが取り入れるような特別な働き方ではなくて、わたしみたいなフツーのひとがリモートワーク出来たら、誰でもできるんじゃない?

ラクそうだよね、リモートワーク

キャスターに転職してから、家族や友達、知人にフルリモートで働いてることを伝えると、

「え?営業、外回り行かなくてもいいの?!いいなー」

「出社しないの?家のこと出来るしいいね!」

「通勤時間もないし、会社のめんどくさい人間関係もないし、ラクそうでいいね。」

総じて、在宅勤務=ラクそうと思われているようでした。

全然ラクじゃないですよ、在宅勤務

家で働くって、内職的なイメージなんでしょうか??

実際にリモートワーク3ヶ月目のわたしですが、まず、リモートだろうが出社だろうがやっている仕事は一緒です。

むしろリモートの方が立ち上がりが大変でしたよ。

業務のやり取りは全てチャット

隣の人に話しかけるわけじゃないから、テキストだけで簡潔に伝わりやすいように文章を書くこと、タイピングスピード、複数のチャットルームで会話や業務が進んでいくので、マルチタスクのスキルも必要です。

わたし自身、顔を見て話すコミュニケーションは得意だと思っていたし、今まで社内外問わずメールのやり取りもしてきたのだから、チャットも別に問題ないっしょ!と楽観的でした。が、最初めちゃめちゃ苦戦しました。わたし、コミュ力ない!と愕然としたものです。

今でも、わたしのチャット上のコミュニケーションイケてないな〜と思う日も多いのだけど、社内でチャット上手な方のやり取りを眺めながら、自分にも取り入れるようにしています。

流れ行くチャットを見ながら優先順位を決めてタスクをさばいていく。

対面のコミュニケーションに頼れませんし、誰かが自分のことを見ていてくれる、管理してくれているわけではありません。
わからないことがあっても黙っていたら誰も教えてくれないし、自ら調べたり、解決策をとっていかないと、あっという間に置いてきぼりになります。

ついていけなかったら自然淘汰されるのがリモートワークかもしれません。

実績が全て。どう頑張ってるか、みたいなプロセスを評価されることはありませんし。(プロセスなんて誰にも見えてないですしね)

通勤時間がないから、社内の面倒な人間関係がないから、みたいな理由だけでリモートワークを始めると痛い目みますね、たぶん。

自分の当たり前が変わった

今働いているキャスターという会社は約700名がほぼリモートワークで成り立っている会社のため、対面で会えないことが障壁になることって…会わないと出来ないことって…一つも思い浮かびません。

ほんの1、2年前までは、電話はワンコールで取るべし、クライアント先に会いに行くことが第一、難しければ電話は絶対、メールだけで済ませるのは誠意がない、という環境にどっぷり浸かっていましたけれども。

今は、オフィス用の電話はないし、こちらから電話をかけることもほとんどありません。履歴が残るし、後から検索しやすいからチャット優先、メールのほうが面倒だなと思うこともあります。

そして、誠意や誠実さっていうのは、実績出すことかなーと。実績出てないのに対面で会う、電話で耳障りの良いこと話してもね…と、このわたしの変わりよう!

自分の今いる当たり前の環境は、他者にとっても同じように当たり前であるわけではありませんね。

好きな働き方を選べる時代に

今はリモートワークのわたしですが、出社型の職場も好きです。どこかへ旅行行ったときにお土産渡し合う文化とか(結構好き)、コピー機の前で「最近どうよ?」みたいななんの気ない会話があったり、自分が凹んでるときにさりげなく声をかけてくれるひとがいたり、同じオフィスにたくさんひとがいる物理的な一体感とかね。

リモートでも出社でも、仕事は仕事。

どちらも好きに選べるような自分に、時代に。



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