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生活費を無収入でどうまなかうか(ファイナンシャルプランナーに相談する)

無収入の日々が始まりました。
今回は年間生活費(400万円)をどうまかなっていくかについての考えを述べたいと思います。
まず、いくつかお金を得る活動を開始しました。

【失業給付をもらう】
ハローワークに行ってきました。2023年最大のキャッシュインはおそらく雇用保険の失業給付です。しばらく四週に二回の求職活動が必要となります。FPやプログラミングなど受講料が無料の講座もあり興味津々です。私の場合、150日分の給付となり計124万円と見込んでいます。自己都合退職なので給付制限が2ヶ月あるため、給付開始は4月上旬になりそうです。
見込み:124万円

【地道なポイ活を開始する】
①クレジットカード
私のキャッシュレス決済は「モバイルスイカ」がメインです。今までは日常的に新幹線で出張していたので年間およそ4万円分のポイントを確保していましたが、今やそれも無くなりました。今回新たに「viewスイカ」カードを申し込み、買い物のクレジット払い、えきねっと、日常的な決済に使うモバイルスイカへのチャージなどを「JRE POINT」にまとめたいと思います。
年間見込み:2万円…

②デジタルスタンプラリー
市が行っている小売店支援のアプリに登録。1000円の買い物を4回することで2000円の昼飯が食えたりします。
2月まで利用上限2万円。
年間見込み:2万円…

【ブックオフ】
第三次断捨離を実施しました。書籍100冊、CD80枚、プラモ1個(一式陸上攻撃機・桜花付き)が候補。少しずつ現金化したいと思います。
見込み:4万円

【国民年金の先払い】
国民年金の加入手続きをしました。時間があるので区役所と年金事務所をハシゴし情報を入手しました。結果「口座振替で特に2年分まとめて前払いすれば最大限に割引かれる」と知りました。
夫婦ふたりの2年分の支払いは76万円になります。割引は4.5%ほどです。
見込み:3万円
しかし再就職の可能性があるかもしれないためこれはやめておきます。

失業給付金以外のほとんどは一過性の小遣い稼ぎにしかなりません。
このままでは全然生活費をまかなえません。
という訳で、

【ファイナンシャルプランナーに相談してみる】
前回想定外の現金(解約した財形貯蓄)が1月末に入金されると記載しました。1%で年間25万円income gainになるボリュームがあります。このお金の活用は株式投資で考えていましたが、他の金融資産とのバランスを鑑みて、全額投資すべきか考えあぐねていました。そこでファイナンシャルプランナーに相談してみることにしました。
全国各地にはNPO法人日本FP協会の支部があります。各地で「くらしとお金のFP相談室」を実施しています。50分の個別無料相談を受けました。

年輩のおふたりが対応してくれました。短い時間でしたが、非常に適切なアドバイスをしてもらい、とても満足しています。

【知って良かった知識や気づき】
①受給年金の額を間違えていた
65歳からの受給年金額は年金定期便の金額だと思っていましたが、定期便は最期まで勤めあげることを想定しています。よって、早期退職したことであと10年分の「厚生年金」部分の保険料の支払いが無いので年金は通知よりも減額となります。言われてみれば「そりゃそう」ですが通知の通りだとを信じきって、勘違いしていました。

②加給年金というものがある
私が65歳から年金を受給する場合、妻はその時点でまだ60歳で受給年齢に達していません。その5年間のギャップの穴埋めとして、手当的にもらえるのが「加給年金」です。これは厚生年金に20年以上加入していたことが条件になります。私は年金受給時期を繰り下げることで受給額を増やそうと思っていましたが、加給年金の受給を見込み繰り下げなくとも良さそうです。年間39万円×5年。要申請。

③年金繰り下げのプチ知識
年金繰り下げで受給額が増加することは知っていましたが「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」部分で分けて各々を繰り下げることが可能だとわかりました。その頃の経済状態次第ですが「(加給年金39万円の支給条件を得るため)65歳から厚生年金分の支給は受ける一方、基礎年金分は繰り下げて将来の受給額を増やしていく」といったことが可能になります。

【余裕資金は投資にまわす】
総資産から
①「生活資金」
②「65歳迄の10年間使う住宅などの大きな資金」
③「急な出費に備えるための資金(生活費の3ヶ月~1年分)」を差し引いたお金が
④使う予定がない「余裕資金」になります。
ふたりのFPさんによれば「ある程度自立できているので、解約した財形貯蓄は余裕資金として投資等に回してよいのでは」というアドバイスでした。
私の余裕資金額を算出をしてもらった結果、今月入る退職金と財形貯蓄のほとんどを投資に回せるということになりました。これで今月末に入る現金を投資に回す決心がつきました。
相談して良かったです。見逃していた知識や的確なアドバイスは、とても参考になりました。

【ふたりのFP氏の言葉】
FPさんからは「私は定年退職して、暇をもて余してしまい、資格を持っていたFPの仕事をすることにしました」
「私も同じです。社会との接点が必要でしたね」
「これから働かずに人生を楽しむのはとても羨ましいですが、金銭を追わない、余裕がある働き方もあるんじゃないでしょうか」といった言葉をいただきました。
まだ退職17日目の私はそのような心情にはなっていませんが、ゆくゆく何かしらの心の変化は起こると思っています。ふたりの本音トークも心に残りました。

【温泉ひきこもり作戦】
どんな投資をすべきか、これから温泉宿にひきこもって、じっくり投資計画を練りたいと思います(私はたまにこのようなひきこもりをやります)。

計画内容は追って報告させて頂きます。




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