信用される人のひとつのルール
その人とだけの秘密を守れることって信用のストックが貯まるんです。
秘密と言ったら重たいかもなので別の言葉で表すなら、「約束」とか「内緒」とかになりますかね。他の人には知られたくない、ないしは他の人の口から知られたくない、知ってもらうなら自分の口で伝えたいことってあると思うんです。
外部からその秘密が漏れたら何か嫌な気分になりますよね?
「どうして知ってるの?」って。
そしてその秘密の出所を僕たちは知っているわけです。
つまり、秘密を漏らした犯人は特定可能なんです。
そして、その犯人の信用数値は激減する。
たとえば、昨夜仲良しのお客様Aさんと話していて出た話題。
僕もお客様も繋がりがある共通の仲間Bさんがいます。
そして、AさんにもBさんにもとある僕の公には晒していない秘密を話していました。僕的には信用持ちなふたりなので。
でも、その秘密を話したのは3人でいた時じゃないんですよね。
僕とAさんのふたりの時と、僕とBさんのふたりの時。
つまり、AさんとBさんが僕の秘密の話をする場面というのは本来あり得ないわけです。
ですが、Aさんは僕にこんな話をしてくれました。
「この前Bと飲んだんだけど、ニッシー(僕のあだ名)の秘密の話してたよ。内緒事だったんだよね?」
はい。内緒事です。
「言わないでくださいね?Bさんだから話したんですから」
とはっきり言いましたから。
でも、僕の秘密の話はBさん→Aさんへ伝わっていました。
その瞬間にBさんの信用数値は一気に空になったわけです。
笑点で言うなら「座布団全部持ってって!」状態です。
信用というのはお金と一緒で、貯めるのは長い年月が必要なものですが失うときは一瞬なんですよね。
そして、お金はまたバイトでも何でもして稼いで貯めなおすことができますが、信用はもう一度貯めなおすことがとても難しい。
結果、Bさんは僕だけじゃなくてAさんの信用も失ったわけです。
信用は連鎖反応もする敏感なものです。
その人とだけの秘密を守れることって信用のストックが貯まるんです。
難しいことじゃないと思うんですけどね。
守秘義務は守りましょうって話。
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