ピアサポーターが潰れる前に。

おはようございます。統合失調症の林山将佐です。今朝は寝起きで考えてしまいました。ピアサポーターが潰れてしまうかな…。と、予兆を感じました。

何故、ピアサポーターが潰れてしまうかは色々と研究者が考えて下さるので、この記事では林山なりの実感を書こうと思います。

先ず一つに「守秘義務という重さ」についてです。仕事の内容をネットに書いてはいけないと注意されますし、ケース共有できる相手も限られます。

次に「ファシリテーション技術」について悩むピアサポーターもいるかと思います。今の社会環境だとピアサポーターが何らか司会等の役割を担うことがあり、それで消耗すると思います。

第三に「何かと仕事が一人に集中する」ということもあります。健常者の専門職からすればピアサポーターはちょっと頼みやすいというか、お任せしやすいのです。そうなるとピアサポーターがてんてこ舞いになる可能性も高いです。


ではどうしたら良いのか…??というところまでは考えられませんけれども、一つ思うことは、ピアサポーター同士でよくミーティングすることだと思います。

ミーティングをすることで心の中のモヤモヤが緩和されることもあるだろうし、何か発見があるかも知れない。上記3点のような大変さについて先輩方のスキルでどうにかなるかも知れない。

…等々についてのミーティングが出来るならば、まだ有難い方かと思います。


ピアサポーターというものが活躍するにはなかなか既存の制度や概念では難しいこともあります。「当事者スタッフ」と呼ばれた頃と「ピアサポートワーカー」とか呼ばれる今とでは徐々に役割が違うと思います。

しかし、何を根拠としてピアサポートをするのか?については、各人の想うところがあります。また背景となることも違います。そう考えるとピアサポーター自身も結局はお互いがどう信頼関係を築けるかという課題は永遠のテーマです。


アラフォーになるおじさんとしては、そういう気掛かりがある寝起きでした。もうちょっと寝よう…。

我が国の弥栄を祈ります。