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映画 PERFECT DAYS 考察−01。 

こんばんは michi★★★です。
普段はデジカメ散歩をしています。
花がきれいな風景や野鳥撮影
そして美術館や博物館にも行きます。
さらに たまに鑑賞した映画の考察や感想などもやってます。

まだ一回しか鑑賞していませんが
映画《PERFECT DAYS》の感想や考察を
はじめたいと思います。
毎度のことですが映画考察Youtuberさん
たちが語らない独自の感想考察記事です。

本当に久しぶりに日比谷シャンテシネで
鑑賞しました。

平山さんの日常を描く


平山さんのアパートです。

映画《 PERFECT DAYS 》は
東京スカイツリー近くのアパートで暮らす
役所広司さん演じる
渋谷区のデザイナーズ公衆トイレ清掃員
平山さんの日常を淡々と描いています。

箒の掃く音が聞こえてきます。

まずこの作品 驚いたのは
劇映画なのにドキュメンタリー映画の
ような感じがすることです。
鑑賞後にロケ地めぐりをしたのですが
映画に登場したシーンが
ほとんどそのまま 現れます。

例えば 冒頭 早朝のシーン
老婦人が神社横の通りを箒で掃除します
その音で平山さんは目覚めるのですが
凄くリアルなんです。
絶対に箒の音が聞こえる距離なんです。

もしかしたら
このアパートに平山さんは
いるんじゃないか…
そんな感じを覚えました。

映画そのままのロケーションです。

平山さん、タカシ、アヤちゃん そして でらちゃん。

映画《PERFECT DAYS》は
渋谷区にあるデザイナーズ公衆トイレの
清掃員平山さんには同僚がいます。
柄本時生さん演じるタカシです。
そのタカシにはなんとしても
落としたい女性で
アオイヤマダさん演じる
アヤちゃんがいます。

この登場人物たちをしっかり見ないと
映画《 PERFECT DAYS 》が描き出す
本当の真実に辿り着けません。

アヤちゃんは男です。

アオイヤマダさん演じるアヤちゃんは
男です。まだギリギリ男の状態です。
そんなアヤちゃんを分かった上で
タカシは果敢にアプローチします。

そして タカシはASDスペクトラム症です。
10点中何点が口癖のタカシ…
この変ないい回しにASDスペクトラム症を
感じます。

話は逸れますが柄本時生さんのお兄さん
柄本佑さんが演じた映画《シン・仮面ライダー》の仮面ライダー第2号一文市隼人が
何度も言う
これで心スッキリだ!!と同じです。
さらにタカシは…

女です。

平山さんの同僚タカシは女性です。
タカシもまたアヤちゃん同様ギリギリ女の
状態です。
最後の施術までいっていません

びっくりしましたか…
こんな記事書くのは私くらいでしょう。
嫌にならないで読んでください。

柄本佑・時生さん兄弟は奇しくも
外見は男性ですが、アソコは女性という
肉体になります。
唯一違うのは、お兄さん一文字隼人は
生まれつきの悲しい肉体
に対して弟タカシは
肉体に関してはなんら問題のない
女性でした …

アヤが女になるなら
私は男になる…

悲劇の始まりです。

でらちゃんの初恋相手はタカシです。

タカシが女性であるというのは
ダウン症俳優の吉田葵さん演じる でらちゃん
の行動で分かります。
でらちゃんは女性としてのタカシが好きです。タカシはでらちゃんの初恋の女性です。
でらちゃんはタカシの耳が大好きです。
でらちゃんはタカシの耳(形状)に女性を
感じます。

次回は

平山さんの仕事につきまして
考えてみたいと思います。
はあ 何いってんだ!!
平山さんの仕事は渋谷のデザイナーズトイレの清掃だろ!!
はい それは表の仕事で実はもうひとつあるんです。

映画《 PERFECT DAYS 》は劇映画(フィクション)でありながらドキュメンタリー(ノンフィクション)のような映画…

そして もうひとつ
素晴らしいおとぎ話(ファンタジー)でも
あります。
まだ2回しか鑑賞していませんが
可能な限り何度も観て考察をしていきたいと
思います。

映画考察Youtuberでは決して辿り着けないであろう攻めた考察記事にしますので
よろしくお願いします。

最後までありがとうございました。

続きます。


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