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声フェチと、おとなガーリー

フォロワーさんの投稿を拝見して書きたくなったことを綴ります。

ものぐさしんちゃんさん、ありがとうございます!


相手が素敵だなぁと思ったら思わず伝えたくなる。

本当に伝えるかどうかは時と場合によりそうだけど、
私もこの気持ち、よ~くわかるのでした。

邪な気持ちではなく、ただ純粋に「感動を伝えたい」みたいな感じ。
女子の皆様は警戒すること必至でしょうが…。

見知らぬ人に対してじゃなくって、夫婦間や恋人どうしであれば、
きっとこれって伝えた方がいいこと?ですよね。

「好き」と言葉できちんと伝える大切さと同じように。


以前も書きましたが、私は「しゃべる」ほうのドライバーでした。

もちろん「話かけんな」オーラが出ている人には黙ってましたよ。


こんな人たちにはそもそも話しかけないし(笑)


タクシードライバーに話しかけてほしくない、静かに目的地まで行ってくれればいい

という方もけっこういらっしゃると思います。

一方で以前も書いたと思いますが、大丈夫?ってほどにいろいろ話してくるかたも結構いらっしゃいます。

タクシーの車内ってその人の「素のまま」が出やすいと思うんですよね。

一期一会だし(長年同じエリアで仕事してると何度か巡り会うことはある)、

密室で他に誰も聞いてないし、
ルームミラー見なければ目線も合わないし。

教会の懺悔するとこ?ではないけど、二度と会わないだろうおっさんに、
愚痴とか不満とか悩みとか、普段溜めてることを話したかったのかなぁ。

一方的に話す人も居れば、反応を求める人も居る。

そういう意味でいうと、わたしの場合、その人のファッションとか、
髪型とかではなく「声」や「話し方」が気になってました。

そんな私が、実際にお客さんに言ってしまったタクシー時代の3選をお話します。


ある男性が車内で口ずさみ始めた歌がめっちゃいい曲で、

我慢できなくなって


「それって誰の歌ですか?」


と聞いてしまったことがあります。


「いいだろ、これ。斉藤和義の"歌うたいのバラッド"って曲だよ」
「めっちゃいいです!」

と、そのあとお客さんの家まで延々と二人して歌いながら過ごしました(笑)

おかげで、歌うたいのバラッドをすっかり歌えるようになり、
斉藤和義さんも知ることができ、

ついでにいうと
「普段、お時間ある時は何をされてますか?」
と聞かれ、
「エロ動画見てますね」
と答えてたインタビューを見て、大ファンになりました(笑)

最高です。

ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが、知らないよって方は良かったら。



話し言葉では、こんなことがありました。

ある若いカップルが乗ってきて、

「空いてるホテルまで行ってください」

と、まぁラブホなんですけど、新宿なのか池袋なのか渋谷なのか、
はたまた目黒エンペラーなのか、エリアも場所も決まってない、
どうも東京の土地勘がまったく無さそうな二人。


「田舎から出てきたんだろうなぁ」と思って、とりあえず、
「空室」巡りを始めたんですが、


二人が後ろで会話をしている言葉が、どうも懐かしい。
もしかしたら、と思って

「○○出身ですか?」

と、この時も思わず聞いてしまい、


「えっ?!そうですけど…。なんでわかったんですか?」
「私も同郷なんで。なんか懐かしいなぁと聞いてて、言葉が」


「ええっ!そうなんですね!方言出てます?(笑)」
「出とる出とる(笑)方言しか出とらん(笑)」


と、一気に親密に。


「○○から出てきて都内でタクシーやってるんですか?」

厳密に言えばそうではないが、そこは合わせて

「そうなんですよ、◇◇の車校で免許とって、今じゃ首都高も完璧っすよ」


と話すと、なんと、その二人もまったく同じ地域の方たちで。
話が盛り上がる盛り上がる(笑)


週末と言うこともあり、なかなか「空室」が見つからず、
ようやく見つかった時には、結構料金があがってしまっていて、

なんかかわいそうになってしまい、

「同郷のよしみで奢る!」

と調子にのって自腹しちゃいました。
納金の時に少し後悔しましたけど(笑)、

田舎から出てきた若い二人がラブホで節約してるのがしのびなく、
ここは同県人の年長者として面倒見なきゃいかん!

と、変な愛故郷心があったんだと思います。


最後に「


ある女性のお客さん。

一言二言短い会話を交わしただけだったんですが、
その「声」がすごく印象深かったんです。


アニメの声優さんみたいな特徴があるわけでもないんだけど、
非常に聞き取りやすい不思議な声質。


声量はむしろ小さいほうだったのに、スーッと言葉が入ってきて
とても心地よかったんですね。


女性のお客さんには気をつけて対応しないと、なかなか厄介なことになるんですが、
そのときも私は、つい聞いてしまいました。


「お客さん、声のお仕事されてます?」


今思うとなかなか紙一重で危ねぇな、この発言…。


するとお客さんが


「えっ?どうしてですか?」


と反応してくれたので、


「すいません。すごく聞き取りやすいし、滑舌もいいし、素敵な声だなぁと思って」


と素直に話しました。

「ふふっ、初めて言われました(笑)レコチョクってご存知ですか?」
「あの、携帯の?」

「そう、あの声、ワタシなんです」
「ええっ?!ほんとにプロの方だったんですね!失礼しました。」

「運転手さんの声も素敵ですよ」

なんてお世辞を言っていただいたのですが、

目覚ましに使いたいのでもう一度今の台詞お願いします!

とまでは流石に言えませんでした。

やっぱりプロの方の声というのは、オーラもあるし、ちがうもんなんだなぁ
とひとり納得した出来事でした。

ちなみに私はいわゆるアニメ声も好きだし、
酒枯れしたハスキーな女性の声も大好きだし、

とりたてて「声フェチ」ってほどのことはない、節操なしですが、

レコチョクの女性の声は「あっ…この声はすごい」と一聴してわかったほど、

ちょっと群を抜いて違って聴こえました。


ものぐさしんちゃんさんの投稿で書かれている
ファッションや髪型が似合っていて素敵だなぁ
思った女性もひとりだけ記憶に残った方がいらっしゃいます。

それはただ単純に私の好みにドストライクだっただけかもしれませんが(笑)

女性の上司と二人で社に戻るところだった様子のその方。

上司の女性は完全無比、一分の隙もないデキル系の人。
例えるなら「女王の教室」の天海祐希さんのようなイメージ。

部下の女性をずーっと叱り続けていて、それほど辛辣ではなかったけど、
言葉尻はきつく理路整然と叱ってました。

部下の女性はぽわーんとした方で、生き馬の目を抜くような業界には厳しそうな(仕事は知らんけど笑)
のんびりオーラが溢れてる天然ぽい人。

本人の必死さは伝わってくるし、頑張っている様子も
かわいそうなほど、伝わってくる…。

けど、如何せんほんわかオーラが強すぎる。

上司の黒髪ショートに対して、ボッサボサにも見えるロングヘアー。
小鳥を3羽くらい飼えそうな・・・。
例えですよ例え(笑)

服装は…。女性のファッションはまったく疎いので調べてみた。

このサイトで例えるなら、
おとな女子系ファッションが一番近い…と思う。
他のサイトでも調べたけど大人ガーリー?みたいな感じ?

よく理解せずに使ってますが😁

支払いを済ませ、荷物をいっぱい抱えて、
颯爽と先を行く上司にパタパタと急ぎ足で向かう途中で、
こちらを振り返り、ペコッとお辞儀をして行かれたのは

「お騒がせしてすいませんでした」

のペコッだったと思うんだけど、もう全力で応援したくなるような。
かわいらしい女性でした。

あざといとかじゃないんですよ。素です、素(知らんけど)
性格の可愛らしさに癒される!

と、めっちゃ擁護しますけど(笑)

その方の髪型やファッションが、無理してなくて自然で
よく似合ってて素敵だなぁと思った次第でございます…。

なんだか締まりが悪いな、なんでだ?😅


いつも通り?画伯のぶっ飛び画像ボツ作品でお茶を濁します。

お題は、

タクシーの車内、運転する渋いオヤジと後部座席の微笑む美人。窓のそとは町のネオン。


奥に見えるタクシーと運転手でかろうじて「タクシー」ワードはクリアしてますが、
これじゃただの渋いオヤジと美女のドライブ(笑)
しかも運転してるのは美女のほうだし。
なんか笑顔が感じ悪い、二人とも(笑)なぜだろう?上からだから?
奥に居るタクシードライバーの笑顔の方がよっぽどいいわ。



惜しい!助手席に美女ではない。
後部座席ないし(笑)ツーシーターのタクシーか?

「笑顔で運転しなさい」
「は、はい・・・」

と、S女とM男のシーンにも見えてくる。
おっさんの顔が引きつって見えるのは私だけだろーか。

ちなみに私のタクシーの助手席に単身のお客さんで乗ったことがあるのは
2丁目のオネェの方数名のみ。


もっとも、とっ散らかった画像がこれ(笑)
左のミニスカポリスは誰やねん!
ドライバーはどこ行った!
み、右はちょっと好み…手首の辺りが。
ていうか、コスプレスナック(ある?そんなの笑)でご満悦のオヤジにしか見えん。


ところでみなさま、覚えていますか?この真ん中のデレデレオヤジ。


こちらのマッチョの老後っぽくないっすか?
似てません?

この女将(そういう指定だった)もたいがい意味がわからんな、見れば見るほど。
なんのピースやねん!指、さすな!


心をキレイにして改めて後半2枚の画像を見ていたら、

温泉で出会った筋肉オヤジと旅館の女将がこの一枚をきっかけに恋に落ち、
二人は目出度く結ばれた物語が私の中で生まれた。

娘二人に恵まれ、姉は幼い頃から正義感の強い子で、念願の警察官となり、
都内屈指の繁盛署、新宿警察署に配属されて思う存分手腕を発揮している。

妹は気の優しい清楚な子に育ち、家業の旅館を継ぐべく女将修行中である。
才女でもある妹は英会話も堪能で、今後は外国客も視野に入れて旅館のグローバル化を夢見ている。

そんな娘二人が父の還暦祝いに都内の観光タクシー巡りをしている心温まる一枚・・・・に見えないこともない。

女将?
タイミング悪く団体客の予約が入ってしまい、一人旅館に残って奮闘中である。


コスプレスナックなどと最初に思い浮かべてしまう汚れた大人になった自分。
嫌いじゃないんだけどね(笑)


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