見出し画像

ドライブパスを活用せよ!夏の中国三県弾丸ツアーの開幕だ!!②【出雲大社編】

日本には数多の神社が存在するが、その中でも誰しもがその名を知る超有名な神社の一つが出雲大社だろう。
10月の神在月には全国の神様が集うという非常に歴史が深い神社であり、かねてから一度訪れてみたいと思っていた場所だ。

2日目(7月17日)

玉造温泉保性館を出発して国道9号を西進していくと、右側に宍道湖が見える。
レイクビューのドライブから始まる気持ちのよい朝だ。

宍道ICから山陰自動車道で進入して走行していたところ、ガソリンを給油していなかった事に気付く。
ガソリンの残量を見る限り出雲大社までは行けるとは思うが、念のため給油することにした。

そこで、出雲ICよりも手前の斐川ICから一旦退出して給油を行い、再度同ICから進入したわけであるが、このように高速道路から一旦退出するという選択肢を気軽に選ぶことが出来るのがドライブパスの長所だと言える。
早くもドライブパスの恩恵を感じた二日目の朝だった。


出雲大社

観光地の神社はどこでもそうだが、ここも例に漏れず参道の両横には商店が立ち並び、連休ならではの賑わいを見せていた。
また、参道の道路が通常のアスファルト舗装ではなく、コンクリートブロックを敷き詰めたような舗装になっていた。
小さなことではあるが、道路一つにも和を意識させる行政の配慮を感じる。

参道

出雲大社前にあるスターバックスだが、街の景観に配慮して落ち着いた色合いと屋根瓦で建てられていた。


勢溜の鳥居

この大きな鳥居は出雲大社の入口にあり、勢溜せいだまりの鳥居と呼ばれるものだそうだ。


拝殿

巨大なしめ縄が目を引くこの場所こそ、出雲大社の拝殿だ。
そう、これは本殿ではないのである。
本殿はこの拝殿の後ろにあり、通常の参拝者は立入禁止となっている。


本殿

この茶色の建造物に囲まれた内部に本殿が存在しているそうだが、先述のとおり中に入ることは出来ない。

塀内部にそびえ立つこの巨大な建造物こそが、出雲大社の本殿に他ならない。
あいにく後ろからしか見えないが、ここで手を合わせて行く人は多かった。

近くには手を合わせて本殿を拝むうさぎの石像が多数あり、大層可愛らしい。
これらのうさぎは神話にある因幡の白兎に由来するものだそうで、様々な経緯で寄付等されているようだ。

拝むうさぎ

神楽殿

こちらは「神楽殿」と呼ばれる建物だそうで、こちらにも同様に巨大なしめ縄が備え付けられている。

ここにもうさぎが…

青海島観光汽船について

結論から書いてしまおう。
午後からの目的だった青海島の観光船には、結局乗ることが出来なかったのだ

出雲大社に行ったところまでは順調だったのだが、ここからが問題だった。
次の目的地は山口県長門市の青海島という島で、そこで遊覧船に乗ることを二日目のメインイベントとして決めていたのである。

さて、出雲大社から青海島までの距離と所要時間をGoogleマップで調べたところ、およそ220キロ時間にして4時間を要する長距離ドライブだそうだ。
ここで、写真の撮影時刻と位置からあらためて計算してみよう。

道の駅キララ多伎で休憩した際に撮影した写真の時刻は午前11時53分であり、ここから青海島観光汽船までの距離と所要時間を計算すると、およそ200キロ、3時間半の所要時間という結果が出た。
ノンストップで一切迷わなければ午後3時半過ぎには到着する計算なのだが、当然ながらリアルのドライブはそうも簡単にはいかない。
ましてや一度も走ったことのないアウェイである。
休憩もすれば、時には少し道を間違えることもある。
それを踏まえて30分程度加算すると、それだけでもう午後4時を越してしまうのだ

何となく察した方もいるかもしれないが、実は青海島観光汽船の最終便の出港時刻は午後4時だった
そうであるにもかかわらず、なぜか私は午後5時までに到着すればいいと考えていた
最終便の出港時刻が何時であるかについての前提となる情報が誤った状態で計画を立てているのだから、観光船の出港に間に合うわけがない。
完全に下調べが足りていなかったというわけである

失敗談をつらつらと書き連ねたが、山口までの道中で美しい風景も観ることが出来た。
道の駅を中心に、部分的に上げていこうと思う。

道の駅キララ多伎付近
道の駅ロード銀山
浜田マリン大橋
道の駅ゆうひパーク浜田

長門温泉

この日の宿は、長門市にある長門温泉だ。
街の中央に川が流れている温泉街らしい場所で、街の雰囲気もよい。

いいお部屋でした
一度飲んでみたかった獺祭。たしかに美味しかった…
あの平屋みたいなのが星野リゾートらしい
冷蔵庫は見たことがない古さだった…

中国弾丸ツアーも残り一日を残すのみとなった。
紙幅も尽きたところで、三日目は次の記事で書くとしよう。

余談だが、山口県内には普通の民家でもシャチホコがついている家がかなり多くあった。
土地柄なのだろうが、どういう由来なのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?