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ついに現地へ!にわかラブライバー、神席を引き当てる

前回の記事では、図らずもラブライバーとなる前にライブの楽しみ方等を学ぶことが出来たという話で終わった。
今回の記事では、ラブライバーとなった私がついに現地参加を果たすに至った経緯を書き連ねていこうと思う。


Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~

ラブライブスーパースターを全話視聴し終えた私は、オープニングテーマを始めとしたLiella!の楽曲も気に入ったため、ついに楽曲の購入に踏み切っていた。
しかし、当時部屋の整理を進めていた私は部屋の中にこれ以上物を増やしたくなかったので、一貫して配信という形態で購入することにしていたのだ。
これは記事を書いている現在でも変わっておらず、他のシリーズを含め原則として配信で購入している。

そんな中で、CDを買おうか迷う瞬間がやってきた。
そう、時期はまさにLiella!のファーストライブツアーが始まる直前であり、当該ライブの最速先行抽選の申込券が封入されたCDやBlu-rayが発売されていた頃だったのである。

最初の頃こそ「アニメも曲も好きになったが、あくまでアニメだけ。ライブ参加はしない」というスタンスで居たのだが、ちょうどライブツアーが始まったという事に加えて、名古屋で公演をするとの情報が私の心を揺さぶったのである。

わざわざ遠方まで出向いてライブに参加しようとは思わないが、せっかく名古屋で公演をしてくれるというのだ。
試しにCD一枚くらいは買って抽選してみて、当たれば行ってみるという程度のスタンスで応募してみるのもいいのではないか。
そう思い、ついにCDを買って最速先行抽選の申込券を入手し、ライブの現地参加を試みるという方針転換を決意するに至ったわけである。


ノンフィクション

チケット獲得はノンフィクションになりませんでした
(最速先行抽選申込券が封入されていたCD)

さて、最速先行抽選の結果だが、見事に全落ちだった
半分は当たるのではないかという淡い期待を抱いていたからか、この結果は自分でも意外なほどショックを受けた記憶がある。
そもそも「当たれば」行くつもりであり、外れたら諦める位の心構えだったはずなのに、いつしか何としてでも行ってみたいと思うようになっていた

そういうわけで、当初は考えてもいなかった一般抽選にも応募してみたが、何とこちらも全落ちしてしまった。
何度も応募して落選した分だけ行きたくなっており、もはや意地だったのかもしれない

何の成果も得られませんでした
このメモリアルチケットは中々いいと思う

一般抽選にも全て落ちてしまったため、名古屋公演の現地参加は諦めた。
だからと言って他都市まで足を運ぶのは時間的にも厳しいことから、1stライブツアーの現地参加については断念した。

その代わりに東京公演と福岡公演を配信で視聴することに決め、初の配信参加を果たしたのだった。


Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~

1stライブツアーの名古屋公演に行けなかった事が尾を引き、何としてでもライブの現地参加をしたいと思っていた。
すると、2ndライブツアーは名古屋と横浜で開催されることが発表され、またしても名古屋で観られる機会が回ってきたのである。
いまだに名古屋飛ばしされがちな名古屋だが、全国2都市の一箇所に名古屋が選ばれるというのはまさに僥倖。
そのため、とりあえずラブライブスーパースターのBDを全巻購入して最速先行抽選申込券を取得し、全4公演中3公演(横浜公演Day2と名古屋公演両日)に応募したのだった。

1stライブツアーの際に一般抽選含め3度も抽選に落ちたという苦い経験から、可能な限り全ての公演に応募すると決めていた。
そういうわけで横浜公演も両日にしようか迷ったが、さすがに遠方まで出向いて両日参加するほどの熱意は無かったので断念した。

その後、抽選結果を確認してみると、まさかの全日当選という驚くべき結果が出ていたのだ
あれほど落選したのが嘘のようであり、拍子抜けしてしまった。

後で知ったが、どうやら会場の収容人数(いわゆるキャパ)が約4倍近くも違ったことによるようだ。
当然ながら収容人数が多いほど当選しやすいわけで、私が落選したのも無理はない。
比較してみると、1stライブの名古屋公演で使われた日本特殊陶業市民会館フォレストホールのキャパは2296名であるのに対し、2ndライブの名古屋公演で使われた日本ガイシホールのキャパは一万人であった。


ラブライブレード

ライブ現地参加においてはペンライトが必須であることを学んでいた私は、早速これを入手することにした。
ラブライブにおけるペンライトといえば、公式が販売するラブライブレードと呼ばれるものだ。
これは公演毎に販売されるもので、それぞれのメンバーカラーに切り替えることが出来ることから、ラブライブおいては必須アイテムと言っていいだろう。

2ndライブで代用

しかしながら、2nd公演のラブライブレードを購入しそびれてしまった私は、Amazonで転売されていた1stライブツアーのラブライブレードをやむなく購入する羽目になってしまった

とはいえ、私が買いそびれたのは決して怠慢からではない。
実は、公演グッズについてはラブライブのオンラインショップでの事前販売されており、あらかじめ注文しておけば公演日前に配送されるようになっている。

しかし、このグッズ注文の締め切り日が問題であり、なんと公演チケットの当落発表日よりも前に締め切られてしまうのだ。
落選したライブのブレードなど持っていても仕方ないと思ってしまう貧乏根性の染み付いた私の思考では、当落発表を待って注文するのが当たり前とばかり思っていたので、注文する決断を下すことが出来なかったのである。

なお、名古屋公演までには間に合ったことから、名古屋公演においてはちゃんと2ndライブ仕様のラブライブレードを用意して参加している。


横浜公演(ぴあアリーナMM・令和4年3月13日横浜Day2)

ライブで気になることと言えば、1にも2にも座席の位置が重要だろう。
これで全てが決まると言っても過言ではない。
私が記念すべき最初のラブライブ現地参加で引き当てた座席は、何と4階席だった。

位置的にはステージから座席方向を見た時に左手となる側で、遥か高所からステージを見下ろす形である。
あまりいい位置とは言い難いが、最初の現地参加ということもあり、生でパフォーマンスを観られた高揚感からか不満を感じることはなく、十分に楽しむことが出来た。

ステージの見え方はこんな感じ
おなじみのLiella!キッチンカー

名古屋公演(日本ガイシホール・令和4年4月2日及び3日名古屋両日)

横浜公演で現地参加を果たし、ラブライブの雰囲気というものを肌で感じて一ヶ月が経ち、いよいよ地元愛知での公演となった。

休日は原則として自家用車しか使わない主義なのだが、駐車場からの入出庫に伴う渋滞に巻き込まれる事などを忌避した結果、今回はJRを利用した。
そもそも今回の目的地である日本ガイシホールの最寄駅である笠寺駅は東海道線であり、東海道線の沿線に住んでいる私にとってわざわざ自家用車で向かうメリットはないという事情もある。
ただし、同じ名古屋市内であっても地下鉄等への乗り換えを要するような場所だったら、迷わず車で向かっていた事だろう。

一つ文句があるとすれば、笠寺駅の構造だ。
あまりにも狭すぎるのである
大規模イベントが開催される最寄駅とは思えないほどホームが狭く、大量の人間が降車する際等に流れるアナウンスがやかましい。
あれこれ乗客に言う前に、ホームの拡幅等の改良工事をして欲しいものである

奥に見えるスーパー銭湯「湯~とぴあ宝」は、ライブ前の時間つぶしにちょうどよい

また、駐車場の容量そのものについても心配していたのだが、ご覧のとおり十分すぎるほど余裕があるため、その点においては自家用車で行っても支障は無かっただろう。
こんな大規模な平面駐車場は東京や横浜、あるいは大阪などの会場では用意できないであろう事を踏まえると、自動車大国たる愛知に住んでいることを幸運に思わずにはいられない
名古屋はええよ!

ダイヤちゃんの痛車が素晴らしかったので、撮影してしまった
Liella!のパイセングループ「Aqours」のサインを発見!

さて、肝心の座席だが、Day1ではセンターステージより少し距離がある席だった。
最初の横浜公演で四階席だったことを思えば良い席なのだが、アリーナ席というのは周りよりも背が低かったりすると埋もれて見えにくくなってしまう恐れがある。
そのため、自分の近くにノッポが来ないことを祈るばかりだった

まあ、悪くないだろう

そしてもう一つ、Day2の座席も初日に確認しておくことにした。
Day2の座席は「D3ブロック12列12番」であり、どうせ隅にあるハズレの席だろうと勝手に思っていたのだが、これが実にとんでもない席だったのだ
下図の座席表を見れば、その理由が分かるだろう。

座席配置

…お分かりいただけただろうか。
そう、D3ブロックというのは、なんとセンターステージ真横のブロックだったのだ
しかし、奇跡はこれだけでは終わらない。
この12列12番という席は…

化粧の濃さもよくわかります

…ここである。
センターステージの真ん前、キャストとの距離が数メートルという神席とも言うべき最高の座席だったのだ
ステージのモニタを観ずともキャストの表情を観ることが出来て、視界一杯にLiella!のメンバーをおさめることが出来るという至福のポジションに他ならない。
令和4年の運を使い切ったのかと思うくらいの引きの良さに、終始興奮していたのだった。


配信でライブの予習をして横浜公演で現地参加を体験し、名古屋公演にて神席を引き当てる。
率直に言って、駆け出しのにわかラブライバーにとってはこれ以上無いほどの幸運に恵まれていると思う
斯様な成功体験をしてしまうと、この先もまたライブへ行きたくなるのは道理というものだろう。

このようにして、ライブの現地参加という経験を通じて一層ラブライバーとしてラブライブというコンテンツにのめり込んで行ったというわけである。

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