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"なんかいい人"じゃダメ(ハッカソン振り返り)

ちゃんと書こうとすると、いつまで経っても書かない気がするので、メモ的に書きます(途中から1人のつぶやきなのでですますも崩れます)。

こちらのイベントに参加しました。
予選だったんですが、残念ながら本選通過ならず。

プロダクト説明「コミュニティーバンド」


私たちが作ったものは「コミュニティーバンド」。

中小規模のコミュニティーでありがちな、運営側とメンバーとの距離を埋める。


運営側「こちらの発信は届いているか?メンバーのやる気はどうか?」
メンバー「(コミュニティー参加から)時間が経ってだれてきたなぁ」「自分ってこのコミュニティーにいる意味はあるんだろうか?」
直接運営側がメンバーに働きかけるにしてもある程度の人数になってくると把握しきれません。
そこで私たちのプロダクトでは「個人の活動を可視化」し、「運営側もそれを把握」できることを目指しました。

機能としては、
▶個人活動(SNS発信、チャット発言、記事投稿、イベント参加など)を全てデータにしてポイントをつける
▶個人は自分の活動をレーダーチャートで確認でき、コミュニティーにどれだけポイントが貯まっているか見られる
▶コミュニティーのLINEグループで意欲的な発言をするとbotが反応してくれる
▶運営も全メンバーのレーダーチャートが見られるので、個々のアドバイスがしやすい

プロダクトについての感想

正直今回はエンジニアの光岡さんと非エンジニアなのにつよつよのわたなべさんとのチームだったので技術がもっとこうだったらみたいなのはないです(私自身がもっと強かったらできるものの幅は広がったんだろうなというのはありますが)。
でも勝てなかった。

敗因?

どんな感じで審査が行われたかは分からないので、想像でしかないけど、挙げるとしたら大きく2つで。

  • 自分たちが思っているよりあるあるの課題感ではなかった?

  • 見せ方がもっとあった?

1つ目については十分ありえるかもしれない。大規模コミュニティーだったら個人のメンバーどうこうよりは「リーダーが何を発信するか」「全体として何をやっているか」が重要だろうし、小規模であれば可視化しなくても
各々が何をやっているか把握できる。

全ての発表が終わった時、誰もが自分のプロダクトを覚えているか?

2つ目を今回はもう少し掘り下げたい。特に予選通過プロダクトを見て感じたこと。60前後のチームが3分ずつプレゼンしていきずっと聞いているのは疲れてくるほどであったけど、予選通過したプロダクトは「あぁあれね」って印象に残っているものばかりだった。とぅんく(手が触れあって「あ!」ってのをWebで再現)なんてまさにそうで、ずっと頭に残っていた。
作るもの自体にインパクトをつけるのも1つの戦法だと思うし、それはそれでおもしろい(ちーろってぃさんのようなタイプ)。
「もっとおもしろいの作ればよかった」だとアイデア練ってた時間からやり直しになってしまうので、そうではなくてこのプロダクトの見せ方としてよかったのかを振り返る。

過去に戻れるならスライドを変える

今回プレゼンはわたなべさんにお願いしていて、伝えられるMAXを出し切っていただいたと思う。わたなべさんにお願いしてよかったと心から思った。
反省すべきはスライド。スライドは主に私が構成を先に考えてしまったので、他の方は細部修正という形。
"このプロダクトを使うことで見える未来"的なのが伝わらなかったなと。
例えば、
▶個人「お、今月は先月より頑張ったな!」と感じられる
▶コミュニティー「つながりポイントが少し下がっています。みんなでイベントに参加しましょう!」
ってなるんだよってとこもっと伝えたかったなと。架空のコミュニティーリーダー的キャラクターを作ってもよかったかもしれない。
こういう便利なシステムですというよい、"誰かが"助けてくれているという構図の方がイメージしやすい。
人間でいう「いい人どまり」じゃないけど、なんとなくよさそうみたいなのでは何も伝わらない。

「つくる」をゴールにしない。もっと大事な「見せる」

敗因?のところの「実は課題感刺さらないかも」って問題も、「見せ方」で解決すると思う。その課題知らない人でも「便利なことは分かった!」って思ってもらえるように見せないといけない。
今までのハッカソンと比べて、「どう見せるか」への貪欲さが少なかったかなと反省。普段はよわよわの自分が作ったプロダクトをいかに良く見せるか、ってところ実は必死だったりする。
しっかり見せないと作っているものは大したことないから。
今回は、他のお2人の技術があるから、プロダクトの良さはまぁ伝わるだろうくらいに考えていた自分がいる。負けて初めて気づいたけど。
プレゼンまでに形にできることは早い段階から見えていたし、そこの余裕から「これでどう勝負する!?」っていうハングリー精神みたいな強さを欠いてしまったんだと思う。

勝つぞ

次は勝つぞ。



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