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美術館でファッション。


こんにちは!!
9月20日(水)港区六本木 国立新美術館
で開催されました
《イヴ・サンローラン 時を超えるスタイル》
を鑑賞してきました。
なんと開催初日の朝一番です。

最近知ったのですが 美術館でファッション
面白いです。

事前にチケット購入でラクラク入館です。

ただちょっと不安の
イヴ・サンローラン展 …
では入館!!

あ〜 不安的中です。

音声ガイドを利用するお客さんの
会場入口渋滞!!😄
で、音声ガイドを利用すると順番通りに
最初から鑑賞したいのかな…
入口が混み合います。

なので
今回も撮影可の会場へ直行です。


撮影OKはここだけでした。

毎度のことですが、メイン展示室直行は
ありですね。
空いている空間をほぼ独り占めです。
撮影はここだけです。
想定内です。
別に写真撮るために来ているのてはありません。
でも ちょっと残念ですね。

では撮影OKの《アーティストへのオマージュ》です。

モンドリアンへのオマージュ

これは分かります。
モンドリアンだ。

パブロ・ピカソへのオマージュ

なるほど

ポップアートへのオマージュ
ブラックへのオマージュ
マチスかな …

ボナールかな …

う〜ん
もっと一目瞭然な展示に
して欲しかったです。
というのもイヴ・サンローランさん
絵がうまい!!
そして芸術家への造詣も素晴らしい。
これらのドレスをデザインするにあたってのスケッチ画が良いのでびっくりしました。

ビカソ、モンドリアン、ブラックなどの
作品も複製で構わないので、あって良かったかな…と感じました。

実は、私の不安はここでした。
ちょっと淡白なんです。

 

実はですね

良かったんですよ!!

2021年にやはり国立新美術館で開催された
ファッション イン ジャパンという展覧会がありました。で今回のイヴ・サンローラン展は
このファッション イン ジャパンの焼き直しのような構成でした。

私の感想ですが
戦後から現代までの日本のファッションの流れを表現したファッション イン ジャパンと
芸術家に深い造詣の気持ちを持って数々のドレスを作り続けたアーティスト
イヴ・サンローランが
同じような構成には絶対にならないと
思います。厳しい表現ですが
そんなに考えずに前回と同じようにしても
たくさんのお客さんが来るから大丈夫!!というふうに見えてしまいました。

こんなふうに感じてしまうのは
今年1月に東京都現代美術館で開催された
《 クリスチャンディオール 夢のクチュリエ 》が凄過ぎたので仕方ないのですが…😃
規模もかけている予算も違いますから…
それでもアイデア次第でもっともっと素晴らしい《 イヴ・サンローラン展 》に
なったと思います。

今年1月12日の東京都現代美術館で
鑑賞しました《クリスチャンディオール、
夢のクチュリエ》です。
パリ、ロンドン、ニューヨークと
世界巡回した大展覧会!!
満を持しての東京開催でした。
負けられない!!
そんな東京都現代美術館の
気迫を感じました。

いくつか写真をまとめました。

東京都現代美術館全体を
ひとつの日本庭園に見立てた
東京限定構成です。
見事でした。


巨大な東京都現代美術館、全フロア
ぶち抜きの巨大インスタレーション!!
圧巻でした。

世界のセレブたちが着たディオールの
展示会場では
なんと本物のアンディ・ウォーホルが!!
たくさんの現代アートを所蔵している
東京都現代美術館ならではの展示です。

ドレスや靴、バッグ、アクセサリー
一緒にして色でまとめたお洒落な展示。


ファッションと同じくらい
背景芸術が凄い!!
これは彫刻家イサム・ノグチの
《光の彫刻のイメージ》を
日本庭園に見立て
日本庭園を愛したクリスチャンディオールを
への思いを伝えます。


お疲れさまでした。

珍しく辛口の感想記事となってしまいました。国立新美術館は美術館となっていますが
所蔵品を持っていないので正式には美術館ではありません。ですので、いろんな成約が
あるのは仕方ないと思います。 
それでも今回はちょっと淡白だったかな

最後までありがとうございました。



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